ガラルダ神父さま 土曜入門講座・聖書研究会 カトリック麹町 聖イグナチオ教会  †St.Ignatius Church†

キリスト教への理解を深め イエスさまの愛と救いを学ぶ 聖書のわかりやすい箇所を読み生きる愛するという意味を考えます

†2008年10月4日講義録†

2008年10月04日 | 講義録
イザヤ書5章1~7節ぶどう畑の歌
マタイによる福音書21章33~43節「ぶどう畑と農夫」のたとえ

ぶどう畑とは
①イスラエル
②教会
③人間の心 のこと。

神が私の心であるぶどう畑で良いぶどうを植えたのに、何故すっぱいぶうが生まれたのか?

○2人の息子のたとえ(長男は悔い改めた、弟は悔い改めなかった→ヨハネを受け入れないなど)
○婚姻の披露宴のたとえ
○悪い農夫のたとえ(今日の福音)

捨てられた隅の親石が、真ん中で全てを支える
→この隅の親石こそが、イエス・キリスト

しもべは預言者たちのこと
息子はイエス・キリストである。

A・マチャド(スペインの詩人)
「風が私の庭に来てジャスミンを持ってきて、バラの香りを運んで行く」
(庭は私の心)

年を取ると、自分が普段考えること、普段することは自分の行いによって、自分になってくる。

人の心は、エゴイズム、自惚れ、妬み、不信感、不満などで暗くなる
→テサロニケ5章「いつも喜んでいなさい、絶えず祈りなさい、どんなことにも感謝しなさい」

どうすれ良いか?

「精霊を消さないでイエスを常に隅の親石にする」

YAHVEは「命そのものであり、生きる存在であり、私たちを愛して下さる」

肺の底まで入って、永遠の命を感じさせて下さる

人間の苦しみと神の愛について
イエスさまは、全能の父である神という

信じる人は信仰をすてる
信じない人は不信仰の確認

神さまに対する二元論
「苦しみは悪魔のせいで、喜びは神様という考え方」

アルベール・カミュ
「私たちの制度を作るのを私たちに任せてくれれば、もっと良い制度を作った」

キリストが一緒に苦しんで下さるので、人間の自然法則から幸せを自分で作る

神さまは人間に自由を与えた

イマヌエル・カント
「神さまは既に作られた幸せを人間に与えたのではない、自由と理性を与えられた」→自分の自由を理性を、正しく使って自由や幸せを掴む

キリストの苦しみに対する態度から学ぶ
①自分が苦しんでいる時に、何故と質問しない
②不幸は天罰では無い
③人の苦しみを癒す

苦しみを無くしたいという姿勢→苦しんでいる人は幸いである

イエスさまの判官びいきは、同情から生まれる
「貧しい人、苦しんでいるいる人は幸いである」

キリストの価値観は不幸は罪であり、幸せは愛
貧しい人は、愛に近いので幸いである

貧しい人、苦しんでいる人は、謙遜になる、感謝の気持ちは愛に近い

①謙遜は愛に近い、
②感謝の気持ちが深くなる
③苦しんでる人は共感できる
④忍耐力ができる

人間関係には忍耐が必要、忍耐力が無ければダメ

マタイ7章、ルカ5章に学ぶ
謙遜な姿勢→綺麗な心の貧しい人は幸いである

心の綺麗な人は、外から入って来るものを良くすることができる

アローモ
「アンデス山脈で自分の苦しみを花にしてくれた」→心が綺麗だから感じられる

何故キリストを信じるのか

①信じたければ信じる
②信じたくなければ、信じない

キリストの生き方は、素晴らしい、好き。今は説明が無いが信じたい、何時か分かる。思い込みでは無く、信じたい人は、幸いである

11月 1日(休講)*ハロハロ会のコンサートがあります
11月 8日(入門式)17時~マリア聖堂
11月22日(休講)
11月30日(志願式)10時30分~教会合同(主聖堂)にて

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