センター試験

正月気分もすっかり抜けたところで、気分一新またこのブログの更新に精を出そうと思います。

昨年１１月あたりからの＜困ったこと＞も年末にはすっかり解決して、気分も軽やかになっていたのですが、まずは当時心配して下さったみなさんにこのご報告とお礼をいたします。ご心配ありがとうございました。



さて生活習慣とは恐ろしいもので、休日でもいつもの時間に目が覚めてしまいます。前の晩でさえ、今晩は読書でもして夜更かししよう、なんて思っても２２時までは＜電池＞が持たない僕なのです。
そんなわけで今朝も、目ざまし時計はOFFにしていたものの、６時にはもう寝ていられなくて、まだ家族が寝静まっている時間に１人新聞を読んでいました。

今朝の新聞には「センター試験」の問題・回答が掲載されており、とりあえず朝から「英語」「国語」（僕は文系出身なので）の問題を解き始めたのです。
紙上の印刷が細かくて読み辛かったのですが少しづつ回答を進めて行きました。


「英語」は「リスニング」もあるのですが「印刷された音声」を読んで回答することはあまり意味の無いことなのでざっと終わらせて本来の「英語」を解いてみました。
センター試験は基本的には高校３年生を対象にしている試験なので、みなさんもちょっと過去を思い返してもらえれば見当がつくと思うのですが、それほど高度な設問ではないはずです。
なのに毎年、センター試験問題を見て思うのですが、アメリカその他の国々で日常使われているであろう英会話以上の難しさ（現実の英語とのかい離）に愕然とするのです。

本来「言葉」とは＜聞いて話すこと＞がまず第一で、＜読み書き＞はその後に自然に続いていくものであっていいと思います。それが日本の英語教育は今でこそ申し訳なかったかのように＜会話＞を授業に取り入れ始めたとはいうものの、まだまだ会話を教える教員の数・質ともに不足がちで、外国の空港に降り立った時にすぐに使える英語というものを高校３年生レベルではまだ習得できていないのが現実でしょう。
それなのにもう一方の現実である入試（センター試験など）レベルは依然として他人を追い落とすための勉強の成果を見るためのものであることが否応なしに感じられて＜受験戦争＞＜受験勉強＞などの言葉と共にとても不快に思います。

このような難しい問題を解けなくても、実際に英語圏で一か月も生活すれば若い人たちならばすぐに順応できる程度のことなのに、入試の英語をパスした若者が街で外国人に道を聞かれておどおどする様を何度となく目にして、日本の英語教育の矛盾を感じるのです。

で、センター試験、それほど苦にならずにさっと終わらせました。
文脈から単語を並べ替える問題など生の英語を感じ取れる設問もありましたが、全体的にあまり生き生きとした英語ではないところに大いに不満でした。

「国語」は面白いというか興味深い設問が見られました。しかし回答するとなるととても選択に微妙な部分が多く、言いかえるとちょっと曖昧な設問があっておそらく若い受験生には回答の選択に悩む場面も多かったろうと思えました。
漢字に関する設問もある意味高度でちょっと現実感のないものも見られたようです。


今日は理数科の試験のようですが、明日以降こんどは「数学」に挑戦してみようかと思っています。
今日とは違い多分ほとんどNGになるとは思いますが・・・。



話はがらっと変わりますが
God does not give only overcome challenges 「神は乗り越えられる試練しか与えない」
という言葉を去年１１月１３日付けエントリーに対する「きくちゃん」「りーまん」さんのコメントからもらいました。
それがずっと気持ちの中に残っていて、現実に試練が解決した今、この言葉がメインで使われていた２００９年１０月のTBSドラマ「Jin 仁」のことを思い出し、年明けからはこの作品のDVDを入手して、遅ればせながらひとりハマってしまいました。
僕は仕事柄、翌朝が早いので夜の連ドラは見ないようにしています。このある意味画期的な傑作ドラマも妻が見ていただけで、僕はスルーしてました。

次回はこのドラマの事を「このドラマが好き」のカテゴリーの一環として書きたいと思います。
話題が古いと笑わずにお付き合いのほどお願いします。