バンマスの独り言 (igakun-bass)

趣味と実践の音楽以外に日々感じる喜びや怒り、感動を記録するためのブログです。コメント大歓迎です!

My PC その後・・・

2007年07月18日 | 日常
梅雨前線が居座る季節に大きな台風と大きな地震。
神様・仏様が日本のことを怒っているのかもしれないと、自嘲しながらもつい思ってしまうのです。

不安定な季節に不安定な政治、嘘っぽい「景気上昇」のオハナシ。さぁ参議院選挙だーっと危機感・逆風の中でもとりあえず投票日まで気合だー、と思っていた与党幹部とセンセイたち・・・新潟長野の地震できっと「こんな大事な時期にクソーっ」と思ったか思わないか知りませんが、世の中とにかく騒がしく大変な今日この頃ですね。



すでに書いたように僕の大切なコミュニケーションの手段となっているPCもここ10日間ばかりは、修理・調整・パーツ交換など試行錯誤の連続でした。
基本的にメーカーに修理を出す(約2週間のPC無し生活)のは嫌なもんで、できれば自分でなんとかしたい、と思っていました。

その手始めが「OS:ウインドウズ の入れ直し(再セットアップ)」でした。
これをやるにはPCから全てのケーブルと後付したボード類を外さないといけません。
その上で、HDD(ハードディスク)をまっさらの状態にして、新たにOSを入れ込むわけです。数時間の作業ですが、なんといっても使い慣れたPCが購入時の状態にもどってしまうわけですから、嫌になります。ネット接続や各種の再設定に時間がかかり相当に疲れる作業が続きます。

で、僕の場合、そんなことをわずかな期間の中で3回もやるハメになったのでした。
やっても、やってもPCのご機嫌がすぐ悪くなったのです。
問題は、やったあと1~2日は快調で(つい安心してしまいます)その後ズルズルと不安定になることでした。ダメならダメとはっきりしろい!と言いたくなりました。

そこで次の手は「HDDの新品への交換(換装)」です。
これはPCのトラブルの多くがHDDの不具合に起因するということだからです。
まして僕のPCは購入後すでに7年!もの時間が経っており、一般にHDDの寿命はせいぜい5年という常識からしても交換は当然、という結論に達したのでした。

データ等を保存するためならば「外付けHDD」の増設で、なんの面倒もないのですが、OSを入れた「起動ディスク」としてのHDD交換はさまざまなトラブルが予想されるので気が重いのですが、それをやらないとPC不調の生活からぬけられないので覚悟を決めて行ったのでした。

最初はやはりOSのリカバリー作業中のHDDとPC本体との相性の問題が出ました。
HDDの領域を決めるパーティションからして古いOS(MEです)と新しいHDDでケンカみたいなことをしていました。さらにPCの頭脳にあたるCPUが難癖をつけてきました。この問題だけで丸一日のあ~でもない、こ~でもないの時間が必要でした。

その結果、PCは以前よりはるかにサクサクと動き、人(機械ですが)が変わったように元気になったようでした。
HDDがいつ壊れるかという心配もこれでしばらくは不要なわけで、いい気持ちでいろいろな重たい作業をさせ始めました。

そうしたら一昨日、突然、文章作成中にもかかわらず、またOSが止まってしまいました。いわゆる「フリーズ」とはちょっと違う感じでした。

はにゃ~?

プツっと画面が落ちるのです。パワーランプは点灯していて冷却ファンも回っています。
でもディスプレイは真っ暗で、再起動もできません。
あ~あ、とまたため息が出てしまいました。

HDDを交換してもまだトラブるんじゃ、後はマザーボードか電源ユニットの問題へと疑惑の森は深まる一方だからです。
機械も7年というこの手の機械では長寿命だったとことを考えてあきらめるか・・・との思いに至りました。

で、昨日はため息をつきつつもある事をひらめきました。

ダメもとで一度機械を全部バラバラにしよう。そして各部の接点を掃除して、埃も掃除機で吸ってきれいにしてみよう・・・と。

すでに何度もカバーを取り外して修理作業をしているのでPC内部の埃はあまりなかったのですが、よく見るとCPUの周りにかなりの綿ボコリが食い込んでいる感じでした。
で、CPU(PCの頭脳の部分:プロセッサー)を抜き取りました。周囲の冷却用のファンやヒートシンクなどにビッシリと埃が詰まっていましたので可能な限り分解をした後、掃除をしました。数多い接点もアルコールで丹念にふき取りました。

この時、以前にPCに詳しい人から聞いた話をふと思い出していました。
機械(特にPCなど)は一度各パーツを外して掃除をし、再度付け直すと機能がリセット(リフレッシュ?)されることがある、ということを。

僕は昨日まさにそれをしたわけです。

そうしたらどうでしょう。PCの運転音はかなり減少し、分解掃除後24時間が経過してもその間の起動・終了・作業において全くのトラブル無し状態が続いているのです。

PCのトラブルに内部温度上昇によるCPUの「熱暴走」があります。この「熱暴走」は熱に弱い半導体パーツが自身の出す熱で抵抗値が変化したり、正常に機能しなくなることで、PCの突然の停止、演算のループなどが現れる現象です。

CPUとHDDは相当な熱を出すパーツなので冷却ファンが取り付けられていることが多いのですが、埃による通風状態の悪化は「熱暴走」を助長させる主因となります。
またこれから夏場に入ると壁際や熱のこもりやすい場所に置かれたPCはこのトラブルに遭遇する可能性がぐんと上がりますので注意が必要です。

これがCPUを冷やすための冷却ファンの一例です。


僕のPCトラブルが結果的に「熱暴走」だったのかどうかは分かりません。
HDDの交換が功を奏したのかどうかも分かりません。
再セットアップで「宿便」が一掃された・・・かどうかも分かりません。

分解掃除がPCにショックを与えて、元気になったのかも・・・分かりません。


あ~あ、一体何が起こってこういう決着になったのでしょう?

機械のシロウトにはこの辺が理解できぬまま、再びしばらく様子を見ることになります。
今日も何度も起動・終了を繰り返し、作業も画像のエンコードという重いものをさせましたが、いたって快調な動きに一人ニンマリしています。

どうかこのまま気持ちのよいPCライフがおくれますように・・・。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様です。 (223)
2007-07-18 21:31:17
ギタリストがエフェクターとの戦いに労力を費やし疲弊するように、
バンマスはPCとの闘いに大変な労力を使われましたね。
機械音痴のわたしは迷わず買い替えを選択したことでしょう。

PCは安くはない物ですが、しょっちゅう調子が悪くなる代物ですね。
冷蔵庫がこんなにしょっちゅう調子が悪くなったらおこります。

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疲れました (igakun@発行人)
2007-07-18 22:02:10
>223 さま

僕のようなベーシストは楽器のセッティングなどというものにこだわったことがありません。せいぜいベース弦のゲージの選定に試行錯誤する程度です。また、エフェクツも使わない男なので弾き方で音の変化を出しています。

確かにPCはくせものです。新しいXP機(ヴィスタじゃないよ!)を買いたいところですが、子供の教育費がかさんで・・・(泣)
だから自分で何とか治してみようとしているのです。
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