部屋に閉じ込められてる猫がいるが
どうしたらいいか、と相談がありました
高齢の飼い主さんが倒れているところを
ケアマネージャーさんがみつけて
救急車で運ばれる時に部屋のカギも
ご本人と一緒に搬送されたようです。
まさかそのまま帰らぬ人となるとは
その時は誰も思っていなかったでしょう…
ケアマネージャーさんがあちこち掛け合ってくれたのですが、合鍵を持ってるのが遠くに住むご友人だけで、中に入れたのが、飼い主さん急逝から5日後の事でした。
なんとか無事ていてほしい…
みんなが祈るような気持ちでいました
部屋の中に入ったら隅っこに隠れるように、猫ちゃんがいたそうです。
頑張って生きていてくれて良かった
ゴハンを食べさせて落ち着いたところでキャリーに入れてうちに連れてきました
年齢は15歳くらいだそうですが、毛並みもよく若々しい、サリーちゃんです。


サリーちゃんは、亡くなった飼い主さんが獣医さんより譲り受けた猫だったそうです。
飼い主さんが70歳ぐらいの時に仔猫のサリーちゃんを貰い受けることになり、獣医さんも何かあった時は相談に乗るからと仰ってくれたとのこでした。
そんな経緯もあって、ケアマネージャーさんが、サリーちゃんの今後の事を相談するため、譲り受けた動物病院へ連絡をしてみると事になりました。
獣医から返ってきた答えを聞いて愕然としました。
「連れてきてくれたら安楽死の協力はできる」
期待などしていませんでしたけどね、
まさか、まさかの返事にびっくりですよ
サリーちゃん、環境が変わって二日ほど興奮状態でした

最初にサリーちゃんをケージの三段目に入れたのですが、そこからまったく動いてくれず、二段めにおいてあるフードも食べてくれません…
移動してあげたいけど手を出せない状態なので、道具を使って食べさせようと試みている動画です↓
いきなり知らない所へ連れてこられたんだから当たり前ですよね…
このあとウエットもあげました

お年寄りなので高さがあるよりも平面のほうがいいかもと思い、翌日病院へ連れて行くついでに、別のケージへ移動して貰いました。
めちゃくちゃ怒るので移動するのも大変なんです

横に動けるようにして、猫こたつを設置。

気に入ってくれたみたいです


つづく…