5月6日 半影月食についての考察

去年の11月8日に皆既月食があり
その時天王星食も見ることが出来たので
とても面白かったのですが、
それと比べると
今回の月食は半影月食であり、見た目もわからないことが多いようです。

2023年5月6日 半影月食

高感度カメラじゃないと見られないかねえ

では、
占星術的に見て、今回の月食はどのくらいの格というかレベルというか
影響力がありそうなのかを考察してみます。

先日の金環日食についての考察はこちら

4月20日　金環日食についての考察 - 魚座による魚座のための取説

6日のチャートはこちら

5月6日　蠍座満月＝半影月食 - 魚座による魚座のための取説

①　ノードの位置～月食の場合、ドラゴンヘッド・テイルの5度以内かどうか
（日食の場合は10度以内）

今回の月食は
太陽　牡牛座14.96　
月　　蠍　座14.96
で起こる。

ヘッド/テイルの位置は
ヘッド　牡牛座4.06　/　テイル　蠍座4.06
ということで、
差は10.9度なので、
5度以内という条件には該当せず。

そもそも
日食はノード（ヘッド/テイル）の18.5度以内
月食はノード（ヘッド/テイル）の12.5度以内
で起きているので、
ノードに近ければ近い程、食の作用が大きく影響する
ということに。


②　太陽または月に、誤差3度以内の合の惑星があるか

天王星が太陽と誤差3.73で合
ここをどう解するか。
厳格に解釈すれば該当せず、ということに。


③　月食の度数について、4年以内にトランジット土星が通過（合）
もしくは正反対の位置（衝）にきたか

これは該当せず


④　活動宮～特に牡羊座で起こる月食かどうか

これも該当せず

⑤　クリティカルポイントで起こる月食か

不動星座の場合のクリティカルポイントは9度と21度なので
これも該当せず。


ということで、
この図の衝撃

に比べれば、
影響力はそうでもないのかも、
但し、
太陽と天王星の合が気にはなりますが。