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魚座による魚座のための取説

西洋占星術の知識アウトプット用

4月13日 金星逆行終了から1分後の天秤座満月

2025-04-11 22:28:43 | 日々の星読み~月

ということで、

13日9時21分に金星が魚座24度で逆行を終え、

その1分後に天秤座満月となります。

 

202504130922@東京 天秤座満月

月は5室

今回、MC-IC=天地軸が右にずれており、

射手座、双子座がそれぞれ、6室12室にインターセプトされている。

 

4室は乙女から。テイル

 

1室は蟹から。主要惑星なし

 

10室は魚から。セレス、金星、土星、ヘッド、水星、牡羊部分い海王星

 

7室は山羊から。主要惑星なし

 

月と誤差5度前後で角度を作る主要惑星は

誤差0で太陽の衝の他には

誤差1.29で金星と150度

誤差4.6で火星と直角

誤差5.36で木星と120度

誤差2.57で土星と150度

誤差2.01で天王星と150度

 

先日の上弦までは角度を作っていなかった火星と冥王星ですが、

火星が逆行を終え、蟹座内を進行しているので

水瓶の冥王星とまた180度を作りつつあります。

そうなると、またキナ臭い事象や事故等が増える懸念が。

今回、火星が2室で冥王星が8室、衝は誤差5.78とまだ緩めではありますが、

4月27日にむけて、どんどん誤差が縮まりますので、

しばらくは社会的状況、株価から身の回りの事故、怪我まで、

少しでもいいから留意しておきたいところ。

スケジュール的には、4月27日9時52分、水瓶3.8冥王星が獅子3.8火星と

ぴったり180度になります。

ちなみに、火星は去年の11月4日に獅子座に移動して

12月7日に獅子座7度で逆行を開始、年を跨いで今年1月6日に蟹座へ戻り

2月24日まで逆行していました。この時が蟹17度。

ということで、

1回目の火星、冥王星の衝は1月3日、水瓶1.13冥王星と獅子1.13火星(逆行中)で

起こっています。

去年の暮れのことですが、何があったか、と言うと

隣の国で大統領がどーのこーの、とありましたですな。

罷免されたのがつい1週間程前。

あと、飛行機事故とか胴体着陸とか、続きました。

今回の火星冥王星衝の時期は、キナ臭い事象や事故が起こらないことを祈るばかりですが…

 

 

あと

月を頂点として、土星天王星を底辺とする二等辺三角形ができてますが、

これはヨドですな。

土星は天王星と誤差0.36で60度

そして、

土星は金星、水星、ヘッドと団子=ステリウム を形成しているので、

月を頂点として天王星とこの魚座団子ステリウムを底辺とする

ヨドが出来上がっている状態となる。

ヨド(ヨッド、ヨード)は、60度と150(90+60)度の組み合わせなので吉凶混合という感じ。

神の手とか宿命的な困難とか、よく言われていますが、

その大きな困難を乗り越えた後にどでかい成功が待っている、など、

わりと抽象的過ぎて、これをどう具体的に落とし込むのかはなかなか至難の業でもあります。

作用としては、頂点たる惑星が底辺たる惑星のためだけに働かされる。

今回は、月が天王星と魚座ステリウムのために働かされる、という構図。

ますます、抽象的でわかりにくいですが、

今回は月を国民と解すると、ざっくりカオス状態、という感じですかね。

昨今の金融市場といい、政治状態といい、とても安定した状態とは言い難い。

土星と天王星のタイトな60度は「重責」という意味がある。

それにより社会への適応力が必要とされる、しかも突然に。

もう少し分解すれば、

まず月と天王星の150度で、突発的な関係性の変化、

人間関係のベースとなるものが突然変化する可能性、

月と土星の150度で苦手意識の顕在化、それによる自信喪失、不満の発生。

以上より、

突然、重責を担わされるような場面を、忍耐と苦手意識の克服により

でかい利益を得る可能性があるでしょう、となる。

結果オーライでも道のりがハードすぎるなこりゃ。

 

そして、

実は月がキロンと誤差0.32でタイトな衝を作っている。

実は今回、

ヨドを一歩進化させたブーメランヨドという形になっているのだ。

月とキロンは、自己と母性の関係性を表わすと言われている。

月とキロンのハードアスペクトは、母との不仲、理解しがたい関係、毒親など

要は良好な母子関係ではないということ。

個人の場合は、それをどう乗り越えるのか、どう親離れするのか、が鍵となる。

今まで信じてきたことの瓦解、それによる混乱。

それをどう決着させるか。

 

お天気について、4室は乙女なので概ね良好、といきたいところです。

 

では地図を見てみます。

 

おっと忘れていた、

金星の逆行終了について、一言。

魚座24度で逆行終了。

牡羊座へは5月1日に移動、6月6日に牡牛座へ移動。

 

ということで、

5月5日の未明に冥王星が逆行を始めるまでは、

貴重な全惑星順行期間となります。