大震災の被災者は、人間だけではない・・・

　福島の見捨てられた牛たちの現状を、ニュースで見た。・・・

一か月以上、飲まず食わずで衰弱して死んでいく牛たち。・・・原発から放射線が出て、被曝している。・・・

その他の地域では、牛舎を出て、瓦礫の中を歩き回っている。・・・

飼い犬だったであろう愛玩犬が、何匹かの仲間と連れ立って、うろうろ。・・・

飼い主を捜しているのか？・・・

わんこ達も、被曝している。・・・

牛も犬も猫も、豚や鶏も、野鳥も・・・

・・・放射線を知らない。・・・

どうして、食べ物や水がないのか？・・・なぜ、面倒をみてくれた人がいないのか？・・・

仲間は、動かなくなっていく。・・・なぜ？・・・

・・・牛たちは、何も知らない。ここで生まれて、大きくなった。ただ、一日一日、生きてきただけ・・・

今から助けても、被曝してるから、なんの役にも立たないから、見捨てるのか？・・・

そして・・・・・・

人間の世界では、被曝すらしていないのに、個人的に差別したり、入店拒否をする店も出てきている。・・・

基本的人権の尊重・・・

憲法の中の法であるこのことは、国が国民に対して約束したことであるが、個人間の問題となっているこの問題は、民法で裁く事になる。・・・

しかし、日本人同士が、大震災や原発の影響で争う事は、絶対に避けたい。まして、いわれのないデマや風評による差別や嫌がらせなど、有ってはいけない。・・・

今を必死に生きようとしている人を、何のいわれもないのに、避ける。・・・

これでは、まるで、見捨てられた牛や豚や鶏や犬や猫と同じではないか・・・

人間を信じて、生きてきた家畜たちは、人間に見捨てられた。・・・

人を信じて、支援に感謝して、立ち上がろうとしている被災者や避難者を、一部の人が見捨てようとする。・・・

有ってはならないことが、しかも人災が起こってきている。・・・

被災者に気持ちを寄せて、日本人として、助け合って、・・・

大災害を、乗り越えないといけない。・・・

あたたかく・・・

手を差し伸べて・・・

助け合おう・・・

がんばろう・・・

未来の子供たちのためにも、がんばろう・・・

世界のみんなが、私たち日本人の行動を、お手本にしようと、見つめている。・・・

良いとこ、見て貰おうじゃねぇか～・・・・・・