3月11日以来ストップしていた児童館での読み聞かせ活動が、半年ぶりに再開しました。
この半年の間に、児童館の指導員さんも入れ替わりがあって、はじめてお顔をみるかたがお世話してくださっていました。
22名の一年生がずらりと整列。男子と女子の割合は4:1な感じでした。
読み聞かせ活動の先輩、さえこさんが『100万回生きたねこ』(講談社)と『まよなかのだいどころ』(冨山房)を選んでみえてました。
わたしも3種類ピックアップしておりまして、その中から『きょうりゅうのサン いま ぼくはここにいる』(アリス館)を読みました。
この作品は、ファンシーな絵柄だれども、科学考証がしっかりしていることが特色です。
いきいきと暮らしていた恐竜が、どうして死んで長い間に石となってしまうのか?
むかわ竜の発掘に携わった専門家の監修を受けて、解説がついています。
なにより主人公のきょうりゅうサンが、キャラクターとしても魅力的です。
すこし弱虫で泣きみそ、だけど父母がいなくなったあとに、きょうだいを守る行動に出る勇気。
博物館などで、骨格標本としてみる生き物にも、血の通った暮らしがあったことに想像をめぐらすことができる一冊だと思います。
今日の一年生たち、楽しんでくれたかしら~。
来週の水曜日は、何を読もうかな~。
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