徒然馬

馬ウマ何でも雑記

たるこちゃん、明日チェスナットへ

2019-10-31 22:21:24 | タルマエ産駒・ルヴァンクレールの2018
明日から11月。
今年も残すところわずかとなるなんて、令和も駆け足の年。
相変わらず牧場の仕事は忙しいです。
離乳も残りわずかとなり、1才も明日で我が家の馬は全頭移動となります。

さて、今日は移動前のたるこちゃんを撮ってきたのでご覧くださいね‼️
久しぶりに間近でみたら・・・どの馬も大きくて、ちょっとひびりました(笑)。
たるこちゃんは相変わらず、食べまくり(^^;
ぷりぷりのお尻と大きな馬体。
たまーにのしのしと攻めてきまして、おでこを押しては〜の撮影。
どの馬もですが、放牧地の草をむさぼり、今日でのんびり食べるのが最後をわかっているように。
これからは競走馬になるために鍛錬して頑張るんだものね。

そう思うと、牧場にいるときは沢山遊んで、沢山食べて、人に甘えて、仲間と遊んで・・・。
馬たちを見つめ、大丈夫かなーとちょっぴり心配にもなっちゃいました(笑)。



さー文字よりお写真早くお見せしますね!







「何?」のそのそと近づいてくるたるこちゃん。




「私もいるよー」
向かって右がタルマエの妹、ドゥラメンテ産駒のチビマダム。
実物はちょっと他よりもオーラが漂ってます(笑)。
普段は気がよいチビマダム。
まー育成に行くと変貌するんだろうなー(*^-^*)

隣のたるこちゃんは何も気にならないでガツ食い(笑)。



なんかのんびりの顔。




横から見ると母のルヴァンに似て派手な毛色が印象的です。




またチビマダムがこちらに来るし(*^-^*)。

一言いうと私には全然興味がない馬たち(>_<)悲しいわー。




仲良しの4頭。明日でお別れ・・・でもないかーみんな同じところに行くから寂しくないかな?


こうした放牧した馬をしみじみ、久しぶりに見ましたが、なんかやっぱり放牧地写真を撮るのは癒されました。

たるこちゃん、父タルマエの初年度産駒なのだから、みんなの期待に応えるのだよ。


大阪、東京での検討会でもたるこちゃんに入って頂いた会員さん、ありがとうございました。
現体重は490キロ。
きゃー!と思いますが、デビューは470〜480キロくらいかなー?
と、ビックなたるこちゃん、これからも応援宜しくお願いします。


明日は移動ですが大人しくトラックに乗るかな!?


それではまた明日。


キタノオゴジョ逝く

2019-10-28 21:56:22 | 繁殖

今日の朝、家族のみんなに見送られキタノオゴジョが天国へ旅立ちました。
とても長い間、最後まで頑張って生き続けたオゴジョ。
昭和・平成・令和と33年間、天寿を全うし、最後まで生きるということを教えてくれた、
本当に凛としたそしてどの馬よりも賢い馬がいなくなるのは本当に本当に悲しく涙が溢れます。

 

2年ほど前にうちではかかったことのない蓄膿症(ちくのうしょう)にかかり、
治療ももちろんしていたのですが、どんどんとひどくなり、呼吸も苦しいながらも懸命に生きる姿は
みんなの力にもなっていました。
オゴジョがいるだけで、時にはほっとしたり。
オゴジョの産駒ビッグサンデーは牧場で初めて重賞を運んでくれた馬。
またキタノスザクはターファイトでは期待ほど活躍しませんでしたが、
多くの会員の方が繁殖に上がった年に会いに来てくれたことを思い出します。
産駒の活躍はビッグサンデー以外は名を残す馬もいませんでしたが、とにかく子が生まれると絶対に外を周って
歩く・・・子育てもこんなに賢く上手な母は未だオゴジョ以上の馬はみたことがありません。


2週間ほど前、ちょうどターファイトの秋のツアーの日に今まで横たわることもなかったオゴジョがずっと寝て
起きない状態になり、もうだめか・・・と諦めていた次の日、朝早く見に行くと奇跡なの立っており
私を見て「ふふふ~」と鳴いて呼ぶのです。
この時、「まだ生きていたいんだね!」・・・・どうするか決断を迫られていたことを知ってか、生きたいんだ!
そう思い、最後は牧場で看取ろうと決心したのでした。

みなさんが思うのと違い、高齢の馬は名馬でもその影はなくなります。
私も老いるくらいと思っていましたが、うちではなったことない蓄膿症になり、その苦しそうな息遣いや
四本であるく馬の下肢がふらふらしたり。
見ているだけでも十分に辛いのに馬自身がどれだけ大変かわかりません。
その最後を看取るのは想像以上に過酷で、辛い場面を正面から受け止めることは
耐えがたい。でも、牧場においておきたい。
が、それがオゴジョにとって幸せだったのか、ずっと考えてしまいます。


でも、最後家族にみんなに見守られ、そして自分の生まれた牧場で亡くなり、
他の馬たちも集まってきて見送られ・・・そうしてあげられた、それだけは本当によかったと思ってます。
何より苦しい日々を耐え抜いて、最後楽になったことが悲しくも一番願っていたことだけに
その状況を上手くお伝えできませんが、思い出すだけで涙が溢れてとまりません。

最後まで生きることと戦う姿はあっぱれ!
オゴジョ本当にありがと~!

 

楽になったオゴジョと同じように雲一つない秋晴れで、夜は綺麗な星空。
やっと苦痛から解放されたんだ・・・そう思って空を見上げました。


毎年オゴジョの大ファンで来場してくれたカメラマンの長谷川修さんから、キタノオゴジョととねっこ
(エーピーバスティア)のお写真を送っていただいたので、載せたいと思います。

オゴジョよ、安らかに。そして思い出は永遠だよ。




ターファイト秋のツアー

2019-10-06 18:39:23 | ターフ提供馬


週末はターファイト秋のツアー。
今回はバス三台と大変会員そんも多く、大盛況なツアーとなりました。

10年ぶり?かで、久しぶりの会員さんの親子に再会。
その時は可愛い赤ちゃんだったのに、すでに赤ちゃんから男の子に成長し、でも、可愛くて何だか私は嬉しくなりました(*^-^*)。
ご夫婦も出会った頃と変わらず、ツアーの月日が経つのを感じながら、改めてターファイトクラブっていいなーと思わせる今回のツアーでした。

会場の人がいつも以上に多く、馴染みの人にも今回ご挨拶に行けなかった人も多く、本当に申し訳ありません。
まーうちのタルマエ産駒がデビューの時はまたみなさんに会えるから大丈夫だよねー(*^-^*)

ちょっと今日の朝からバタバタする出来事もあり、タルコちゃんの展示のお写真が↑それしかなく、入って頂いている会員さん、すみませんm(__)m
また改めてお写真はアップします。

実は三代目イチローもご挨拶をかねて、連れていったため、みなさんのお写真をとることができなかった!
タルコちゃんも物凄くお写真撮影が長く人気でしたが、イチローも会員の方に沢山撫でてもらって、ご満悦。
今は爆睡です(笑)。

当才もいいですが、タルコちゃん気に入ってくれた方、まだ一口でも二口でも入れますので、宜しくお願い致します(*^-^*)。

しかし撮影タイムも大人しいタルコちゃん(*≧∀≦*)
タルマエ産駒のデビューが今から楽しみです。

ツアーに参加して下さった会員さん、今日は本当にお疲れ様でした。

おまけ☆