iceroseのProom

リビングルーム「☆サファイアヴィラで抱きしめて☆」より独立したプライベートルームです

備忘録

2016-02-12 21:34:27 | 日記
前回更新からひと月が経ちました。
右手に出来た脂肪腫の切除手術の為に1月14日に入院し
翌15日に手術を受けてから今日で4週間です。

28日を経てすでに曖昧になって来ている記憶…
術後の記録を残そうにも利き手が使えなく
ひたすらスマホで画像を残しました。

入院前の検査結果で「腫瘍が大きいのでかなり大掛かりな手術になります。」
と言われてしまいなところへ追い打ちを掛ける様に
「全身麻酔で1時間半くらいの時間を予定しています。抜糸をしてからの退院です。」
と云う事は手術前日に入院して抜糸が1週間後…9日間の入院となりました。


傷は、掌は指の付け根から手首の近くまでと
甲側は中指と薬指の間から切ると云うことでしたので
一生消えない傷が手の両側に出来るんだと思うとちょっと複雑でしたが
すぐに「若くもないので仕方ない」と割り切れて傷の無い手を記念に撮りました。




2016.1.11


<2016年1月14日午前10時:入院>
「旅のお供」という言葉はありますが
「入院のお供」はこれら


とリダのドラマ「感激時代」と入隊前最後のライブ


術後3日間位は痛みがあると言われていたので3日間を耐えるには
東方神起ライブに限ると「2012年TONE」「2013年TIME」
「TIME Nissan」「2014年TREE」「2015年WITH」全部のライブを持参
後記しますがこの判断が正にピンポンだったのです。


<1月15日>
手術前の部位はこんなでした。


かつての経験上全身麻酔での手術なので点滴針を入れっぱなしにされるはず
と覚悟はしてましたが…
今まで血管が掴めないとは言われたことはなかったのに
初めて看護師さんが3人も変わってやっと納まったという経験をしました
一人目…2回刺す
二人目…2回刺す
・・・「少し休ませましょう」だって・・・


そして
三人目…1回で入る
ならば最初から上手な看護師さんをよこしてよ
痛みにはかなり我慢強いiceですがこれには参った

午前8時(手術2時間半前)
やっと点滴開始


午前10時
手術室へ


今回は手術室の看護師さんが病室まで迎えに来てくれて一緒に歩いて行きました。
入室後「手術台に上がって下さい。」と言われ、自分で台に横たわりました
20年以上前に「卵巣嚢腫」の手術を受けた時は部屋からストレッチャーで運ばれたのですが
自分の足で歩いて入り、見回した手術室は天井だけ見ていたあの時とは印象が違いました。

準備が進んで行く中で「麻酔をかけますよ。40秒くらいで眠くなりますよ。」と声をかけられ(た様な…
後は終わるまで爆睡状態でした。

手術は予定通りの1時間半後(午前11時半)に「終わりました。」と告げられたそうです。
腫瘍は大小1個ずつだったそうで、小さい方は誰でも持っているものだそうで
“ついでに”取り除いたそうです。






その後麻酔が覚醒し始めて話が出来る様になって最初に発した言葉は
「痛み止め注射をお願いして」でした。
この時午前11時55分
この日は体中あちこちに色んなチューブが付いていて寝返りもままならず
着替えも出来ずに手術着のままこんな感じで過ごしてました。



<1月16日>
前夜は3時間置きに血圧と体温を測りに来てくれた看護師さん達
仕事とは言え夜勤は大変だと思います。
15日から16日に日付が変わる頃に2度目の痛み止め注射をお願いして朝を迎えました。

15日の午前0時から水も飲めないままでしたが
16日は朝食にお粥を出して頂けるとのこと(痛みが薄れると食欲が湧くんですね)
まだベッドから降りたりしてはいけないとの事なので
持参のiPodでチャン君の歌声を



元々太い指が2倍に腫れてます
これで戻るのか~

朝食はお粥・納豆・味噌汁・インゲンのお浸し・漬物
有りがたく頂きました


午前中の整形外科回診後、点滴以外の体中にくっ付いていたチューブを外して貰い
部屋の中だけならばと限定ではあるけれど歩行許可が下りました。
さっそく東方神起ライブを見る為に左手だけでセット
ユノ君観賞

しばし痛みを忘れる

では軽井沢のバス事故のことが大きく報道されていて
若い人たちが大勢犠牲になったニュースに胸が痛く見てられない
iPodは音楽は楽しめても頭は違う事を考えたり
痛みを忘れられないことに気付いてしまった
そこで視覚的に脳を刺激してしばし集中できることは何か?と考えたら
ライブ映像を見て、音声はイヤホンでなくスピーカーから直に聞く
これが一番でしたね。
ですから痛い思いをする時は個室に入ることをお勧めします。
個室でないと音量を加減しても周りの人に迷惑となります。
事情でそれが許されない時でも何とか前もって準備して
急性期だけでも個室で好きなを見ることを勧めます

東方神起効果か?
痛み止め注射は術後2本で終わりにして貰い(この注射が痛いんです~
昼間は我慢できるうちは我慢して、夜眠れないと困るので薬を貰うことにしました。
Dr.は「注射も薬も座薬もあるから我慢しなくて良い」とおっしゃいました。
前夜3時間置きに目覚めたせいか夜は10時半に痛み止めを服用して


<1月17日>
術後3日目


腫れの他に指に内出血による痣が出始めました。
18日からリハビリが始まるとのことでしたが
院長先生が「ドラえもんの手」と呼んだこの分厚い包帯のまま
どんなリハビリが出来るのやら?
この日も東方神起ライブで痛み対策
前日から時間によって変わる担当看護師さんや給仕のおばさんが
代わる代わるを覗きこんでから戻って行きます。


<1月18日>
術後4日目
この日は朝から
午前6時半:すでに駐車場は銀世界


午前7時半

出勤して来る病院スタッフも大変そうでした。
前夜にiceはベッドの上でimasにカーポートの支柱を必ずするようにと指示
療養中でもそんな事やってました。




リハビリ担当の作業療法士さんはiceの息子と同い年で
2歳のお子さんのいる若いお母さんでした。
内出血と浮腫みの激しい指を優しくマッサージしてくれて
パンパンになった指に皺を取り戻してくれました。
すぐに元に戻ってしまうのですが
しばし指が楽になるので有りがたかったです。

夜になって抗生剤の注射も最後となりました。
丸4日間付いていた注射針も無くなり身軽に~。

最初に刺されて失敗した痕が今も残っています。


<1月19日>
術後5日目


痛みが頭から離れなかった4日間を越え
落ち着いて来たのでを眺める余裕が出来ました。


<1月20日>
術後6日目
この日も朝から
<img src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/1b/02941477c09cacdc6351f126547051c1.jpg" border="0">
空調の整った部屋にいると暑いも寒いもなく外の世界のことです


この日は他人にはどんな姿に映っているのか自撮りしてみました。

院長先生は「ドラえもんの手」と云いましたが
ice的には「シロクマの手」に見えました

この頃は「東方神起のライブ映像を持ち込んでいる患者」として有名になってしまい
担当でない看護師さんも顔を出すようになってました。

期待を裏切ってこの日はリダ
残念ながら「キム・ヒョンジュン、SS501」を知っている人はひとりもいませんでしたね



<1月22日>
術後8日目
いよいよ抜糸の日を迎えました。
執刀して下さったDr.は週一だけ診療日のある特別外来の先生なので手術日以来の再会です。
午後だけしか診療がないので退院は午後3時頃を予定されてました。

シロクマの手から解放されるのは嬉しいのですが
中はどんなことになっているのか?
見たいような見たくないような
ついにこれともお別れです





午後1時半
外来へ行くように言われてましたので向かいました。
抜糸がまた痛いのは知ってましたのでちょっと憂鬱でしたが仕方ありません
終わるまでの我慢と自分に言い聞かせてDr.の元へ。
診療台に寝かされてDr.がシロクマの手を分解始めました。
この時点で怖くて見てません
糸を切る「パチン」と云う音の後に“チク」と痛みが走ります
数回繰り返された後での会話は
Dr.「かなり痛いはずですが…」
ice「十分痛いです。」
Dr.「そうでしょうね。よく我慢されています。」
ice「原因の解っている痛みですから我慢するだけです。」
Dr.「皆さん解っていても痛いと言いますよ。術後を見てもかなり我慢強いのは分かりましたが」
ice「そうですか?ひたすら我慢してます。」

そうこうしている間に無事に抜糸も終わり手を洗わせて頂いてから
術後に家族も説明して頂いた内容を聞かせて頂きました。
いきなりに映る手術中の解剖図を見せられ
スマホの中の小さな画像は見てましたが
直視できるのは数週間後だろうと思ってましたので
でした。

Dr.「今までで最大級の大きさでした。」
かなり大きい腫瘍だったようです。

経過は順調なのでリハビリを頑張る様にと励まされて退院許可を頂きました。
予定通りに午後3時に退院。

今後はリハビリで通院です。


<1月25日>
術後11日
幸いに切らずに済んだ甲にはまだ設計図なるものが残っていました。






ここからは傷跡を載せますので苦手な方はここまでにして下さい。

































<1月31日>
術後17日



<2月4日>
術後21日



<2月6日>
術後23日



<2月9日>
術後26日



<2月12日>
術後28日

本日28日目にはほんの少し取れないかさぶたが付いていますが綺麗に剥けました。
今後は硬くなった縫合痕を柔らかくなる様に
そして指先が掌に付く様にリハビリ頑張ります


入院中、たくさんの励ましを下さったuranオンニといすうちゃんには心から感謝申し上げます。

おふたりから頂いたコラージュです。










纏まりのない長い文章にお付き合い下さった皆様、ありがとうございました

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