Great Good-bye

先が見えて来たので好きなことをして死にたいと思いますが、難しい物です。周りの皆様に御迷惑をかけないよう心がけております。

VW-Porsche 914

2014-06-10 07:47:31 | VW-Porsche 914-6
30年近く前、それまでは、仕事用のワゴン車で私用も全て、
何不自由なく済ませていたのですが、
突然、車らしい車が欲しくなり、当時は車雑誌で適当に当たりを付けると
現地まで直接赴いた物でした。
いつかはポルシェ と言う信条なので、
911を当初探しましたが、新車はともかく、
中古でもさすがに911は敷居が高く、
924ではRX7みたいでどうも好きになれず、
絶版の914と言うことになりました。
と言うか、なぜかそのときはあまり911が欲しいと思わなかったのです。
今、異常なほどの人気のナローポルシェも、
その頃はそれほど難しくなかったのですが、
ビックバンバーの930やターボには食指しても、
ナローの911T 辺りにはあまり目が行きませんでした。
912などは問題外といった感じでした。
もっとも73 カレラRSだけは、その頃既に高値でした。

と言うわけで、914を真剣に探し始めたのです。
4気筒の914 2.0 と6気筒の914-6と、圧倒的に6気筒は車が少なく、
10年落ちでも3万キロと走行が少ないワンオーナーで、一見新車にも見えなくもないも2,0Sと
15年落ちで6.5万キロ、外観がかなりくたびれて見える6気筒の914-6と
価格は914-6の方が50万円ほど高価でした。

結局、後でマフラーに穴が空いていたことに気づいたのですが、
試乗して、6気筒に負けない迫力有る空冷サウンドに一発で魅せられ、
914 2.0Sに速攻決めてしまいました。
しかし、それが914-6 へのオマージュの始まりです。
くたびれた914-6に、もう一つ魅せられなかったというか、
縁がなかったと言うことにつきます。

最近、クラシックカーが海外で投資として人気だとか、
CS放送などで、海外の車番組をよく見るようになって
是非 1台、欲しいと思うようになりました。
真っ先にナローの911と356 スピードスターが候補に挙がりましたが、
そんな内に国内でもあっという間に高値が付くようになりました。

ちょくちょく気にかけるようになり、あちこち探す内に
国分寺の手前の空冷ポルシェの専門店で、
914-6のレストアされた綺麗な個体を勧められましたが、
なぜか、イマイチ気持ちが動かず、
その日はクラッチが張り付いたのか動かなかった
レース仕様の914-6に気持ちが行ったのですが、
程度がかなりの物なので、やっぱり考えてしまいました。
916仕様に改造された、珍しいスポルトマチックの
914-6も有りましたが、色が好きでなく、気が進みません。
関西の方のレストア済みの青い914-6は、写真で見ても
どうも色が好きになれず、価格もちょっと高いので、
現地まで行くことには踏み出せずにいる内に、
突然のように、急にクラシックミニに興味がわき、
とんとんと話が進んでしまいました。
ご先祖のお導きもありましたが、
価格や維持費を考えると、この辺りが自分相当と思います。
911ナローは未だ先の楽しみにしたいと思います。
と、言いながら最近はランボルギーニの初期の3500GTや
マセラッティーのフロントエンジンのクーペに
いいなあと思うこの頃です。



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