天愛元年

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ
新元号『天愛』元年にスタート

丑鰻

2020-07-24 10:56:59 | 日記

 今朝は電車の混み具合から見て、昨日より人出が多い感じがした。海を閉鎖する処がある一方、スポーツ観戦は条件付きながら門戸開放されているからかもしれない。腰に薄手のカーディガンを結び付ける女性の姿が見られ、向かう先が想像された。

 プロスポーツ観戦が解禁された10日から2週間目の23日には新型コロナウイルス感染者の増加が予想されたけれど、その気配が顕れだした。密にならない工夫をしたり、考えられる限りの工夫をしているので、爆発的増加に繋がらないことを期待したい。
 ただ、PCR検査が陽性でも無症状の人が多い中、入場口で検温を通ったからといって保菌者でないとは限らない。21日には盛大に蒲焼きの煙が上がったけれど、今年は幸い、土用の丑の日が8月2日にもう一度あり、ウナギが出番を待つように、鰻登りに感染者が急増する可能性も残されている。
 しかし、神経質になり過ぎたら社会生活が成り立たない。太陽が落ちてくるのを心配してもキリがないので、落ちてくるまではしっかり生を営むしかない。科学者や専門家といっても極微の世界の住民であり、広い世の中は所詮、運の世界であり、成るようにしか成らない。その時々で責任者や犠牲者を求めたがるものだけれど、自分の尻は自分で拭く仕組みとなっている。
 ヒラヒラ尻の軽い蝶でも、芋畑に羽を休めたい時がある。
 トランプ米大統領が大リーグNYヤンキースの始球式に招待され、大統領選の人気と票を意識してか、8月15日に登板するつもりらしい。米各地での人種差別反対の過激活動を厳しく取り締まるため、「法と秩序」を看板に掲げ、政府治安要員を派遣し、国民に銃を向けるのを厭わなかったり、中国のヒューストン領事館をスパイ活動を取り締まるため突如閉鎖するよう命じたり、大統領選に向けタフな指導者のイメージ作りに精を出している。
 意識と目的が固まると、人間には矛盾が存在しなくなる。自分が追求する正義と、他人が求める正義が真逆になる時がある。大統領選の季節になると、国家の分断がさも深刻そうに論じられるけれど、分断がなければどっちに投票していいか分からなくなるからである。
 そこに大統領名言集が出てくる。心に刺さる言葉を発した方が勝ちである。それに見た目。公約が現実に実行されるかどうかは別問題である。美しい言葉と見た目の犠牲になるものが過激派や中国だけに止まらないことを、新型コロナの拡散とともに注意しなければならない。

始めには
日本モデルの
力見せ
土用の如く
二匹目有りや