天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

みうみま対決

2019-06-08 18:18:54 | 日記
卓球香港オープン男子シングルスのティモ・ボルと周雨の準々決勝戦はエキサイティングな試合で見応えがあった。卓球は行けたぞと思って守りに入ると後退し、捨て身で攻める技が火事場の馬鹿力のようによく決まるスリリングなゲームと感じた。柔道が点数競技になって守り切る試合が全然面白くないのと軌を一にする。ドイツの皇帝ボルも華麗で力強かったけれど、中国きっての名門周家末裔の御曹司を想像させる、高貴な風貌の周雨の切れのあるカウンターショットなどが決まって準決勝に進み、今夜、われらが張本智和と対戦する。
女子シングルスは嬉しいことに、二枚看板の平野美宇と伊藤美馬誠がともに勝ち進んだものの、この後の準決勝で直接ぶつかってしまう。残念なような、逆に守りに入った観客からの見方では、どちらかが決勝に進める安心感もある。美宇はクールな戦いぶりで安定感が抜群である。闘う姿勢に隙が無くなっている。美誠は勝ち急ぐというか、一撃一撃で決めようとするとネットに嫌われてきた。スピード勝負で誰にも引けを取らないのだから、あと一呼吸おいて繋ぐ気持ちでチャンスを待つ方が勝機が生まれると思われる。

美宇と美誠 当たるは口惜し しかあれど
いづれか決勝 出るぞ嬉しき