こまちゃん

爺婆ふたり生活の日記

父の死

2011年01月12日 | 親の介護録
今月10日に父が亡くなった

今週の月曜日の早朝、父と同居している弟から電話があった
「父さん、もう、だめや」
意味が分からず、聞きなおすと、すでに冷たいと言う

すぐ、往診に来ていただいている主治医に連絡して半信半疑で車を動かした

頭の中が「何が起きたの」と真っ白の状態で実家へ行った
医者はすぐ来てくれたようで弟と話していた

「2時間ほど前に亡くなったようです」と言われ
目の前の父はいつも寝ている時と同じ、横向きの状態だったが
顔は下になっている部分が変色して明らかに亡くなってしまったことが分かった

弟によると
日曜日の朝はパンとサラダ、卵を食べ
昼は寿司を3/4人前食べ
夜もステーキ一人前を完食したらしい

ただ、今日は尿の量が少ないなと気にはなったようだ

夜、背中をさすって欲しいと言われさすってから寝に行ったが
この時も少し変かなと思ったと言う

朝、朝食を食べさせようと部屋に行くと布団から足を出していたので
「おしっこか?」と言いながら足を触ったら冷たいので異常に気づいたと言う

おしっこをしようして起き上がろうとした時、心不全になったようだ

頻尿で何度も起きるので
「夜だけおむつを使ったら」と言ったが嫌がった

父も母と同様に最期まで
自分で尿器を使い排尿、トイレまで這うように行って排便した
そうして
ベッドサイドだが座って自力で食事をした

この日の朝は寒かった

春になったら出かけようと言ったら喜んでいた
意識もしっかりしていて、まだ生きる意欲もあったのに
もっと寒さ対策に気を付けていたらこんな事にならなかったかもと後悔もする

この日からずっと寒さが続いている

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2 コメント

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お悔やみ申し上げます (SV家三女)
2011-01-15 16:59:07
お父上さまご逝去を悼み、心からお悔やみ申し上げます。
 こまちゃんさんの的確な判断ときめ細かい見守りの下で、お父上さまが安心して穏やかに過ごされている様子を、心温まる思いでずっと拝見していました。
 ご両親さま共々余り苦しまれることなく同じような状況での突然の旅立ち、仲の良いご夫婦であったことが偲ばれます。今ごろは「皆を驚かせてしまったね」とお二人で笑っていらっしゃるのではないでしょうか。
 お互いに喪失の悲しみは簡単に癒えるものではありませんが、自分たちが笑顔で暮らすことが亡き親への最大の供養ではないかという気もしています。どうぞお身体に気をつけて、穏やかで充実した日々をお過ごしくださいますように。
 ご両親さまの介護の日々、本当にお疲れさまでした。
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ありがとうございます (こまちゃん)
2011-01-15 20:03:46
SV家三女さん
いつも心のこもったコメントありがとうがざいます。気持ちが安らぎます。

SV家三女さんのお母様のように私の胸で眠るように最期を…と願っておりましたが、ひとりで逝ってしまいました。ただ、恐らく苦しまなかっただろうと思える事が救いです。

おっしゃる通り、私たちも両親のように人生を充実させて胸を張ってあの世で再会したいと思っています
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