いば日記

不定期更新の日記

[TIPS] コマンドプロンプトの便利な技

2005-05-23 12:01:35 | TIPS
仕事でコマンドプロンプト(Win98以前はDOSプロンプト)を使うことが頻繁にあります。
このコマンドプロンプト周りで、便利だなーと感じた技を自分の備忘録を兼ねてご紹介します。
しかし98の頃と比較するとずいぶん拡張されてますねー^^

フォルダ/ファイル名の補完機能
コマンドプロンプトのショートカットを以下のように書き換えると、補完機能がONになります。
旧:%SystemRoot%\\system32\\cmd.exe
新:%SystemRoot%\\system32\\cmd.exe /f:on
補完機能をONにすると以下の補完機能が使えます。
[Ctrl]+[D]:カレントディレクトリがコマンドプロンプトに追記されます。
[Ctrl]+[F]:カレントディレクトリにあるファイルがコマンドプロンプトに順次表示されます。[Shift]キーを押しながら押すと順序がリバースします。行き過ぎてしまった時にどうぞ。

エクスプローラからフォルダorファイルをドラッグ&ドロップ
例えば、メモ帳の実行モジュールをエクスプローラからエクスプローラにドラッグ&ドロップすると、「C:\\WINDOWS\\NOTEPAD.EXE」と表示されます。もちろんそのまま[Enter]キーを押せば、メモ帳が起動します。

簡易編集モード
コマンドプロンプトの文字列をクリップボードにコピーしたり、コマンドプロンプトにクリップボードの文字列を貼り付けたりしたい事がよくある方は、以下の設定をしておくと便利です。
1)コマンドプロンプトのタイトルバー(青い部分)を右クリックしてメニューからプロパティを選択。
2)「オプション」タブの中の編集オプションに「簡易編集モード」というチェックボックスがあるので、それをチェックしてOK。
3)「同じタイトルのウィンドウに適用する」でOKを押せば設定完了です。
操作方法は以下の通りです。
範囲指定:コマンドプロンプト画面上のコピーしたい範囲をマウスドラッグ
コピー :範囲指定した状態でEnter
貼り付け:コマンドプロンプト画面上で右クリック

画面バッファのサイズを変更
プログラムのログやデバッグライトを標準出力(画面)に出力している人はこれを変更しないと、画面出力が残りません。
1)コマンドプロンプトのタイトルバー(青い部分)を右クリックしてメニューからプロパティを選択。
2)「レイアウト」タブの中の「画面バッファのサイズ」の「高さ」を9999(これが最大値)に変更。
大抵のログはこれでスクロールバーで戻って見ることができます。
もしこれでも足りなければファイルに出力するなりしてください。

コマンド履歴ウィンドウをポップアップ表示
[F7]キーで今まで打ったコマンドの一覧表が表示される。
[↑]or[↓]キーでコマンド履歴を選択して、[←]or[→]キーでそのコマンドが入力され、リターン キーを押すとそのコマンドが実行される。[↑]or[↓]キーで選択後いきなり[Enter]でも実行されるがその場合行の編集はできない。

コマンド履歴を呼び出す
[↑]or[↓]キーで今まで打ったコマンドをひとつずつコマンドラインに呼び出す。欲しい行が表示されたら[Enter]で実行。
[F8] コマンド履歴から、現在のカーソルの左側部分に一致するものを選び、順番に表示する。カーソルが行の先頭にあるときは、全コマンド履歴を順番に表示する。
例えば、copy c:\\windows\\system32\\drivers\\etc\\hosts d:\\temp. と過去に実行していた場合、
copまで打ち込んで[F8]キーを押せば、上記行がコマンドラインに表示される。楽でしょ?

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございます。 (コマンド)
2010-03-24 20:06:44
コマンドで貼り付けできなかった時のこのHPを見ました!

やっと解決できました!
ありがとうございました。
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