ひゅうの日記

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宿命

2022-12-18 08:36:00 | お金の話



宿命とは、辞書で引くと、
生まれる前の世から定まっている人間の運命。ってある。
こう書かれると引いてしまう。
宿命って聞いて、真っ先に思い浮かべるのが、
医者の子ども達です。
小さい頃から、
「お父さんみたいな医者になるのよ」
「医者になって、おとうさんの後を継いでね」って
言われ続ける。
それは宿命です。
かなりハードルが高い。
成績が小学生の頃からトップクラスなら問題ないが、
そうでなかったら、親はあらゆる手段を使う。
塾はもちろんのことで、家庭教師を雇う。
なぜ,そこまでして医者にしたがるのだろうか?
お金です。
医者は儲かり金持ちになれるし、
自分の跡を継げば、設備もお客様 患者のことです。
も手に入れることができる。
しかし、高校に入って医学部を目指せない学力だったら
どうなるのか?
医学部系を目指す塾に入れ、現役で合格しなかったら、
浪人させ、有名予備校に入学させる。
本人の意思なんか無視される。
とにかく医者になれと言われる。
これが宿命
つらすぎる・・・

成績が良く見事に医学部に入学し
莫大な入学金と授業料と設備費を納め、
セキュリティーが完璧な1DKの高級マンションに住み、
日々医学の勉強を6年間したとしても、
最大のそして最強の難関がある。
医師国家試験
不正は許されないから、お金持ちの医者さえも
どうすることもできない。←ここ 笑うところです。
なかなか難しいらしい。
2,3回落ちて、ようやく合格すれば優秀です。
ここで挫折して,医師の道を諦める人もいるらしい。
ここまでで、お金はかなりかかる。
普通のサラリーマン家庭なら無理です。
家計が破綻する。
医者も猛烈な勢いで資産が減っていくのがわかるので、
通常の勤務以外のアルバイト医者をする。
夜間当直医です。つらいがこれが結構な稼ぎになる。
子どものために親は命を削って働いてる。

医者の宿命 医者の子どもの宿命
どっちも嫌です。
普通の家庭に生まれて、中の上の成績で
高校に入ったほうが自由がある。
医者の子どもに選択はないって思ったが、
もちろん 医者以外の道に行った人も
そりゃ大勢いる。そっちの方が多いでしょう。
確か 中島みゆきさんのおとうさんは北海道の
医者だったはず。
そうそう 女医さんの娘で医者になった人がいる。
今 優秀な女医さんも増えてきた。

宿命を背負い生まれてきたのは、医者の子どもだけではなく、
もちろん、みんな 何かの宿命を帯びて生まれてる。
それが何かが一番わかりやすいのが、医者の子どもです。

今 医者はコロナ禍でまさに命をすり減らし懸命に
私たちのために過酷な現場で働いてる。
今医者を目指す学生は本物でしょう。

医者の話はもう少しある。
またまた怖い話かも・・・




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