宿命とは、辞書で引くと、
生まれる前の世から定まっている人間の運命。ってある。
こう書かれると引いてしまう。
宿命って聞いて、真っ先に思い浮かべるのが、
医者の子ども達です。
小さい頃から、
「お父さんみたいな医者になるのよ」
「医者になって、おとうさんの後を継いでね」って
言われ続ける。
それは宿命です。
かなりハードルが高い。
成績が小学生の頃からトップクラスなら問題ないが、
そうでなかったら、親はあらゆる手段を使う。
塾はもちろんのことで、家庭教師を雇う。
なぜ,そこまでして医者にしたがるのだろうか?
お金です。
医者は儲かり金持ちになれるし、
自分の跡を継げば、設備もお客様 患者のことです。
も手に入れることができる。
しかし、高校に入って医学部を目指せない学力だったら
どうなるのか?
医学部系を目指す塾に入れ、現役で合格しなかったら、
浪人させ、有名予備校に入学させる。
本人の意思なんか無視される。
とにかく医者になれと言われる。
これが宿命
つらすぎる・・・
成績が良く見事に医学部に入学し
莫大な入学金と授業料と設備費を納め、
セキュリティーが完璧な1DKの高級マンションに住み、
日々医学の勉強を6年間したとしても、
最大のそして最強の難関がある。
医師国家試験
不正は許されないから、お金持ちの医者さえも
どうすることもできない。←ここ 笑うところです。
なかなか難しいらしい。
2,3回落ちて、ようやく合格すれば優秀です。
ここで挫折して,医師の道を諦める人もいるらしい。
ここまでで、お金はかなりかかる。
普通のサラリーマン家庭なら無理です。
家計が破綻する。
医者も猛烈な勢いで資産が減っていくのがわかるので、
通常の勤務以外のアルバイト医者をする。
夜間当直医です。つらいがこれが結構な稼ぎになる。
子どものために親は命を削って働いてる。
医者の宿命 医者の子どもの宿命
どっちも嫌です。
普通の家庭に生まれて、中の上の成績で
高校に入ったほうが自由がある。
医者の子どもに選択はないって思ったが、
もちろん 医者以外の道に行った人も
そりゃ大勢いる。そっちの方が多いでしょう。
確か 中島みゆきさんのおとうさんは北海道の
医者だったはず。
そうそう 女医さんの娘で医者になった人がいる。
今 優秀な女医さんも増えてきた。
宿命を背負い生まれてきたのは、医者の子どもだけではなく、
もちろん、みんな 何かの宿命を帯びて生まれてる。
それが何かが一番わかりやすいのが、医者の子どもです。
今 医者はコロナ禍でまさに命をすり減らし懸命に
私たちのために過酷な現場で働いてる。
今医者を目指す学生は本物でしょう。
医者の話はもう少しある。
またまた怖い話かも・・・
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