九十九草子(ツクモぞうし)

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バカボンのベスト本、2出版社から同時発売!?

2007-10-15 22:42:35 | Weblog
バカボン記念本 2出版から同時発売(スポーツニッポン) - goo ニュース

 赤塚不二夫さんの人気漫画「天才バカボン」が誕生して40周年を迎えるのにあたり、「記念本」が発売されるそうです。しかも、ライバル出版社の講談社と小学館の2社から同時発売されるそうです。
 普通はありえないことなのですが、「天才バカボン」は、講談社の「少年マガジン」と、小学館の「少年サンデー」のライバル2誌で連載されていた過去があります。
 1967(昭42)年3月、「少年マガジン」で連載が始まり、バカボンのパパのキャラクター、ナンセンスなギャグがうけ、大ヒットになりました。それが69年8月、突然「少年サンデー」に“移籍”してしまったのです。赤塚さんのちょっとしたイタズラ心だったようですが、講談社もあっさりOKしたため、赤塚さんのほうが逆にびっくりしたそうです。
 「少年サンデー」での連載は約8カ月間続いたのですが、その後はまた「少年マガジン」に戻り、74年末までの長期連載となったそうです。
 そんなライバル会社が同時に出す記念本。対抗心むき出しかと思いきや、サイズ、ページ数はもちろん、題名や表紙のデザインにいたるまでほぼ同じに作られるそうです。しかも、書店の店頭に平積みされると、2冊で1セットに見えるデザインで、ライバル出版社が手を組んだ異例の企画となったそうです。
 「これでいいのだ!」というバカボンのパパの声が聞こえてきそうです。