忠犬ハチ公の玄孫 ナナの遠吠え

ハチ公の生まれた街・大館は今、大変な問題を抱えています。もう黙っていられない!小さな鳴き声だけど誰かに届くことを信じて…

【無知の“恥”】懲りずに汚染を受け入れようとする大館市の動き【その1】

2012-07-06 08:38:28 | 汚染灰問題
めんどくせーなぁ。
震災がれきの「バラマキ」=「利権と税金の分配」なんか、とっくに終わってて
国(環境省)(モナ男)が公式に記者会見も文書も発表してるっつーのに
汚染焼却灰の問題放置してきて、なんの解決策も見いだせない大館市長が
何をとち狂ったか、「がれき受け入れのための現地視察実施」だってさ。

小畑よ、おまえ、もう終わったな(笑)


がれきがどうこう言われるずーーーっと前から、焼却灰やらリサイクルで
環境省とあれだけ太っといパイプあったんだろ?
もう受け入れの必要ないって情報、あんたが知らないわけがない(笑)
それともここにきて裏切られましたか?

秋田市じゃ、5日のモーニングバードでモナ男が

「がれきはヒ素や六価クロムで汚染されている」
「猛毒ですよ」

発言で大騒ぎらしいぞ。

こんなん、2月の震災がれきサミットのときから指摘されてて、
参加者はみんな分かってたわい。
何を今さら。

アスベストは測定しておきながら、その他の複合汚染されてる有害物質は
丸無視かい。
おなかいっぱい吸い込んで、農産物も工業製品も売れなくなってしまえ。

さて、このブログの本来の目的は、大館のローカルニュースを全国にお知らせし、
市長・市議のトンデモ具合を発表することなので、原点にたちかえり再開したいと思う。




安全確認のため必要 がれき燃焼試験 大館市議会一般質問
 大館市の6月定例議会は12日も一般質問を行い、3議員が小畑市長の政治姿勢などをただした。岩手県の震災がれき受け入れについて市長は、「安全性を確認するための燃焼試験をした上で市民の意見を聞き、最終的に判断したい」とあらためて考えを述べた。大震災の教訓から、災害時の対応で自衛隊との連携を強化することにも前向きな姿勢を示した。終了後、各委員会に上程議案などを付託し散会した。
 質問したのは田中耕太郎(いぶき21)、佐藤芳忠(無所属)、田村齊(新生クラブ)の3議員。
 岩手県の震災がれき受け入れについて、「市民の意見を聞いて進めるとしながら、発言が変化した理由は」と問われた市長は、「現時点で受け入れ処理を決定したわけでない。3月定例会で議員各位から『受け入れに向けて検討すべき』と意見をもらい、放射性物質濃度や形状などの調査を行うと述べた」と説明。
 その結果を見た上で、「がれきの焼却試験に向けて準備をしたいと考えている。分別状況や安全性が確認され、内容を精査した上で市民と議会の意見を聞き、受け入れ処理について最終的に判断したいという考えは、何ら変わっていない」と述べた。
 「受け入れを前提とした燃焼試験を行うのか」の問いには、「燃焼試験は安全性を確認するために必要な手順。現地でのサンプリング調査や燃焼試験結果を踏まえ、安全を確認できた場合は、市民と議会に説明して理解を得た上で最終的に判断したい」とした。
 被災地がれきの放射性物質濃度は、「現在の岩手の調査結果は、ほとんどが検出下限値以下。市と同等かの判断は、燃焼試験の焼却灰に含まれる放射性物質濃度の推移なども見ながら、判断したい」と考えを示した。
 田中議員は、「災害時に市の対策本部へ自衛隊を参加させるべきでは」とただした。市長は「9月2日に開催予定の防災訓練に参加してもらう計画を進めている。人命救助や情報共有の点から心強いこと。県は対策本部に自衛隊等関係機関を加えている。市も協議を進め、体制の強化を図りたい」とした。
 東日本大震災の教訓から、自衛隊出張所の車両の燃料優先供給や、連絡手段の確保についても提言があり、市長は「県石油商業協同組合大館市支部との協定に基づき、優先的供給が可能か協議したい」「市の施設に84台の災害時優先電話があるが、出動要請などで非常に重要。NTTと協議する」と答えた。
(2012年6月13日 北鹿新聞)


⇒この6月13日の時点で、北九州市のがれき受け入れ問題は大反対運動真っ盛り。
北九州は石巻のがれきを検討していて、宮城県のがれきもすでに広域にまわす分が
なくなってることを指摘されていた。
それどころか、鹿島JVが受注して、契約もしっかり締結されてる分のがれきを
あたかも受け取り手がついてないかのように、北九州に送ろうとしている
「二重契約」疑惑まで、指摘されて大問題になっていた。

そんな状況を知ってか知らずか、知ってるのに知らないフリなのか、
汚染焼却灰もがれきも強硬に「受け入れろ」と小畑市長にしつこく言い続けてきた
田中耕太郎議員が、なぜかこの6月議会では↑のとおり
「災害時の自衛隊参加」を突如提案。
(アフォか?! 災害発生時でもない限り、自衛隊を一地方自治体の都合で
行政活動に参加させていいわけねーだろ。シビリアンコントロール無視して
政治に利用するつもりか?憲法違反だっつーの!)


なんだ?なんだ?どうなってる?と思えば、案の定…。


がれき受け入れを 自衛隊父母会 263人分の署名提出
 大館市自衛隊父兄会(佐藤博昭会長)は29日、小畑市長に「がれき受け入れを求める署名簿」を提出した。
 同会は、自衛隊員の父母ら131人で構成。「東日本大震災後の復興のため、父兄会としても協力したい」との思いから、16日に市民文化会館で開かれた「ハチ公コンサートin大館」(主催・市自衛隊協力会、出演・海上自衛隊大湊音楽隊)の会場で、来場者に署名を呼びかけた。
 市役所には、佐藤会長ら役員4人と、紹介議員の田中耕太郎市議が訪問。佐藤会長は「東北の仲間として受け入れを進めてほしい。協力してくれた人からは『応援しなければ』との言葉もかけてもらった」などと述べ、263人分の署名簿を提出した。
 市長は「7月には現地を視察する。市民への 説明会を開くほか、議会とも相談しながら進めていく」などと述べた。
(2012年6月30日 北鹿新聞)


がれき受け入れて 大館市に要望 市民263人分の署名提出
 大館市自衛隊父母会(佐藤博昭会長、会員181人)は29日、市役所を訪れ、岩手県内の震災がれきの受け入れ処理を求める263人分の署名を小畑市長に提出した。
 同会は先に市民文化会館で開かれた海上自衛隊大湊音楽隊(青森)の演奏会の会場で震災がれきの受け入れを求める署名活動を展開し、一般市民263人が協力。
 この日、佐藤会長ら役員4人が小畑市長に署名を手渡すとともに、「安全性が最優先だが、がれきは復興の妨げにもなっている。何とか、がれきを引き受けてほしい」などと要望した。
 市長は「先の6月議会でも議員から積極的にがれきを引き受けるよう求める声が強かった。東海の署名は大きなインパクトを与える。がれきの安全性を確認しながら手続きを踏んでいきたい」などと述べた。
(2012年6月30日 おおだて新報)

⇒あ~あ、この人たちは、自分たちが政治に利用されてることを分かってて
やってるんだろうか?
お国のために」って騙されて、少年兵たちを戦地に送り、犠牲者を増やすのに
加担した反省はないのだろうか?
自衛隊って、国土や国民の安全を守るためにあるんじゃねーの?
国土をこれ以上汚染させないように、水際でくいとめ、一般市民に悪影響が出ないように身体を張って守るのが筋じゃね?
汚染されたものを国土全体にバラまくのが、国のためになるとでも思ってんのかね。
しかも処理のメドがついてるのに、公共事業の契約に反するようなマネしてまで。


そんなに被災地支援したかったら、現地に行って自分で額に汗して働けよ(怒)
国のプロパガンダに騙されて、自分の手柄をたてようとする政治家に利用され、
とっくにメドがついてるものを「受けれろ」とは、どういうこと?
憲法改正して戦争でもおっぱじめようとでも言うんだろうかね。

岩手の現状を何にも調べず、情報もあつめず、勝手な思い込みと一方的な正義感で
後先考えずにやってしまった268人の方にはお気の毒としかいいようがない。
今となっては「恥をかくからやめときな」と言っても手遅れだから。
この問題、きっちり調べて勉強しないで安易に自説を展開したら、
家族・親戚まで恥かくことになるけど、その覚悟があってやってるんですかねぇ???


ま、とりあえず「サイレント・マジョリティ」とか言ってた連中が、
実際はやっぱり「マイノリティ」でしかなくて、しかもどういう年齢層のどういう組織が
バックにいるかがわかったので、戦いやすくはなったわな。

ちなみに、この動きの前からずっと、母の会は地道に&丁寧に大館市への働きかけを
続けてきている。


大館 がれき受け入れ反対 セシウム反対母の会 吉田副市長に伝える
 大館市と鹿角市の女性たちでつくるセシウムを含む焼却灰受け入れ再開に反対する母の会(セシウム反対母の会、畑沢貴美子・菅原あつ子・齋藤範子共同代表)は25日、大館市役所で吉田光明副市長と面談し、4月に提出した要望書への回答を受け取るとともに、岩手県からの災害がれきの受け入れについて改めて、反対の意見を伝えた。
 同会は4月の要望書提出時、特に回答を求めていなかったが、「その後の対応状況を聞きたい」として市に面談を申し入れた。要望事項は▽すでに埋め立てられた焼却灰の放射性物質濃度の測定▽燃焼試験用のがれきを現地で選ぶ時などに、市民の立ち会いが必要―など6項目。この日は、会員6人が出席した。
 吉田副市長から回答書を受け取った会員らは、災害がれきの受け入れについて「岩手、宮城両県の自治体では、自分たちだけで処理が可能としている」「がれきを利用した防潮堤を造成するための試験も行われている」などと主張。「市はがれきを引き受けないでほしい」と求めた。
 また、埋め立てられた焼却灰の放射性物質濃度測定について、市が「空間放射線量、排水を定期的に検査しており、問題のないことを確認している」と回答したことに対し、「一部を採取して濃度測定を行うことは可能なはず」「市民の求めていることを拒否すれば、ますます不信感が高まる」などと述べ、実施を強く要望した。
 このほか、会が進める「1000人で支える子ども保養プロジェクト」も説明。募金への協力も要請した。
(2012年6月26日 北鹿新聞)


⇒このように、大館市は、自分たちの都合の悪いときには、市長は逃げて絶対対応しない。
この態度からだけでも不誠実さがはっきりわかると思う。
ま、今、がれきでもめていて、市民の声を聴かない自治体が、全国的にい~っぱいあるってことは
ツイッター見てればよくわかる。そういう市民の声を聴かない政治家どもが、次の選挙でどうなるか。首洗って待っとけよ(怒)(怒)(怒)

母の会の保養プロジェクトは、NPOあきたスギッチファンドの100万円コース対象にも
めでたく通り、着々と避難者の受け入れにむけて動いてる。
なんのために短期の保養のため、こんな大変な活動をしているか、賛成署名提出したやつらは
理解もしてないだろう。

被曝した子供の身体を回復させるために
空気のきれいなところに逃がしてんの!!!!!

原発事故のせいで、ここまでしないと日本の子供たちの命と健康が守れない事態に
なってる、ってこと、あんたら分かってんの???


共に被曝しよう!というやつは、勝手に「食べて応援」してくれ。
関係ない子供や周囲の人間まで巻き込むのは、ほんっっっっとにやめてくれ!!!!!

時間切れ、書ききれないから、次回に続く。

(※文章確認できてないから修正ありかも、あしからず)

(※2012年7月10日、脱落・強調部分修正)
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