忠犬ハチ公の玄孫 ナナの遠吠え

ハチ公の生まれた街・大館は今、大変な問題を抱えています。もう黙っていられない!小さな鳴き声だけど誰かに届くことを信じて…

【もう視たか?!】山本太郎さんと語ろう!大館ミーティング動画【11月30日小坂町議会報告会最終日】

2012-11-30 08:28:14 | 汚染灰問題
ツイッター上では告知されたので、すでにご覧になった方もいると思うが、
やってない人は知らないかもしれないので、あらためて紹介。

11月12日、急遽開催された「山本太郎さんと語ろう!大館ミーティング」の動画が、
フリージャーナリスト・岩上安身さん率いるIWJ(Independent Web Journal)のサイトで配信されている。

このことは、情報収集力に長けた方々に言わせると本当に価値ある大きなことなのである。

IWJは、原発事故後、日本の大手マスコミが全く機能せず、本当のことを伝えない・自己検証すらしない、腐りきった状況にある中、
東京電力の記者会見場に24時間張り付き続け、深夜に突如始まる記者会見を残さず
可視化し、リアルタイムで動画配信し続けてきた独立メディア。
広告収入に頼らず、一般視聴者の会費と、ボランティアの中継スタッフに支えられて運営しているので、スポンサーなどのしがらみや圧力に左右されず、その時起こった出来事の一部始終を、意図的な編集などをせず、そのまんま配信してくれている。

原発事故で避難するにも信頼できる情報がなく、途方にくれていた福島周辺の住民も
IWJの映像から情報を得ていたといい、全国から絶大な支持を受けている。

東京での原発再稼働反対の官邸前抗議運動や、沖縄のオスプレイ配備の際にも、
テレビ各局のニュースと、IWJスタッフが現場からリアルタイムで伝えてくれる映像を
見比べることで、テレビは本当のことをまったく伝えていないことに驚愕した。

そんなIWJが今回配信してくれたということは、社会問題に関心の高い良識ある人々の視聴に繋がるわけで、全国にこの小坂町の焼却灰問題を知ってもらえるきっかけとなるわけだ。

環境省も県も小坂町も、焼却灰問題はそのうち関心も下火になるだろうと高をくくっているのだろう。だが、そう簡単に、悪人どもの思惑どおりになると思ったら大間違いだ!
この危機的状況にある日本には、本当に行く末を心配して声を上げ、行動を始めた人々がたくさんいる。お上の命令に絶対服従の、小作人のような日本人とは時代が違うのだ。

観光で上っ面だけ「素敵な小坂町」をアピールしようとも、ネットで拡散される本当の情報は隠蔽しようがないのだ。
観光客の被曝の危険性を周知せず、町内に0.5μSV/時までOKの巨大なホットスポットを保有し、1級河川に放射性物質を垂れ流し続けている現状は、全国に知れ渡っている。
誰ひとり大本営発表のデータなど信じない。国や県、町、DOWAに騙されるのは、NHKや読売新聞を鵜呑みにするような、おバカな地元住民だけなのである。

しかしながら、町長・副町長の言い分では「町民の半数は、汚染灰の受け入れ再開“賛成”」とのことだったが、11月13日の町民説明会では、参加者のうち再開“賛成”はゼロ、9割9分が“反対”だったという。

DOWAの企業城下町状態の小坂町の中で、「反対」を主張することが難しいことは、理解したくはないが、想像はつく。それでも、これだけでもマトモな人たちがいることを、
自分は評価したい。
そして、山本太郎氏のように、小坂町とは縁もゆかりもないけれど、日本の国土や子どもが育つ環境が汚染されることを心配し、現場まで来てくれる人がいることで、少しでもこの人たちの後押しになっていればいい、と思う。

この問題は、決して小坂町とグリーンフィルだけの問題ではない。日本全体で考えるべき問題なのだから。

というわけで前置きが長くなったが、11月12日の録画(前半・後半)をじっくり視てほしい。



<iframe width="480" height="302" src="http://www.ustream.tv/embed/recorded/27141264?v=3&amp;wmode=direct" scrolling="no" frameborder="0" style="border: 0px none transparent;"> </iframe>
Video streaming by Ustream

http://www.ustream.tv/channel/iwj-akita1#/recorded/27141264



<iframe width="480" height="302" src="http://www.ustream.tv/embed/recorded/27141964?v=3&amp;wmode=direct" scrolling="no" frameborder="0" style="border: 0px none transparent;"> </iframe>
Video streaming by Ustream

http://www.ustream.tv/channel/iwj-akita1#/recorded/27141964

さあ、どうだっただろうか?

すこしでも得るものがあったと考えるなら、是非IWJの有料会員になって、独立メディアを支えてほしい。

http://iwj.co.jp/

そして、本日11月30日午後6時から、小坂町セパームで、小坂町議会の議会報告会が開催される。
今日が全地区対象の最終日!命に係わる大問題を、たった45分で決定した議会に対して、直接問いただせる貴重な機会だ。

小坂町民よ、必ず行くべし!!!!
今、声を上げなければ、取り返しのつかない未来が待っている!!!!
 


 
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【緊急告知】11.12 山本太郎氏、大館に来るぞ!【情報拡散願】

2012-11-11 23:33:49 | 汚染灰関連情報
緊急の連絡がまわってきたので、取り急ぎお知らせ。

原発事故をきっかけに、脱原発を訴え活動している、
俳優の山本太郎氏が
なんと明日、大館にやってくる!!


「山本太郎さんと語ろう!大館ミーティング」

11月12日(月)午後6時~
大館市北地区コミュニティセンター
(旧サンクレア大館。有浦小学校そば)
〒017-0043 大館市有浦一丁目8-15 


なんと!入場無料!! カンパ大歓迎! 
話を聞きたい、語り合いたい人なら
誰でも参加可能 
定員40~50人(早い者勝ち)


だそうだ。


彼の著書「ひとり舞台」を読ませてもらった。
芸能人は表裏がある、と思ってきたが、彼はそうではないことがよくわかった。

震災・原発事故前から、母親の影響でNPOグリーンピースの活動を非公表でサポートしてきたし、
社会貢献活動にも関心が高い。
彼がオペレーションコドモタチの活動支援をしていることも、結構知らない人が多いようだ。

そして、彼は本当に勉強熱心だ。彼に会って直接話をしたことがある人は、その真摯さとクレバーさに驚くという。

さらに、人の信頼を裏切らない。こんなに義理がたい男を自分は他に知らない。

自分はNHK「トップランナー」での司会ぶりが、印象に残っているが、
メロリンQや、ウルルン滞在記しか知らない君も、
ブルーリボン賞を獲得し、映画「バトルロワイヤル」や大河ドラマ「新撰組」など、俳優として評価しているあなたも、
是非、直接会ってみてほしい。

脱原発で芸能活動ができなくなるという、
日本の芸能界のおかしさを
何とも思わないヤツは行かなくてよろしい(笑)


日本各地の放射能汚染の実態だけでなく、
チェルノブイリまでわざわざ事故後の現場を調べに行った、
その話を聞くことだけでも十分意味がある。


絶対行ぐべし!! 行がねば損する!!


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【違法状態】議会・民意無視、故意に汚染を受け入れる小坂町【証拠隠滅】

2012-11-04 14:45:59 | 汚染灰問題
小坂町の汚染焼却灰受け入れ再開に反対してくれている皆さま、ご協力に心から感謝します。

一方で、この問題について、知ったばかりの方もいると思う。
ツイッターの文字数では伝えきれないことも多いので、
これまでの経緯は、面倒でも、このブログの最初のほうから読んで頂きたい。

そして、ここ数か月間、この問題を巡って、市民団体「米代川の清流といのちをまもる連絡協議会」が活動してきた内容は、セシウム反対母の会のブログに報告があるので、そちらを参照して頂きたい。


 セシウム反対母の会のブログ http://ameblo.jp/hahadesukara/

これを読んでいただければ、

●協議会が、さんざん小坂町に対して請願や署名、要望書、質問書を提出しているのに、
 小坂町からは、明確な回答がまったく返ってきていない。

●これまでも繰り返し指摘してきたが、小坂町民の半数が受け入れ反対に署名している。

●そして、これについては、全員協議会(町議会)で『継続審議』となっている。

●町民10名が委員を務める「環境審議会」で、DOWAが提示した受け入れ基準(協定書)
 を審議したというが、委員は1名をのぞき(町がいうには1人は専門家だという)9人は
 ズブの素人・一般町民。しかも委員の半数が欠席している中、再開を了承をとりつけた。

●いわば、町長が、議会や民意を無視し、独断で一方的に決定した「再開」である。


という、問題点がおわかり頂けるはずである。


また、9月22日に小坂町で開催された「放射性焼却灰受け入れ再開を考える集い」の動画も
アップされている。これを見れば、小坂町の内部に渦巻く状況が一目瞭然である。


10月に入って、小坂町の動きが急に活発化し、それに対応するので精一杯。
実は今も時間がなくて、いつものように全ての報道をなぞることができないので、
ポイントだけをまとめたいと思う。


【徹底して埋立済焼却灰の調査を拒む小坂町・DOWA】


これまで、汚染焼却灰受け入れについては、DOWAの最終処分場のある大館市と小坂町、
そして間に挟まれている鹿角市の市民団体が中心に反対活動を続けてきた。

その成果が実り、大館市長は市議会の答弁で、汚染焼却灰の受け入れについて、
今後検討する予定は「ない」とした。

一方、小坂町はどうだったかというと、小坂町議会にあたる「全員協議会」で、


「昨年7月の、高濃度汚染が発覚した時点で、グリーンフィル小坂に埋め立てられて
しまった汚染焼却灰の実態調査をしろ」

と全会一致で決議された。

これに対する小坂町やDOWAの回答は、

「調査で掘り返すのは危険だから、やらない」

の一点張り。しかし、これまで全国各地の処分場で、埋め立てたものに問題が発生した
場合、掘り返して調査するのは当たり前に行われてきており、やらないで済ませること自体、
おかしいのである。

危険なら、作業時の安全対策をしっかりやればいいだけのこと。
だいたい、この調査をやらなくたって、今後受け入れを再開したら、その埋立作業の危険性は
ボウリング調査と同等か、それ以上の危険性がある。

つまり、この町やDOWAの論理は破綻している。


汚染が発覚してから、反対する人たちが一貫して指摘してきたのは、

23年7月10日の発覚時点で、コンテナに入っていた松戸市の汚染灰のセシウム濃度は、
判っているが、


 ■原発事故発生の3月11日~7月10日までの間に、
 大館・小坂に搬入された首都圏の
  焼却灰の放射性物質濃度を全く調査していないこと■


これが問題だと、ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと言い続けてきている

なぜなら、
・セシウムだけじゃなく、ストロンチウム、プルトニウムなど他の放射性核種も確実に含まれて
 いるはずで、これが処分場の浸出水から米代川に放流されているとしたら、
 とんでもなく恐ろしいことだから。
 →県やDOWAはセシウム134、137の測定しかしていない。しかも、放流水から
  10ベクレル/リットルはぎりぎり下回るが、セシウムが毎回検出され続けている。

・灰の放射能の汚染濃度だけで判断しようとしているが、濃度が仮に低くても、
 大量に集まれば、放射性物質自体の量は、ものすごい膨大なものになるから。
 しかも、含まれているのはセシウムだけではない。

・秋田県が公表しているこの期間に埋められた灰の量のデータはこちら↓


 http://www.pref.akita.lg.jp/www/contents/1330937254050/files/dai25kai_shiryou5.pdf

 これによれば、グリーンフィル小坂では、埼玉・千葉・神奈川・茨城・栃木・静岡・長野
 からの灰、合計1万3690トンが埋まってる。

 そのうち、千葉県松戸市の灰は、和名ケ谷クリーンセンターの薬剤処理した飛灰が
 最も汚染濃度が高く、
10500Bq/kg

 これだけで370トン埋まっていて、ほかに松戸市関係は2000bq/kg超の灰が
 1970トン埋まっているわけだが、
 これを、小坂町(というか、DOWA)が空間線量で測定したら、上から土を被せる前の
 時点で、空間線量がなんと3.1μSV/時だったわけだ。

 http://www.town.kosaka.akita.jp/bosai/image/1674download.pdf
 
 しかも、流山市の飛灰は28100Bq/kg!! 


 で、これらが埋まった上から、再開した灰を埋めようとしている。
 これって、どう考えたって、灰の調査を阻むための
  

「証拠隠滅」

 じゃね???


【汚染濃度だけ見ても、現状は違法状態!! 問題なのは「総量」だ!!】

 我々は、放射性物質は、濃度で基準を決めて管理しても全く「無意味」だということが
 よ~~く分かっている。

 有害物質は「総量規制」しないと無意味
だから。


 ダイオキシン類対策特別措置法、水質汚濁防止法、大気汚染防止法…、これらはちゃ~んと
 「総量規制」の概念があるのだ。

 しかし、今環境省がやってるのは、震災がれきの焼却も含め、全て「汚染濃度」さえ
 クリアできれば問題なし、という嘘っぱちの流布。

 これこそ根本的に間違っているわけ。放射性物質こそ有害・危険物質なのだから
 「総量規制」をまっさきに行わなければいけない。

 そこにまったく触れようともしないことに環境省の欺瞞を感じるのだ。
 要するに「誰の責任か分からないように、全国にバラまいちゃえ」という魂胆が
 見え見えなのである。

 普通、国民の身体に害を及ぼす危険な物質が、大気中にばら撒かれたら、それを
 広げない・動かさない・閉じ込めて隔離する、のが国が考えなきゃならんことなのよ。
 新型インフルエンザやら、鳥インフルエンザなんかは、感染力があるから、発覚すれば
 大々的に発表する。
 
 しかし、急性症状が出ないことをいいことに(でも実際はすでに心筋梗塞や橋本病等々
 健康被害は出てるけど
)、全く放射性物質の危険性を周知しようとしない。
 それどころか、逆に安全デマを流している。

 環境省はおろか、厚労省もまったく機能していない。

 で、小坂町とDOWAは、それにのっかって、周辺住民・周辺環境への影響は丸無視
 というわけだ。
 

【まったく管理になっておらん!協定書の中身】

 最後に。今回の小坂町とグリーンフィル、エコシステムの協定書の基準というのがこれだ↓
 (一部抜粋)



















これを読んで、原発事故後、放射能の問題を少しでも真剣に考えて調べた人なら、

この協定および基準が  ザル  であることがお分かりだと思う。


こんなんで、小坂町が無傷でいられると本気で思ってんのかね?

DOWAで働く同じ町民、見殺しですか???

これは未来に対する、国・県・町・DOWAぐるみの「犯罪」だ!!!(怒)(怒)(怒)
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