ふるさとは誰にもある。そこには先人の足跡、伝承されたものがある。つくばには ガマの油売り口上がある。

つくば市認定地域民俗無形文化財がまの油売り口上及び筑波山地域ジオパーク構想に関連した出来事や歴史を紹介する記事です。

ガマの油売り口上 初代名人・永井兵助が育った時代の様相 

2024-02-25 | ガマの油口上 技法
初代・永井兵助    筑波山麓の新治村(現、土浦市)の永井に伝えられる "永井村の兵助" の話によると、兵助は百姓の長男として生まれた。1753(宝暦3)年、16歳のときに江戸深川(東京都江東区)の木場問屋で働くかたわら、がまの油を売るため、居合い抜きで歯磨き粉の売った松井源水の技法を取り入れ、口上に工夫を凝らし、武士の衣装をまね竹光を派手に振り回してガマの . . . 本文を読む