Z-20型のナショナル国民受信機が完成しました。
56-26B-12A-12Fの構成です。
真空管56は残念ながらエミ減で全く検波せずで、交換しました。
バリコンも、フィンのショートか、バリバリで使い物になりません。
分解して曲がりを修正したりしたのですが、少しましになった程度。
あきらめました。運良く、全く同じバリコンを入手できたのでそれに交換しました。
シャーシとトランスはさび多かったので、洗浄後シルバー塗装しました。
シャーシの上にある四角いケミコンは、外観を変えないようにダミーとして残てあります。
配線。これは、オリジナル回路に戻しました。
おそらく、チョークと3:1トランスが断線したのでしょう。過去に修理されたようです。
平滑チョークは、つけたまま3kΩが代用されていました。ここは、新品のチョークに交換。3:1トランスは取り外され、CR結合に回路変更されていました。ここも、トランス結合に戻しました。
さて、音の方は?
56を交換したのですが、電源を入れてしばらくは、どうも再生が安定しません。
急に大きくなってひずんだり、また小さくなったりで、再生つまみを調整し続けなければならないです。だいぶ時間がたつとだいぶ安定してきますが、もっとよい56に交換が必要でしょう。
マグネチックスピーカーらしい乾いた音(とくに低音域がでない?)です。
感度・音量も、再生つまみで調整してあげていくとひずむので、ほどほどです。
新品価格 |
真空管ラジオ・アンプ作りに挑戦!-幻の5球スーパーで音がよみがえる (定年前から始める男の自由時間) 中古価格 |
こだわりの真空管ラジオ作り 懐かしい音が聞こえる! (はじめての手作り工房) 新品価格 |
新品価格 |
新品価格 |