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またまたアライメント調整

2010-09-20 | Z32の話-サスペンション関係

トー調整中の図
メンバーカラーを入れ、リヤメンバーの傾きがビシッと直ったところで(?)、再度アライメント調整をしました。

この自作ゲージも使い始めて1年半以上。それなりに回数使ってみて、使い勝手や構造・精度などなどいろいろ不満もたまってきましたので第二段を構想中です。やはりハブボルト固定方式では精度も出にくいし作業も面倒なので、巷のアライメント機器のようなリム固定方式にしたいと思っています。けっこう前から改良版の構想を練っているのですが、「簡単な工作で精度よくできる」というものを考えているとなかなか良い方法が思いつきません。やはりいろいろやるには工作環境を整えたいですね。

ところで、写真ではタイヤの下にポリ袋を敷いていますが、これはジャッキから降ろす際や調整時のタイヤの摩擦を軽減するためです。以前はフロントだけ敷いていましたが、リヤにも敷くほうが良いです。ポリ袋をピンと張った状態でジャッキを下げると、タイヤによって外側に引きずられてクシャっとなります。これがストロークに伴うトレッドの変化です。


さてさて、今回調整のトー、キャンバの値はだいたい
トー F:+0.05°R:+0.2°
キャンバ R:-2.2°
という感じです。フロントキャンバはめんどくさくなり今回測定なし(笑)
リヤタイヤが多少片減りするのでリヤキャンバはもう少し起こしたい気もしますが、純正の偏芯ボルトでのリヤキャンバの調整は最大0.4~0.5°くらいといった感じで、左右差をあわせる程度で精一杯です(もともと新車時の誤差吸収のためなので当たり前といえば当たり前ですが^^;)。

ここでちょっと気になって純正のアジャストボルトを測ってみると、偏芯量は2.5mmくらい。つまり、およそ5mmの調整代でキャンバが0.4~0.5°程度変化するということです。ならばもう5mmくらいアームが長ければ、0.5°くらいキャンバが起きることになります。
社外の調整式アームにすればもちろん調整範囲となりますが、この程度なら純正アームのブッシュが無い側を加工して伸ばす、なんてのもいいかもしれません。

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