自然の中を散策!な日々

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フルボ(ミヨタ9100搭載モデル)

2014年08月31日 | 日記
ミヨタのキャリパー9100がちょっと気になり、
数多くのメーカーが採用している中で、
 比較的リーズナブルな
フルボ デザインの F4005SISSを買ってみました。



ミヨタ(シチズン)製 自動巻きキャリパー9100搭載

ハイビート/28,800振動を誇る高精度ムーブメント

自動巻き26石パワーリザーブ表示、月、日付、曜日、24時間表示

28,800振動とは、毎秒8回振動(1/8秒刻み)
1時間で28,800回 振動し、通称8ビートと呼ばれるものです。

8ビート以上がハイビートと呼ばれるみたいで、
その上には10ビート(36,000振動・10振動)もあります。
(グランドセイコーやスイスのゼニス「エル・プリメロ」など)

シチズンは昔スパービートと呼んでいました。
(1970年代頃 レオパール・8ビートと10ビート!
 10ビートにはクロノメーターもありました)

さらに10振動以上もあり
GSX・富嶽(43,200振動・12振動)セイコームーブメント(SII)
オーデマ・ピゲAP脱進機の(43,200振動・12振動)
(クロノメーター ジュール・オーデマ AP エスケープメント)
ブレゲ・「タイプXXII GMTフライバッククロノグラフ」(72,000振動・20振動)

ハイビートにする事で、
テンプが速く回り振動や衝撃の影響を受けにくく
安定するため精度を上げる事が出来ます。

高回転で回るコマと、ゆっくり回るコマでは、
どちらが安定するか、想像すればわかりますね。


その反面ハイビートになると、それだけ速く回転するので
摩耗などによるすり減りで耐久性も落ちてしまいます。


自動巻きでは、回転部分の摩耗を減らす為、
硬いルビー(人口ルビー)を使っています。

26JEWELS(26石)と書いてある時計などは、
ルビーがその時計に26個使われていると言う事です。

しかし、ルビーを使っていても摩耗はするので、
定期的メンテナンスは必要です。

(TISSOTでは6ビートのクロノメーターがあり、
高精度でありながら、低振動で耐久性もあります。)

【さらに精度の高いものにトゥールビヨンがあります。
懐中時計時代に
アブラアン・ルイ・ブレゲによって発明され、
常にポケットの中で同じ姿勢の為(縦の状態で重力がかかる)
脱進器自体を回転させ「姿勢差」を減らすシステムです。】
(腕時計では、そこまで必要ない気がしますが?)


ではフルボ F4005SISSはというと
少し使用した感じは、まあまあです。

少し重量感があり いい感じです。

リューズは小さくて回しにくい様です。

針のみ夜光塗料があり、少し弱めです。

ムーブメント: 時計の動きはいいです。


フルボは別にスケルトン仕様も持ってますが、

その時計はデザインだけのファション時計で、

ほとんど廉価版のムーブメントでした。


このcal,9100は廉価版モデルとは違い

ハイビートでしっかり作られた良いモデルです。