平成28年3月24日(木)から入院しております、母かずえ86歳。
転んで後頭部を椅子に打ちつけ、2針の打撲傷を負いましたが、その検査により、軽い脳梗塞が発覚致しました。一時右手右足に麻痺が出ていましたが、リハビリの効果でかなり回復しました。脳梗塞の治療も終わり、本格的なリハビリ開始のため、いよいよ転院です。
転院先にはリハビリテーション病院を数件紹介されましたが、色々と考えた末、こちらの病院に決めました。現病院から、母の病状を詳しく説明頂き、受け入れを了承してもらえましたので、娘と二人で面談に行って参りました。
入ってすぐがこのようなエントランス。
清潔感溢れており、広くて伸び伸びとした雰囲気です。
円形の建物の真ん中が吹き抜けになっているので、開放感があるのでしょう。まるでホテルのエントランスのようです。
面談は2時間ほど予定していたのですが、結局3時間掛りました。というのも、主治医がとても熱心で、とても詳しい説明をしてくださったからです。主治医の他に、2名の女性と1名の男性、計4名の方が同席され、母の様子も詳しく尋ねられました。
治療方針もきちんと説明があり、全てが納得のいく内容でした。相部屋が満床のため、先ずは個室に入らなければならないということで、費用は若干掛ってしまいますが、この病院なら、それでも治療して頂きたいと思いました。こちら、個室のドアです。
逆光だったため、写真が見辛くてすみません。個室の内部です。
ベッドの右手壁側には簡単なクローゼットや冷蔵庫、洗面台も備え付けられています。入院当初は場所が変わったことによる動揺が見られるかもしれないので、家族に付き添って貰う可能性もあるとのこと。これだけの広さがあれば、付き添いも楽だと思います。
入ってすぐの右手にはトイレ・シャワールームもあり、付き添った家族も不自由が無いようにとの配慮がなされています。
あいにく、相部屋(4人部屋)は、満床状態なので撮影できませんでした。入口付近だけ撮影させて頂けたのですが、これはトイレです。各部屋にトイレがあるので、とても安心です。
クローゼット・洗面台も各部屋の入口に設置されていました。
食事は、こちらのホールで、全員で頂くそうです。車椅子の方が多いので、スペースがたっぷり取ってあります。
1階のリハビリテーションルーム。まるでフィットネスクラブのようでした。お年寄りが、一生懸命自転車こぎをされているのを見て、母ももうすぐここでリハビリをさせて頂けるのだと、その姿を想像しました。「もうしんどい。もう無理やわ。お母さん、もうやりとうない」とか言うんだろうなぁ。
ただ、今回の主治医の説明でとてもショックな事がありました。
「体力的には、リハビリである程度動けるようになることは予想できます。しかし、現病院からの報告によると、認知症がかなり進んでいるようで、それがとても心配です。ここでの治療の後、在宅をお考えのようですが、身体的には可能だとしても、認知症によって在宅が無理ではないか・・・という結論が出る可能性が大きいです」
実は現在の病院で「長谷川式認知症スケール」のテストを受けたらしいのですが、30点満点で6点しか取れなかったということが分かりました。30点満点で、20点以下のとき、 認知症の可能性が高いと判断される、ということです。(以下認知症の重症度別の平均点)
●非認知症:24.3点
●軽度認知症:19.1点
●中等度認知症:15.4点
●やや高度認知症:10.7点
●高度認知症: 4.0点
どうしてこんな大事なことを、今の病院は教えてくれなかったんだろう。毎日病院に行っているというのに。
家に帰りたい一心で、リハビリをがんばる!と言っている母に、何と説明すればいいのだろう・・・。
「新しい病院は、とても良い所だったよ」としか言えませんでした。本当は許可されていないのですが、甘いものに餓えている母にあんぱんを差し入れ、三分の一程を。とても嬉しそうに、美味しそうに食べていました。
認知症が進んでいたせいだったのか、この頃、母を子供のように感じていました。小さな女の子のような母。何とかしてやりたい。家に連れて帰ってやりたい。
入院期間は2~3ヶ月であろうと言われました。転院先の病院の都合もあり、転院は5月中旬頃になりそうです。
ゴチャゴチャ考えても仕方ない。それは分かっているのですが、気持ちが沈んでしまいます。たった一度のテストが全てだと思わないで、前向きに考えよう。認知症についても治療対象として考えて頂けると言われたじゃないか。
どうか、どうか、成果が出ますように。
また、笑いながら一緒に暮らせますように。
転んで後頭部を椅子に打ちつけ、2針の打撲傷を負いましたが、その検査により、軽い脳梗塞が発覚致しました。一時右手右足に麻痺が出ていましたが、リハビリの効果でかなり回復しました。脳梗塞の治療も終わり、本格的なリハビリ開始のため、いよいよ転院です。
転院先にはリハビリテーション病院を数件紹介されましたが、色々と考えた末、こちらの病院に決めました。現病院から、母の病状を詳しく説明頂き、受け入れを了承してもらえましたので、娘と二人で面談に行って参りました。
入ってすぐがこのようなエントランス。
清潔感溢れており、広くて伸び伸びとした雰囲気です。
円形の建物の真ん中が吹き抜けになっているので、開放感があるのでしょう。まるでホテルのエントランスのようです。
面談は2時間ほど予定していたのですが、結局3時間掛りました。というのも、主治医がとても熱心で、とても詳しい説明をしてくださったからです。主治医の他に、2名の女性と1名の男性、計4名の方が同席され、母の様子も詳しく尋ねられました。
治療方針もきちんと説明があり、全てが納得のいく内容でした。相部屋が満床のため、先ずは個室に入らなければならないということで、費用は若干掛ってしまいますが、この病院なら、それでも治療して頂きたいと思いました。こちら、個室のドアです。
逆光だったため、写真が見辛くてすみません。個室の内部です。
ベッドの右手壁側には簡単なクローゼットや冷蔵庫、洗面台も備え付けられています。入院当初は場所が変わったことによる動揺が見られるかもしれないので、家族に付き添って貰う可能性もあるとのこと。これだけの広さがあれば、付き添いも楽だと思います。
入ってすぐの右手にはトイレ・シャワールームもあり、付き添った家族も不自由が無いようにとの配慮がなされています。
あいにく、相部屋(4人部屋)は、満床状態なので撮影できませんでした。入口付近だけ撮影させて頂けたのですが、これはトイレです。各部屋にトイレがあるので、とても安心です。
クローゼット・洗面台も各部屋の入口に設置されていました。
食事は、こちらのホールで、全員で頂くそうです。車椅子の方が多いので、スペースがたっぷり取ってあります。
1階のリハビリテーションルーム。まるでフィットネスクラブのようでした。お年寄りが、一生懸命自転車こぎをされているのを見て、母ももうすぐここでリハビリをさせて頂けるのだと、その姿を想像しました。「もうしんどい。もう無理やわ。お母さん、もうやりとうない」とか言うんだろうなぁ。
ただ、今回の主治医の説明でとてもショックな事がありました。
「体力的には、リハビリである程度動けるようになることは予想できます。しかし、現病院からの報告によると、認知症がかなり進んでいるようで、それがとても心配です。ここでの治療の後、在宅をお考えのようですが、身体的には可能だとしても、認知症によって在宅が無理ではないか・・・という結論が出る可能性が大きいです」
実は現在の病院で「長谷川式認知症スケール」のテストを受けたらしいのですが、30点満点で6点しか取れなかったということが分かりました。30点満点で、20点以下のとき、 認知症の可能性が高いと判断される、ということです。(以下認知症の重症度別の平均点)
●非認知症:24.3点
●軽度認知症:19.1点
●中等度認知症:15.4点
●やや高度認知症:10.7点
●高度認知症: 4.0点
どうしてこんな大事なことを、今の病院は教えてくれなかったんだろう。毎日病院に行っているというのに。
家に帰りたい一心で、リハビリをがんばる!と言っている母に、何と説明すればいいのだろう・・・。
「新しい病院は、とても良い所だったよ」としか言えませんでした。本当は許可されていないのですが、甘いものに餓えている母にあんぱんを差し入れ、三分の一程を。とても嬉しそうに、美味しそうに食べていました。
認知症が進んでいたせいだったのか、この頃、母を子供のように感じていました。小さな女の子のような母。何とかしてやりたい。家に連れて帰ってやりたい。
入院期間は2~3ヶ月であろうと言われました。転院先の病院の都合もあり、転院は5月中旬頃になりそうです。
ゴチャゴチャ考えても仕方ない。それは分かっているのですが、気持ちが沈んでしまいます。たった一度のテストが全てだと思わないで、前向きに考えよう。認知症についても治療対象として考えて頂けると言われたじゃないか。
どうか、どうか、成果が出ますように。
また、笑いながら一緒に暮らせますように。
ポチ、ありがとうございました~
認知症・・・家も 同年代の両親がいますので、そう思う事は 良くあります。
でも、今は 昔と違って 認知症の薬(信仰を抑える)もあると聞いた記憶が・・・
先のことは わからない。
今 できることをするしかないですものね。
P.S
イカタコは 消化が悪いので、食べ過ぎると下痢や嘔吐という場合もありますが、栄養的には タウリンも豊富で良い素材ですよ。
今は シーフードプラスの猫缶もありますしね。
実はうちも昨日、母さんの心臓の異変で
緊急で父に病院へ連れて行ってもらったの。
私も午後、職場から病院へ行きました。
初めの説明は結構怖い事言われたから、
私も母さんも驚愕して、さらに心臓煽ったよね(笑)。
でも検査結果がそれほど悪くなくて、
軽い処置で、大したことなく、帰宅できましたが、
ままんの事が頭をよぎりました。
なかなか、強い気持ちを維持するのは、
難しい事なんだと思った。すごい解ります。
私なんて今日、昨日の緊張で足が筋肉痛だかんね。
(こんなへたれと一緒にすな~ってね)
とにかく、今は、
かずえさんのリハビリと認知症の治療が、
上手くいく事を願うしか、ないのでしょうが、
ままんの心労も心配です。
思い詰めん様にね、ままん。
かずえさん、あんぱんちょっと食べられて良かったね。
お母さまは86歳というお年ですし、これからは対処もされていく事でしょうから 劇的な進行は防げると思います。
入院中であれば、看護師さんの元、服薬も欠かす事なくできるでしょうし。
個人差はあるみたいですが、認知症の薬って、身体的にか精神的にかどちらか しんどいらしく、薬を嫌がり、服用されない方が結構いるんです。
でも 退院されても、ポンままさんが いらっしゃるし、独居の方のような心配がいらないのが 良かったと思います。
それでも、ご家族な方だけが負担に思わないで下さいね。
医師、看護師、ケアマネ、ヘルパーと、
家族さんとご本人のサポーターは
わんさかいます!
なんでも相談、なんでも頼って下さいね!
分かっているのに、往生際悪く悶々と(j o j)
リハビリ病院の先生は、本当に丁寧に説明してくださって
不安な心を落ち着かせてくださいました。
認知症のことさえなければ、希望の光だけだったんですけどね。
お薬で進行を止めるだけでは、家に帰ってくるのは、
もう無理な段階なのかも(*。*)なぁんて考えたりして。
でもやっぱり、出来ることを精一杯やる!
に尽きるんですよね。
色々ご心配をお掛けしてすみませんm(_ _)m
ポンちゃんはねこ缶も食べないので、その辺の情報も
全然知りませんでした。
イカも少量なら大丈夫ってことなんですね~。f(^^;)
実物の方が遥かに良かったの。
かずえさん、高級志向だから、きっと喜ぶね~と、娘とも話しました。
お母さん、心臓が悪かったの?それとも急に?
驚くよね~。想像しただけでバクバクする。
でも大したことなくてよかったわ~。
夕べはなかなか寝られなくて。
考えても仕方ない!っていくら言い聞かせてもね、
かずえさんのショックを思うと、無駄に寝がえり打つばかりで。
お陰で寝坊ですわ。ま、始業には間に合ったけどね。
こういう時、ヘタレ野郎の実力発揮ですわ~。あか~ん(j o j)
今は、良い病院に行けることを喜んで、
これからの治療に期待をかけて、前向きにね、がんばります!
今日行ったらね、残りの三分の二全部食べとったがな~。
それこそ、あか~ん。笑
医療に携わってらっしゃる?
無知な私は、にわか勉強で、色々調べましたが、
悲観することばかりでもなさそうですよね。
家に帰ることが出来たら、デイケアで、
昼間はお願いしようかとか考えました。
所詮、付きっきりの介護がしてあげられる訳では無いので、
本当に非力だなぁ・・・と思います。
でも、今は良い世の中になりましたから
情報を見逃さないで、取り組んでいけたらなぁと思います。
長文のアドバイス、本当にありがとうございますm(_ _)m
よかったら、これからもまた、教えてくださいm(_ _)m
でも、外見も内容も安心出来るような病院で良かったです。
探すのも大変だったでしょう。かずえさんよかったですね(^^)
実母も認知症で、もう5年近く進行止めのお薬を飲んでいます。
その間に癌が見つかって4年で3度手術しましたが、
嬉しい事に、余命宣告を半年過ぎても元気です!
認知症への対応について、近くでいつも見ている妹と、
電話だけの私では違いました。
物忘れや妄想が酷いとはいえ、
まともで、すごく頭が働く時もあって、
私はなかなか希望を捨てられませんでした。
でも、それはただのマダラにすぎなかったのです。
仲の良い三姉妹が母への対処で不協和音になった事もありました、、。
嘘ついたり、駄々をこねて妹に叱られる母は6歳児のようです。
でも、しっかり者だった母の片鱗は少し残していて
頑張って一人暮らしをしています。
それが母の一番の希望であり生きてる実感でもあるようです。
妹や近くの親戚達には感謝しています。
訪問看護も受けていますし、社会福祉も受けています。病院も介護タクシーです。
ポンままさん、今までもすごく頑張ってこられて
これからもまだ乗り越える事があると思うけど
皆さんで協力して、いい方向にいかれます事願ってます!
不安な気持ちが出てきたら、何でも書いて下さいね。
それぞれ事情が違うし、繊細な事なので
ポンままさんやかずえさんにとって役に立つような事、
何も言って差し上げられないけど
聞く事、エールを送る事はできますので。
また、楽しいポンちゃん記事も書いて下さいね。
書くときっと癒されますよね。
乱文で、まとめられなくてすみませんでした^^;
本当にありがとうございます。
大変なことをたくさん乗り越えてこられたのですね、お母様も、周りの皆様も。
しっかり者だったお母様の、片鱗どころじゃありませんよ。
その状態で、お独りで住まわれるという選択をなさっていること自体が、未だにしっかり者であるということの証拠です。(近くの妹さん達のご苦労はお察ししますが)
私は、まだ何も頑張っていないんです。
これで母が家に帰ってきたら(私は母を5歳児と言ってます。笑)
幼子をひとりで家にお留守番させるようなものですから
さぞやストレスも溜まるのだろうなと想像します。
やってみたらこっちの身が持たなくて、結局施設行き・・・なんてこともあるかもしれません。
でもね、それでもいいから、やっぱり母を家に戻してやりたい。
ダメならダメで、またその時に考えればいいんじゃないかって。
甘いのかもしれませんけどね。
こうして温かいお声をかけて頂くと、頑張れる気がするんです。
いつまでたっても発展途上な私ですが、これからもどうかよろしくお願いしますm(_ _)m
いつも、ありがとうございますm(_ _)m
皆思ってたから
ショックは大きかったですよね
すぐには 前向きに考えられないの 分かります
でも 先の事はどうなるか
事が動いてみないと分からないですもんね
苦しかったり 辛くなった時は
ここで吐き出して
経験豊富な方々から
色々アドバイスをもらって
乗り切っていけるよう願っています
私は認知症の事は あまり分からないし
まだ 親の介護の経験も無いので
なんのアドバイスも出来ませんが
お祈りする事は出来ます
祈りの力って 案外スゴイと思うのです
毎日祈らせてくださいね
リハビリさえ頑張ったら、帰って来られるって
思っていたんです。
認知症のこと、ちょっとは心配でしたけど。
まさか、そんなに酷くなっているなんて
思っていなかった。
昨夜も余り眠れなかったのですが、今から私がこんなことじゃ
先が思いやられますね。しゃんとせい!ですよね。
皆さんからお声を掛けて頂くことが、とても励みになります。
祈ってくださいますか。本当に、本当にありがとうございますm(_ _)m
もう一度自分に喝を入れなければ!!
いつも、ありがとうございますm(_ _)m