ねこなんて大っ嫌い

ってずっと思ってたのに。
死にそうな子ねことの出会いが生きる力を与えてくれました。
バツ2でも結構幸せにやってます!

母かずえ 健康オタクの底力

2024-07-29 05:55:55 | 母 かずえ
先日の記事で、もう母の写真を載せた記事は最後かも・・・と思っていましたが、昨日の面会で覆されました。嬉しい誤算です。

3週間前に閉じなくなっていた口は、閉じるようになっていた。


この日、母が熱心に信仰している宗教の、大尊敬している大好きなFさんも一緒に面会に行ってくださいました。耳元で「〇〇ですよ。かずえさん、分かりますか?」と聞くと瞼がピクピク。


この方は、その会の中でとても偉い方なのですが、たまたま以前住んでいた同じマンションに住まわれていて、母は度々お邪魔したり来宅して頂いたり、本当にお世話になった方なのです。


初めて母の居室に入ったのですが、ベッド脇の棚には、いつも素敵な絵手紙を送ってくださるSさんから頂いた、今年2月の誕生日の時の絵手紙が。思わず広げて、しばしうっとりと拝見しました。


「え?お婆ちゃん、口の横が痒いの?」と大声で尋ねる娘。笑


サンバくんと並んで覗き込んで、かずえさんに話しかけました。


するとそこで、え?という感じで母の目が開いた!!


時々こうして口が開いたままにはなりますが、閉じている時もままあります。この時もすこ~し目が開いてますね。

会話が出来るレベルではありませんが、思った以上に回復していて驚きました。施設の方が仰るには、7月10日頃、丸一日口が開いたままになってしまい、あぁもうダメなのか・・・と落胆していたら、その後時々閉じるようになり、その回復には目を見張るものがあったと。「食欲があるんです。それには私たち介護の人間もみんな驚いています」と、嬉しそうに仰る。

時間になり居室を出て、私だけその場に残り、施設の方との面談がありました。この日印鑑をお持ち頂きたいと言われていましたが、それは「看取り介護についての同意書」に署名捺印のためでした。

この書類に家族が同意していないと、施設内で亡くなった場合、警察が介入するのだそうです。そんなことがあるのか・・・。でも人一人が亡くなるって、そういうことなんだな、と思いました。

そしてその時、衝撃の事実を知りました。「この書類に同意されてから、最長で2年後に亡くなった方もいらっしゃるんですよ」えーーー?2年後ですか~?「まぁそれは個人差がありますので、何とも申し上げられないのですが」はぁ~かずえさんがその記録を破ることになったら、いっそもう、目出度い!と祝ってあげるか。笑

駐車場の車で待っていてくれた娘とサンバくんと、巻き込まれて待たされてしまったFさん。と、そこで娘が叫びました。「あれ、お婆ちゃんじゃない?」見るとさっきまで居たあの部屋が目の前にある。窓の外からみんなで見つめました。

母のベッドが起こされ、介助の方がゼリー?を母の口に運んでくださっている。もぐもぐもぐ・・・と食べた後、あ~んと大きな口を開けて催促する母。まるで離乳食を食べ始めた赤ちゃんのように、何度も何度も大きな口を開けている。

なんだかね、じわっと涙が出ましたよ。施設の方がウソを言っているなんて、全く思っていませんでしたが、本当に、目の前で食べたい!という母の様子を見ていると嬉しくなってしまって

こうなったら、健康オタクの底力がどこまで続くのか、しっかりと最後まで見届けたいと思います。


Fさん、ありがとうございました
お待たせして申し訳ありませんでした
2つのボタンをぽちっとして頂けると、と~っても嬉しゅうございます


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