放浪映画人

独断と偏見による一言映画評

ホテル・ルワンダ

2006年09月11日 | なかなかやるなぁ!(・へ・)
監督:テリー・ジョージ 2006年公開(イギリス/イタリア/南アフリカ)

1994年アフリカのルワンダで、多数派フツ族による少数派ツチ族の大量虐殺事件が発生、100万人近い人達が虐殺された中、1200人の命を救ったホテル支配人の実話。
支配人役のドン・チードルが実に見事な演技をしていました。
それが故に、観賞している側も感情移入しやすかったです。
人間が集団となって狂気となった時、こんなにも残酷で、悲しいものなんだと教えてくれる作品です。
また、命がけで家族を守るという真実がこの作品にあります。
老若男女を問わずに観賞してほしい作品です。
家族を守る事、他人を守る事、今の日本人の多くが忘れている事です。
この作品は、そういった甘えた心に鋭く突き刺さってきます。

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