放浪映画人

独断と偏見による一言映画評

20世紀少年

2008年09月23日 | ボチボチかな。(^^ゞ
監督:堤幸彦 2008年公開(日本)

まあ、それなりに面白いけど、何故かインパクトに欠ける…。
原作を良く知りませんが、ストーリーの展開が唐突的な所があって、置き去りにされてしまいます。
そういった点で、主人公に感情移入出来ないまま終わってしまった…、そんな感じです。
これは脚本のミスだと思います。
今後、第二章、第三章と上映が決定されていますが、「デスノート」の時のような、続編に対する期待感が持てないのはどういうことだろう…。
三部作で計60億円を費やしたと聞いていますが、この第一章を拝見する限りでは、さほどお金が掛かっていないように思えます。
第二章でいかに盛り上げるかが、大きな課題でしょうね。
もっとドキドキわくわくするような展開を期待したいですね。

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ウォンテッド

2008年09月23日 | なかなかやるなぁ!(・へ・)
監督:ティムール・ベクマンベトフ 2008年公開(USA)

ストーリーもアクションもなかなか凝っていて面白い!
アンジェリーナ・ジョリーもカッコええし最高です。
車を使っての特撮には結構拘っている様で、今までに見た事の無いようなアクションを展開します。
ストーリーもなかなか良い、後半の展開は関心するばかりでした。
「なるほど、こういう展開もありなんだ」という感じです。
同じアクション映画なら「ハンコック」よりも、こちらがお勧めです。

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ハンコック

2008年09月20日 | ボチボチかな。(^^ゞ
監督:ピーター・バーグ 2008年公開(USA)

スーパーマンのように空も飛べるし、力もあるミュータントの話です。
何故、このようなミュータントが誕生したのかは語られていなかったが、そこを神経質に考えなければ、それなりに楽しめる作品です。
この作品の主人公は、スーパーマンのような能力を持っていながら、要領の悪さ故、周囲から正義の味方と認識してもらえないのです。
なかなか面白い設定ですね。
私としては、この設定で面白おかしくストーリーを貫き通して欲しかったのですが、ストーリーの後半、何故か感動させようという向きになってくるのです。
ストーリーがシリアスな展開になるにつれ、面白味が無くなり、眠気まで出てきました。
「こち亀」の両津勘吉のようなヒーロー像を作ってほしかったですね。
残念。

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シャッター

2008年09月16日 | あかんわ。(ーー;)
監督:落合正幸 2008年公開(USA)

もう、全く怖くも恐ろしくも無かった。
構成が下手くそと言うしか他ならない。
作品に現れる霊が、どのような恨みや憎しみ、そして悲しみを背負っているのかが大事なポイントなのに、そういったものを全て後回しにしているから怖さが伝わって来ない。
お化け屋敷の幽霊と全く同じである。
音響と、突然(霊を)出現させれば(観客も)怖がるだろうという、くだらない構成である。
ジャパニーズホラーもいよいよ終わりだなという感じの作品です。

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