放浪映画人

独断と偏見による一言映画評

火天の城

2009年10月12日 | なかなかやるなぁ!(・へ・)
監督:田中光敏 2009年公開(日本)

この作品、あまり期待せずに観に行ったのですが、これがなかなか面白かった。
ストーリーがとても良い。
ですから最初から最後まで飽きずに観賞する事が出来ました。
安土城の建築に関わる人達のエピソードがうまく描かれていて、しかもそのエピソードの一つ一つが非常に深く、愛情溢れるものばかりです。
人への愛情だけでは無く、建築に関わる素材に対しても愛情を持つ宮大工の棟梁 又兵衛(西田敏行)の生き方は魅力的で、現在人が見習わなければいけない事ばかりでした。
本当に良い作品だと思います。

最近は洋画を観る事が少なくなったような気がします。
CGだけが先行して、中身がペラペラな洋画を観賞するよりは、ストーリーのしっかりした邦画を観賞する方が良いですね。

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