確か4年生のときのメモ。字がキタナ過ぎる。それに「習子」って誰。
<この夏、悲しい話 その1>
息子の学校では、学習した内容を一人ずつ新聞記事のようなスタイルにまとめて発表するという課題がときどき出ます。このあいだ作った新聞は、「内臓の働き」がテーマでした。
新聞づくりに関しては、うちの息子は毎度まるで熱意を発揮しません。作った新聞は並べて廊下に張り出されるのですが、手抜きしまくっているせいで息子の分だけ妙に白っぽい。たまたま両どなりが気合いの入ったカラフルな紙面だったりすると、その白っぽさが悲しいほどに際だつのです。これを「余白の悲」と言う。つまり遠目に見るとそこだけぽっかり空白になっており、とても見つけやすいのが、これっぽっちも有り難くありません。
そんなわけで、今回もあまり期待していませんでした。ところが今度のは、意外ときちんと作ってありました。なんと、内臓の配置がわかるカラーイラスト付き。説明文も、そこそこわかりやすい(ひょっとしたら本からのまんま引用かも知れないが)。
嬉しい気持ちで読み進み、締めの文章で一気に虚脱しました。それはこんなような文章でした。
嬉しい気持ちで読み進み、締めの文章で一気に虚脱しました。それはこんなような文章でした。
「人間にとって大事な働きをする内臓。これからもひとびとのためにがんばって働いて欲しい」
………。
ちょっぴりおかしいのではないかな?その言い方は。
その言い方だと、まるでワンセットの内臓を複数の人間が共有しているみたいに聞こえるけど?
内臓について調べて行くうちに、その緻密で精巧なシステムとメカニズムに何か「装置」とか「精密機械」のようなものを連想してしまったのかな?それでこんなトンチンカンな感想になってしまったのかな?そうなのかな?-と、出来るだけポジティブな解釈を試みようとする、悲しい親心。
<この夏、悲しい話 その2>
何十回注意しても、フトンを畳まずに出かけてしまうノレパソ。
何百回注意しても、学校のお知らせプリントを出し忘れるノレパソ。
何千回注意しても、パンツを裏返しにしたまま洗濯機に入れてしまうノレパソ。
叱っても、怒鳴っても、罰金刑を課しても、それでも忘れ続けるノレパソ。
お母さんはほとほと疲れました。
でもお母さんはお母さんとして、注意することをやめるわけには行きません。
そう思ってこの前もまた、繰り返される失態について小言を並べました。
一応言い足りた気がしたので解放してやったら、別室に引き上げる途中でノレパソが小声で
♪フラストレーショ~ン…♪
と変な節をつけて唄っているのが聞こえました。
………。
ちょっと待たんかい。
何がフラストレーションじゃ。それはこっちのセリフだわ!
もう一度ここにきて座りなさい! …と言うには、もはや疲れ過ぎていました。
<この夏、悲しい話>は、おそらく今後もひっそり悲しく続くと思います。
*画像説明* <あの夏、悲しかった話 その100>
ある日仕事から帰ったら、玄関ドアの前に置いてあったメモ。
「カギを持って出るのを忘れたので家に入れなかったけれど、習字の教室にいるので心配しないでほしい」というような内容。
習字の稽古に通っているひとが書いたとは到底信じられないような汚い字で、ノートの切れ端にしたためられている。しかも「習字」が「習子」になっておる。
そうか。
息子が通っているのは、「習字」ではなく「習子」だったんだネ。だからいつまでもたっても、字が上手にならないんだネ。そうか、そうか…。「習子」か…。
「習子」って、何? どこ? 「すなっく 習子」?
ノレパソ!最高ノ)^o^)/
>何百回注意しても、学校のお知らせプリントを出し忘れるノレパソ。
私もキレて、学校に一緒に取りに行ったことが
あります。
机の中から、アコーディオン状になったプリントが・・・・
出てくる出てくる♪・・・って感じでした。
大きな紙袋、持って行って正解でした・・・爆
>何千回注意しても、パンツを裏返しにしたまま洗濯機に入れてしまうノレパソ。
洗濯物に関しては、もう!そのままぶち込むことにしました。ある時から・・・。
いろんなモノそのままに・・・爆
そして、干す時もそのまま干します。
えぇ!たたむときもそのまま・・・
だから、
絶対に、おのれがやることになるのぉ~~(あはは)私は、絶対になおさないのぉ~~(あはは)
夏休み入りましたね。
猛暑に加えてさらにつらいですね。うちは規則正しく予備校に通ってるので関係ないですが。
フラストレーションなんてしゃれた言葉を知っとるじゃないの、ノレパソくん。使うところが間違ってるが。
「なんか失敗した感じ」あと数年すると「感じ」ではなくて「明らかに失敗した」とわかるときがきます。うちはそうでした。いやノレパソくんは成功に変わるかもしれないけど。審判の日を待て。
>机の中から、アコーディオン状になったプリントが・・・・
ははは~~。なってるなってる!アコーディオン状!
お道具箱の向こう側からジョロ~ンと出て来るの。
飛び出すプリントかっての。
>絶対に、おのれがやることになるのぉ~~(あはは)私は、絶対になおさないのぉ~~(あはは)
私もそれで行こうと思うとるのよ。
というか、裏返しになっていない物も裏返しにして
しまってやろうかと思ってんの。逆に。
>念写できたらよかったんだけどね。
できなさいよ。念写くらい。夏なんだから。
>審判の日を待て。
今の時点ですでに失敗の予感だらけなんで、もう覚悟は出来ています。
むしろ、繰り上げ審判をお願いしたいくらいです。