寝汁をたれる男

悪いけど、絵は無いほうがよかったです・・・。

 

 

 

 

暑いですね。みなさんのお宅では、もう冷房つけていますか？ウチはまだです。

今のところ、２台の扇風機でしのげてはいるのですが、この時期になると息子ノレパソのフトンがキツいです。ものすごい量の寝汗をかくので、敷きブトンが毎朝ジメジメです。特に頭の汗がすごくて、夜中に様子を見ると、耳から脳漿が漏れているのでは？と疑いたくなるほどフトンがビショビショになっております。

ときどき寝顔を鑑賞しようとして睡眠中の息子に忍び寄ったりすることがあるのですが、そんなときにフトンの上に点在する汗がたっぷりしみ込んだ箇所を踏んでしまうと、たとえば高野豆腐かブランデーケーキでも踏みつけたような、あるいは雨上がりの苔寺を、罰としてハダシで散策させられているかのような、汁がジューっとしみ出て足裏を冷たく濡らすその感触が、なんというか、非常に興ざめで、寝顔を愛でる気も一瞬にして失せるほどです。子どもってなんであんなに寝汗をかくのでしょうか。まだそれほど臭わないのが、せめてもの幸いです。

 

またノレパソは、夜の間に必ず頭と足の位置が逆転していますが、これもなんでかわかりません。逆向きだと北枕になっちゃうのになぁ。毎晩毎晩あまりに律儀に逆さまになるので、これは単に寝相が悪いというよりは、息子の頭には北の方角を指し示す性質があるのではないか？と考え初めているところです。航海時には首からぶら下げておくと、役に立つかも知れません。しかし海上ならともかく家の中でまで方角を教えてもらう必要もなく、だいいち北枕は縁起が悪いですよね。それに北向きに寝るということは、ノレパソのフトンの敷き位置からするとドアの開閉軌跡内に頭を置くことになるので、誰かが（私が）うかつにドアを勢いよく開けたりしたら、ノレパソの脳天がかち割れてそれこそ脳漿漏れの惨事になりかねません。気をつけたいところです。

 

それはそうと、このところずっと出番の無かった我が家の第４のメンバー「ザリ子」ですが、元気にしていますのでご心配なく。こんどの２７日で、うちに来て丸２年になります。ザリ子の安否を密かに気遣ってくれているひともいるようなのでお知らせしておきます。去年の今ごろ引退説が浮上しましたが、実際あれ以来一度も脱いで（脱皮して）いません。引退は確定のようです。実に残念です。一度でいいからライブ・ステージが見たかった。ザリ子、頼む。もう一回だけ脱いでくれ。と、まるで踊り子不足で往生している小屋主のオッチャンのように、水槽の前で手を合わせる毎日です。

 

そして我が家の第５のメンバー、サボテンの「サボ子」は、生きてんのか死んでんのかわかりませんが、いちおう緑色です。誰も心配していないと思いますが（というか存在すら知らないだろう）、念のために報告しておきます。

 

ふんじゃまた来週。