病室に戻った私はとりあえず、何とかベッドに上がりました。
2時間も態勢を崩さず耐えたので体中ギシギシです。
そのうち夕食の時間がきました。
でも、右ひざから下ギブス、曲げてはいけません。
左手も止血バンドでギュウギュウ締まっています。
どうやって食べる?
こういう時に、食事補助の人が居るそうです。
でも、食事を人様に食べさせていただくなんてね。
ギブスでない左手でフォークとスプーンで
いただくことにしました。
この病院は男性看護師さんをたくさん導入なさって
いますが、男女ともにとても優しいです。
動けない私に変わってスプーンやフォークを棚から
探し出してくださって準備を整えてくださいます。
きゃ、前任の主治医だったら心臓食Aだったのに、
制限なしの1600キロカロリー用で、いつもより
1品多いのです。塩分も多め^^
昼食は絶食だったので美味しかったです。
スープのようなキャベツの煮物だけこぼれないよう
犬食い?的な食べ方になりました。
両手が塞がっているのでスマホの文字うちも、
写真も撮れません。当然夜景を楽しむことも
カーテンを閉めることもできません。
ついに11時過ぎまでその状態で過ごし、
ようやく止血のギブスやテープが取り除かれました。
動きたいので動こうとしたら、、、
尿カテがベッドに結束バンド状のベルトで固定
されています。動ける範囲50センチ。
看護師さんにお願いして女性のナースでお願いします。
全然来てくれません。尿カテの取り外しです。
朝になりました。
朝もなかなか取り外していただけず、
動く範囲50センチのまま。
そんなこんなで退院許可が下りたのは11時すぎ、
夫は私のメールで自宅で待機を余儀なくされていました。
11時半に来院の予定だったのに、どうしようと
ナースに相談したら、2階の受付で待っていたらと
追い出されました。
これ以上長居をすると2泊が3泊になるので仕方ありません。
こうして何とか無事帰宅できました。
しんどいのか、しんどくないのかよく分かりませんが、
きっと大丈夫な気がします。
とりあえず、右冠動脈が開いたことに乾杯!
いつものことながら、医療スタッフ様に感謝深謝いたします。