The Society of Hormesis ホルミシス学会

STRUCTURED MICRONUTRIENT, US PAT/TH FDA (Med), JP FDA(Food)

糖尿病に対するホルミシス効果

2013-04-19 11:29:57 | 糖尿病
被ばくで起こる生体応答(放射線適応応答を含む)には様々なものがあり、その中にはその条件において有益に作用する現象は確かにある。そして、それを応用することでヒトの治療に役立つものもある。しかし、一般論的に少しの放射線は体によいとか少しの放射線は受けた方がいいというのは間違いだ。

化学者または生物学者が、自ら多種多様な放射性物質を操作した中で経験し、その限られた経験の中で適用されなければ、ホルミシスとして有効な結果に至ることはない。化学物質に対する知見を得ていない医師が調査診療として実施されているもの、あるいは統計的処理を行ったものでは、当然、ホルミシスは否定される。
また、物理を起点とする、原子力関係者のいうホルミシスには疑念が尽きない。
化学と生物学と医学の境界領域にホルミシスはあり、うまく当たればその恩恵に最大限浴することができる。

糖尿病(II)については、3ケ月程度で比較的よく治る(HbA1c 11→5.5へ改善)。食事制限、運動療法等一切不要である。
それは、ウランの低速重粒子線(α線、Rn)による効果として認められる。

都内のクリニックでこの線源を正規に保有するところは他に知らない。


内海聡は、ホルミシス考として事実を網羅しているので以下に引用する:
http://www.facebook.com/satoru.utsumi

放射線ホルミシス効果は本当か?

「放射線は被ばく量に伴い直線的に人体に悪影響を与える」という理論の反証として米国のラッキー教授が「少しの放射量であれば人体に有用である」との理論を提唱した。この理論は微量の放射線はホルモンのように人体に有効に作用するということから「ホルミシス」と名づけられた。

東京理科大学生命科学研究所客員研究員高橋希之氏の「放射線ホルミシスを考える」、同氏はこの論考の中で「被ばくで起こる生体応答(放射線適応応答を含む)には様々なものがあり、その中にはその条件において有益に作用する現象は確かにある。そして、それを応用することでヒトの治療に役立つものもある。しかし、一般論的に少しの放射線は体によいとか少しの放射線は受けた方がいいというのは間違いだ。」と結論付け今まで有効の材料として使われていた各種のデータに鋭いメスを入れている。

三朝地区のガン死亡率も前出グループの六年後の調査データでは胃ガンを除いて大腸ガンなどの減少は見られず、逆に男性では肺ガンが増加していると報告されていることを明らかにした(三朝ラドン温泉地区の住民の肺癌死亡率 は他地域の1.5倍)。また胃ガンについては放射性物質を含まない別府温泉でも減少が報告されていることよりホルミシスの効果は薄いとしている。今のところホルミシス効果が期待できるのは慢性リンパ性白血病と非ホジキンリンパ腫の治療だけとのこと。

飛行機の乗務員は乳癌や皮膚ガンが多い

1,500人の乗務員を対象にしたアイスランドの研究は、1966年以前から雇用されている客室乗務員ではそれ以降に雇われた乗務員に比べて乳癌の発症率が5倍高いという結果を報告している。研究者は宇宙放射線の影響を指摘するが、私は他の可能性もありうるとは思う。ただデータとしては興味深い。

低線量放射線の影響に関するスターングラス博士の説

フォールアウトによる胎児期の被曝により知能低下(学習適正検査の成績低下)が生じた(1979年アメリカ心理学会で発表)。 スリーマイル島原子力発電所の事故によって放出された放射能によって胎児死亡率が増加した(1979年、イスラエルで講演)。胎児期被曝と知能低下との関係に関しては、1980年代に広島・長崎の原爆被曝者のデータ(高線量率、高線量1回被曝)から胎児期被曝によって知能指数の低下が起こること、その線量効果関係には閾値があることなどが認められ、ICRPの1990年勧告(Publ.60)にもその事実が記載されている。

放射線の妊婦(胎児)への影響

チェルノブイリ原発事故が発生した後にスウェーデンで生まれた子供たちのデータを使った実証研究で、以下の発見を報告しています。
・原発事故当時、妊娠8-25週目を迎えていた子供達は、中学校における学術テストの得点が(統計的に)有意に低い
・数学での得点が特に低くなっており、認識能力へ何らかの影響が生じている可能性がある
・スウェーデン国内で放射線量が多かった地域で生まれた子供たちの得点が、全国平均よりも約4%ほど低くなっている
・しかし、学術成績以外の健康への悪影響は観察されなかった

1979年に発生した米国スリーマイル島原発2号炉(TMI-2、PWR、96万kW)事故から、今年の3月28日で18年が経過した。今年の2月、TMI周辺でガンが増加しており、その原因は事故時に放出された放射能であろう、という論文が発表された。TMI事故の調査にあたった大統領委員会の報告では、周辺住民の最大被曝量は、自然放射線による年間被曝量レベルである、1ミリシーベルト程度とされている。

広島低量放射線被爆の健康被害について 2008/08/09 21:40

原子力潜水艦や原子力発電所からの冷却水漏れなんかよりも、大変気になっている記事がある。広島の原爆による放射線被曝の影響に関する調査で、これまで考えられていたよりもずっと少ない放射線量で健康被害が出ているかもしれない、というのだ。広島で被爆した人のうち、浴びた放射線が少量で健康に影響が少ないとされた人でも、被爆していない人よりがんで死亡する率が高いことが、名古屋大情報連携基盤センターの宮尾克教授(公衆衛生学)らの研究グループの4日までの疫学調査で分かった。研究結果は、9月15日発行の日本衛生学会の英文雑誌で発表する。

各種がん死亡率を非被爆者のものと比較した結果、極低、低線量の被爆者は非被爆者よりも固形がん(白血病など造血器系を除くがん)で1.2-1.3倍高く、肝がんでは1.7-2.7倍、子宮がんは1.8-2倍高かった。これまでの疫学調査では200ミリシーベルト(0.2シーベルト)未満の被曝では健康被害が見出されたことがなかった。ところが今回はその40分の1である0.005シーベルト未満という極めて少ない被曝でも健康被害が出ているかもしれないという


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