The Society of Hormesis ホルミシス学会

STRUCTURED MICRONUTRIENT, US PAT/TH FDA (Med), JP FDA(Food)

日本の医者は絶対言わない/やっても無駄な治療50(米国医学会提唱)

2015-06-02 22:44:51 | がん

がん、心臓病、糖尿病、前立腺肥大、認知症、腰痛の患者やこれから検査に行こうという人は必読

アメリカ医学会で、患者優先の医療を求める動きを、日本の医学会は見て見ぬふりし、あげくは、医者が患者に「医療の常識」を押しつけている

 

米国医学会「無駄な医療行為追放キャンペーン」で挙げられた主な項目

 

インスリン不使用の2型糖尿病患者が家庭で血糖測定をするのは、ほとんど無意味である

症状のない人が健康診断を受けるのは、ほとんど無意味である

予測される寿命が10年以内の人ががん検診を受けるのは、ほとんど無意味である

軽症の喘息や気管支炎の子供にX線(レントゲン)検査をするのは無駄である

子供の逆流性食道炎に胃酸抑制の薬を使うのは無駄である

ストレス性胃潰瘍になりがちな人が予防のために薬を飲むのは無駄である

認知症の高齢者に胃瘻をするのは避けた方がよい

認知症による行動障害が現われても、「まず薬」で対処してはいけない

頭部を打ったからといって、CT検査をするのは、ほとんど無意味である

子供に多い停留睾丸に超音波検査をするのは、ほとんど無意味である

前立腺肥大の検査をするのは、ほとんど無意味である

初めて前立腺がんと診断された患者の骨転移の検査は不要である

失神したからといって、CT検査やMRI検査をするのは、ほとんど無意味である

ウイルス性の副鼻腔炎などに抗菌薬(抗生物質〕を服用するのは無駄である

単純な熱性痙攣にCT検査やMRI検査をしてはいけない

4歳以下の子供の風邪に薬を使ってはいけない

30~65歳の女性で子宮頸がんの細胞検査を毎年受けるのは、ほとんど無意味である

腹痛などの症状がない女性が卵巣がんの検診を受けるのは、ほとんど無意味である

ST上昇型心筋梗塞であっても、詰まっていない血管に予防のためのステントはしてはいけない

2種類以上の向精神病薬を一緒に使用するのは避けたほうがいい

心臓弁置換手術の退院前に心エコー検査をするのは無駄である

ステージ1(初期〕の非小細胞肺がんで、症状がないのに脳の画像検査は避けたほうがいい

初期の乳がん患者が転移を調べるために画像診断を受けるのは、ほとんど無意味である

全てのがん患者にまで分子標的薬を使用してはいけない

乳がんの温存療法のひとつとしてIMRT(強度変調放射線)治療をするのは、ほとんど無意味である

子供の盲腸(虫垂炎)で、いきなりCT検査をするのは無駄である

内科系の外来患者へのX線検査は、ほとんど無意味である

大腸の内視鏡検査は10年に1度で十分である

頭痛の原因を調べるための脳波検査は無駄である

爪水虫のように見えても、その半数の患者には飲み薬は無意味である

蕁麻疹の原因を調べるための検査は、ほとんど無意味である

心臓病以外の手術で、手術前後に心エコー検査をするのは無駄である

健康な人に対するがん検診のPET検査やCT検査は、ほとんど無意味である

心筋梗塞などの予防のための冠動脈CT検査は無駄である

足を引きずる症状や虚血の症状がなければ、脚の末梢血管を拡げるための再灌流療法は無駄である

腰痛を治すために48時間以上横になるのは、ほとんど無意味である

予想される寿命の短い透析患者が、がん検診を受けるのは避けた方がよい

病気の予防のためのビタミン以外のサプリメント服用は避けたほうがいい

ウィルス性の流行性角結膜炎に抗菌薬(抗生物質)を使用するのは無駄である

頭痛の治療のために、薬局の頭痛薬を週に3日以上使用してはいけない

膝の関節痛にグルコサミンやコンドロイチンを服用するのは無駄である

骨粗鬆症のDXA(骨密度)検査を2年に1度以上やるのは無駄である

 

学会名

米国総合内科学会

米国病院協会

米国老年医学会

米国泌尿器科学会

米国小児科学会

米国産科婦人科学会

米国精神医学会

米国胸部外科学会

米国腫瘍内科学会

米国放射線学会

米国消化器学会

米国皮膚科学会

米国心エコー図学会

米国心血管CT学会

北米脊椎学会

米国臨床中毒学会

米国頭痛学会

米国リウマチ学会

 

参考:

週間ポスト 第45巻、第47号、52~55ページ(2013)小学館

米国有名医学会が提唱する、やっても無駄な治療50

 

従順な患者は、早死にする。(がん 癌 治療 手術 抗がん剤 放射線)人気 ...

www.d4.dion.ne.jp/~doi-jimu/byouin.htm

患者よ、癌と闘うな? - DTI

www.ceres.dti.ne.jp/~gengen/cancer.html

[実+] 検診でガンにされ、無駄な治療で殺されるガン患者 - ガイドミー!

news.guideme.jp/kiji/bac520eab5db291631f6f8287a214e64

延命治療 - Wikipedia

ja.wikipedia.org/wiki/延命治療
 

L-システインが胃がんのリスクを減らす

2015-06-02 19:59:00 | がん

お酒に弱い人、いわゆる下戸とよばれる人たちですが、なんとお酒に強い人よりも、胃がんになりやすいって知っていましたか?
先日、東北大学大学院医学系研究科消化器病態学分野の飯島克則講師らが行った実験によると、お酒に弱い人ほど、アルコールを飲酒したときに生じるアセトアルデヒドが高濃度のまま長時間、胃液の中にとどまるということが明らかになりました。胃液中のアセトアルデヒドは胃がんのリスク因子だと言われています。

また、同実験では非必須アミノ酸である「L-システイン」の投与が、胃液中のアセトアルデヒドの増加を抑えられることも明らかになりました。
ここでは、日本人にも多いと言われる胃がんとリスクを減らすといわれる「L-システイン」についてみてみましょう。

 

胃がんはどんな病気?

胃がんは全世界で男女ともにがん死亡のうち3番目に多い原因であり、東アジアにおいては最も高い死亡率を占めます。
胃がんの原因の多くは、ピロリ菌への感染や喫煙や食生活など生活習慣などで起こりますが、飲酒、特にお酒に弱い人は胃がんのリスクが高まると言われています。
胃がんは自覚症状がでにくいがんの1つです。がんが胃の入り口付近に発生した場合や、がんと一緒に胃潰瘍などがある場合は、消化不良、胃の痛み・もたれ、胸やけ、げっぷ、吐き気・おう吐、嚥下困難(飲み込みにくくなる)などが現れます。しかしこれらは胃炎や胃潰瘍とも良く似ているため、見過ごされてしまうこともあります。

 

お酒に強い人、弱い人の違いは何?

アセトアルデヒドは、発がん物質とされ、食道がん、胃がんをはじめとするアルコール摂取と関連するがんの重要な発がん因子と考えられています。
先日、岡山大学の発表でも、「舌表面の汚れの付着面積が大きい人は、アセトアルデヒドの濃度が高く、口の中のアセトアルデヒドは、口や喉のがんの原因になる」という発表がありました。
アセトアルデヒドは「ALDH2」という酵素によって酢酸へと代謝されますが、「ALDH2」の2つタイプ(活性型・不活性型)によって代謝速度に個人差があるといわれています。
代謝が遅いALDH2不活性型の人は、少量の飲酒でもアセトアルデヒドが体内に蓄積し、顔が赤くなったり動悸などを引きおこすといわれ、いわゆる「下戸」と呼ばれる人たちのことです。
この研究では、アルコール投与後に胃液中のアセトアルデヒド濃度が、お酒に弱い人(ALDH2不活性型)ではお酒に強い人(活性型)に比べて5.6倍も増加していることが明らかになりました。
ALDH2不活性型は、アジア人に多く、日本国内では30~40%がALDH2不活性型だといわれています。

 

胃がんのリスクを減らす「L-システイン」とは?

また、今回の研究では、非必須アミノ酸である「L-システイン」の投与が、胃液中のアセトアルデヒドの増加を抑えられることも明らかになりました。
ALDH2活性型では67%、ALDH2不活性型では60%のアセトアルデヒドの低下が観察され、その効果は2時間持続しました。これは「L-システイン」が、胃がんのリスクを減らす可能性があることを示しています。

「L-システイン」はヨーロッパの多くの国で使用されている健康食品であり、日本でも「L-システイン」が成分に入っている市販薬が「二日酔いを改善する」と話題になっていました。
二日酔い予防のため飲酒前にサプリメントを服用している人は多いと言いますが、将来的には、二日酔いの改善だけではなく、胃がんを予防するために「L-システイン」を服用する人がでてくるかもしれませね。

参考:
東北大学プレスリリース

https://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press_20150330_02web.pdf