税理士 堀江の五反田日記

~あなたの会社のホームドクター、きままな日常を記録します。~

すかいらーく

2008-08-13 11:19:35 | Weblog
昨日、臨時株主総会ですかいらーく一族の横川社長が解任されました。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080812-OYT1T00631.htm

すかいらーくは私が新卒で入社した会社で、
今でも思い入れはたくさんあります。

当時は現場の社員は早朝から深夜まで、
それこそ寝る間もおしんで働きました。

自分のサービスが直にお客様に伝わる喜び、
息の合ったメンバーとのチームプレーは
どんなに忙しくとも充実した毎日でした。

私が新店を立ち上げたときのメンバーや、
入社後初めて配属された店の仲間とは、
10数年経った今でも交流が続いています。

当時のすかいらーくでは、毎年のように組織変更がありました。
一般企業では、一度決定した人事システムを
1,2年で変えることはまずありえませんが、
すかいらーくでは、本来変えるべきではないところ、
あるいは変えるのに慎重になるべきところを、
メニュー変更のようにあっさり変えるところがありました。

これからは店長も女性の時代だといって、
新卒の女子を採用したにもかかわらず、
1年もたたずに彼女を現場から総務に
配置換えをしたりということもありました。
人材をそれこそ消耗品を扱うような感覚です。
正直、事業の規模が経営者一族の範疇を超えているのでは
と、勤務時代は率直に感じていました。

入社の研修で、茅野社長(当時)が「君たちもがんばれば社長になれる。」
と言った言葉に反応した同期は、俺も社長になると燃えていましたが、
その後どうなったのでしょうか。
離職率が高く、私が退職するときはすでに同期の半分が会社を去っていました。
過労死の件など、労働環境は以前より悪化しているのでしょう。

製造から販売まで一貫して自社で行い、良いサービスをすれば
お客様からダイレクトに反応を頂ける仕事は、他にありません。
新しい経営陣は、現場で戦っている社員及び準社員が、
少しでも明るい未来を見れるような職場にしてほしいと切に願います。