7月21日（土）～、中国映画の全貌2007、開催 in新宿K's cinema

中国・香港映画74本連続上映！という、「中国映画の全貌2007」が、
7月21日（土）～9月7日（金）まで、新宿K's cinemaで開催されます。
名作ぞろいっぽい、すごいラインナップです。
アジア映画パワーの一翼をになう中国映画。
アクションならお任せの香港映画。
中国を描いた日本映画も上映されます。
期間も長いですから、何かのついでに、立ち寄ってみてはいかがでしょうか？

当日は1500円ですが、前売り１回券は1200円。
５回券・5000円は、期間中、いつでも買えるそうです。

どうやら、HPはないみたいで、こちらで上映時間と上映作品は確認できます。

新宿　Ｋ’ｓ cinema　中国映画の全貌 2007
http://www.ks-cinema.com/china.html


作品については、以前、六本木シネマート講座でお話を聞いた水田奈穂さんのブログでは、
製作年度別にまとめてくださっているので、わかりやすいと思います。

HongKong Addict Blogより
“中国映画の全貌2007”　ラインナップ確定 <SCRIPT>NEWmark(2007,05,29)</SCRIPT>
http://hkaddict.blog26.fc2.com/blog-entry-1491.html

あとは、映画館にあるチラシをゲットして、計画を立ててください。
７４本すべての紹介は無理ですが、それぞれのテーマをご紹介しますね。


＜開催記念上映：２作品＞

『クレージー・ストーン～翡翠狂想曲～』（2006/中国）
（冒頭の画像です）
Ｃｉｎｅｍａ Topiｃｓより
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=8395

昨年の、釜山国際映画祭のクロージングを飾った映画です。
泥棒トリオのアクション・コメディらしくて、なんだか、『ルパン三世』っぽいのです。
中国では歴史的な興行成績を記録し、香港でも大ヒットしたそうです。

監督は、『モンゴリアン・ピンポン』のニン・ハオ監督。
『モンゴリアン・ピンポン』は、予告を見たことがあります。
のどかなモンゴルの部族のところに、ピンポン球が転がってくるのです。
ピンポン球が何か知らない、モンゴルの子供たち。
王様のものだと思い、王様の元に届けなくては！と、北京に向かって旅に出る。
そんな話だったように思います。
と～っても、可愛くて、草原の広がりを感じる予告編でした。
あの監督か～、と思うと、興味が湧いてきています。


『小平』(2003/中国）
小平の半生を描いた映画だそうです。


＜中国は、今、どうなっているのか：10作品＞
『イチか、バチかー上海新事情』（2000/上海映画）
『ウォ・アイ・ニー』（2003/中国）
『クレージー・イングリッシュ』（1999/中国）
『ココシリ』（2004/中国）
『ただいま』（1999/西安映画）
『チベットの女　イシの生涯』（2000/山東映画）
『ふたりの人魚』（2000/中・独・日）
『北京バイオリン』（2002/中国電影集団）
『ようこそ、羊さま。』（2004/北京電影）
『緑茶』（2002/中国）
『我が家の犬は世界一』（2002/中国）


＜返還10周年・香港特集：8作品＞
『エレクション』、『さらば、わが愛/覇王別姫』、他


＜チャン・イーモウ出演・監督作品特集：8作品＞
『紅いコーリャン』、他


＜ティエン・チュアンチュアン特集：4作品＞
『青い凧』、他


＜ジャ・ジャンクー特集：4作品＞
『青の稲妻』、他


＜日本映画と中国：3作品＞
『君よ憤怒の河を渡れ』（1976/日本）
　高倉健主演の映画ですが、99年の調査で、中国国民の80％が見たそうです！

『蟻の兵隊』（2006/日本）
　日本軍山西省残留問題に肉薄するドキュメンタリー。

『延安の娘』（2002/日本）
　貧しい農村の娘の姿を追った壮大なドキュメント。


＜名作秀作選：３３作品＞
『鬼が来た!』（2000/華億影視）香川照之が出演！
、他


私は、突き抜け香港映画！が好きなので、
香港特集のジョニー・トー監督作品を見たい！！
冒頭の長回しアクションが圧巻という噂の『ブレイキング・ニュース』。
スタイリッシュ・アクションの傑作『PTU』。
アンディ・ラウが着ぐるみを着込んで頑張っている『マッスルモンク』。
東京フィルメックスで見た、黒社会・映画『エレクション』も上映されます。

それに、名優レスリー・チャンとトニー・レオンの伝説的な映画『ブエノスアイレス』も、未見なので見たいな～。

シネコリも、韓流シネフェスもあるから、ハードスケジュールですが、
できるだけ見に行きたいです。