今年も、釜山国際映画祭が開幕します。
日程は、10/4(木)~13(土)。
1週間前になり、ようやく、イベントスケジュールなどが発表されました。
今回は、野外イベントが多いです!
上映のない『光海~王になった男』(イ・ビョンホン主演)のトークイベントや、
『ジャッカルがくる』(ジェジュン(JYJ)主演)、
『会社員』(ソ・ジソプ主演)の舞台挨拶もあります。
今回は、イベントを中心に、釜山国際映画祭ガイドを~。
釜山国際映画祭・公式サイト
公式サイト、見やすくなった気がする。^^
スケジュール覧が大きくて、英語と韓国語を同じページで表記してくれてます。
スケジュール上にGVと書かれている回は、監督や出演者の舞台挨拶があります。
これが楽しい!
ただし、チケットは争奪戦。
上映チケットは、ネットを通して前売り券を買いますが、
最近は買おうと思ったことがないので、試していません。
韓国人以外でも買えるのかなぁ?
(あやふやで、ミヤネ。)
チケットがなく釜山入りする方にも、チャンスがあります。
上映館の座席数の20%を、当日販売します。
(ただし、閉会式とメガボックス(海雲台と釜山劇場)は、現場の販売数量がないので、
インターネット前売り完売の際は、当日売りはしないそうです。)
1人1本当たり最大2枚まで、最大4編(総合と8枚、最大)まで購入が可能。
追加購入するには、行を一番後ろに移動して、再び並んでください、とのこと。
当日券の切符売り場は2か所で、
1。映画の殿堂野外劇場の入り口
2。新世界センタムシティ野外(噴水広場前)
そして、公式サイトには、チケット交換掲示板もあります。
この辺が、日本では考えられない、合理的なお国柄かも。
チケット交換掲示板
もし、チケットを入手できた方々は、くれぐれも時間厳守を!
上映時間を過ぎた場合、以前は、入場することが許されませんでした。
進行に支障をきたすからだと思います。
でも、最近は、それが緩和されているとのこと。
上映開始の15分までは入場が許されます。
ただし、指定席が確保されないとのことです。
お気を付けください。
もちろん、映画上映のチケットがなくても、映画祭を楽しむイベントがあります。
これが釜山映画祭の魅力。
開幕式に参列するスターたちを見たり、
野外に設置された舞台では、舞台挨拶やオープントークが開かれ、
映画監督や俳優たちが登場します。
野外ですから、もちろんチケットは不要。^^
<開幕式の入場前のレッドカーペット>
去年から、開幕式がセンタムシティの「映画の殿堂」に移されたので、
ちょっと様子がわからないんですけどね。。。
<APANスターロード>
開幕式に入れず、レッドカーペットを見れない一般市民のためには、
開幕式翌日の5(金)に、海雲台ビーチで、長ーいスターロードが開催されます。
<野外舞台挨拶>
海雲台ビーチに設置された野外ステージのほかに、
今年は、映画祭発祥の地、南浦洞PIFF広場にも、野外ステージが復活し、
さまざまな映画の監督や俳優が、舞台あいさつに立ちます。
<オープントーク>
海をバックに、海雲台ビーチで映画人たちのトークを見ることができます。
季節もいいし、開放感があって、まさにオープン!
登壇者も観客も、とても楽しい時間になります。
<ハンドプリンティング>
PIFF広場に飾る、手形を作るイベントかな。
毎年、映画祭開幕前にやっていたような。
今年は、映画祭期間中に、イベントとして開催するようです。
今年の公式サイトは本当に親切で、
イベントも、日にち別にスケジュール一覧があります。^^
そちらを参考に、スターが参加するイベントを、
映画のご紹介とともに時系列に並べてみます。
<10/5(金)>16:30 海雲台・舞台挨拶 『콜드 워/コールドウォー』
ロンロックマン監督、サニーロック監督、アーロン・クオック、レオン・カーウェイ
開幕作品に選ばれた、香港映画! 世界初公開!!
<10/5(金)>17:30 海雲台・舞台挨拶 『건축학개/建築学概論』
イ・オンス監督、ハン・ガイン、イ・ジェフン
<10/5(金)>17:50 海雲台・舞台挨拶 『자칼이 온다/ジャッカルが来る』
ソン・ジヒョ、キム・ジェジュン
韓国では、11月公開とのこと。
ポスターが、まだ公開されてません。。。
<10/5(金)>18:15 海雲台・オープントーク <アン・ソンギ×タン・ウェイ>
タン・ウェイは、日本では『ラストコーション』で有名な中国女優。
ヒョンビンとの『晩秋』以降、韓国の映画祭によく登場しています。
今年は、開幕式の司会も務めます。
<10/5(金)>19:30 海雲台・舞台挨拶 『회사원/会社員』
ソ・ジソプ、カク・ドウォン
10/11に韓国公開を控えています。
<10/5(金)>20:00 海雲台・オープントーク
<イ・チャンドン監督×チャン・ツィー>
『オアシス』などのイ・チャンドン監督と、中国女優チャン・ツィー。
チャン・ツィーは、ホ・ジノ監督・チャン・ドンゴン共演の『위험한 관계/危険な関係』で釜山参加。
<10/5(金)>21:00 海雲台・APANスターロード
<10/6(土)>14:00 南浦洞・舞台挨拶
『범죄와의 전쟁 : 나쁜놈들 전성시/犯罪と戦争:悪い奴ら全盛時代』
ユン・ジョンビン監督、ハ・ジョンウ、チョ・ジヌン、カク・ドウォン、キム・ソンギュン
<10/6(土)>15:15 海雲台・舞台挨拶
『후궁 : 제왕의 첩/後宮:帝王の妾』
キム・デスン監督、チョ・ヨジョン、パク・チョルミン
<10/6(土)>16:30 海雲台・オープントーク
<ホ・ジノ監督×イ・ジェニョン監督×チャン・ベクチ>
『뒷담화 : 감독이 미쳤어요 /後談話:監督がクレイジー』のイ・ジェニョン監督、
『위험한 관계/危険な関係』のホ・ジノ監督と中国女優チャン・ベクチとのオープントーク。
<10/6(土)>17:30 海雲台・ハンドプリンティング
<若松孝二、フランスの監督(名前も省いてすみません・・・)>
【今年のアジア映画人賞】に選ばれた日本の若松孝二監督が、
ハンドプリンティングを行います。
この3作品が上映されます。
『11.25 자결의 날 / 11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』
『해연호텔 블루/海燕ホテル・ブルー』
『천년의 유락/キャタピラー』
<10/6(土)>18:30 海雲台・舞台挨拶 『은교/ウンギョ』
チョン・シウ監督、パク・ヘイル、キム・ゴウン
<10/6(土)>19:30 海雲台・オープントーク
<『光海』チュ・チャンミン監督×イ・ビョンホン×リュ・スンリョン>
やっぱり、釜山映画祭と言えば、イ・ビョンホン!
今回は、初めて挑んだ史劇『光海~王になった男』を引っ提げての登場です。
9/13に公開し、韓国で大ヒット中。^^
舞台挨拶だけではなくて、オープントークでがっつりと語ってくれそうです。
10/7(日)13:50 南浦洞・舞台挨拶 『은교/ウンギョ』
チョン・シウ監督、パク・ヘイル、キム・ゴウン
10/7(日)16:00 南浦洞・舞台挨拶 『창수/常熟』
イ・ドクフィ監督、イム・チャンジョン、アン・ネサン、ソン・ウンソ
10/7(日)16:30 海雲台・舞台挨拶 EFP(ヨーロッパの監督たち)
10/7(日)17:00 海雲台・舞台挨拶 『도둑들/泥棒たち』
チェ・ドンフン監督、キム・ユンソク、チョン・ジヒョン、
イム・タルファ、チュン・グクサン、オ・ダルス、キム・ヘスク
10/7(日)18:00 ハンドプリンティング <シン・ヨンギュン>
10/7(日)18:30 海雲台・舞台挨拶
『내가 고백을 하면/私は告白をすると』
チュ・ソング監督、イェ・ジウォン、キム・テウ、ソ・ポンソク
10/7(日)19:15 南浦洞・舞台挨拶
『미운 오리 새끼/みにくいあひるの子』
クァク・ギョンテク監督、キム・ジュング、ト・ヒョンミン、チョン・イェジン、チュ・チファク
10/7(日)19:15 海雲台・オープントーク
<ギム・ソンホン監督、パク·チョルス監督、チョン·スイル監督、チョン·ジヨン監督>
ガラプレゼンテーションに出品する監督たちのオープントーク。
『닥터 / DOCTOR』
『B·E·D / B·E·D』
『콘돌은 날아간다/コンドルは飛んでいく』
『남영동1985/National Security』
10/8(月)13:30 南浦洞・舞台挨拶 『무게/重量』
ジョン・ギュファン監督、チョ・ジェヒョン、ユン・ドンファン、キム・ソンミン
10/8(月)18:30 海雲台・舞台挨拶
『돈 크라이 마미/Don't Cry,Mommy』
キム・ユファン監督、ユ・オソン、ナム・ボラ、トン・ホ、カン・ヒョンサン
10/8(月)19:15 海雲台・舞台挨拶 『마이 라띠마/Mai Ratima』
ユ・ジテ監督、パク・ジス、ペ・スビン、ソ・ユジン
ドラマ「スターの恋人」のユ・ジテが、初の長編映画を完成させ、釜山に参戦!
10/12(金)18:00 海雲台・舞台挨拶 『늑대소년/オオカミ少年』
チョ・ソンヒ監督、ソン・ジュンギ、パク・ボヨン
ドラマ「優しい男」でも大注目のソン・ジュンギが、釜山でも新たな姿で登場!
10/12(金)18:45 海雲台・舞台挨拶 『터치/タッチ』
ミン・ビョンフン監督、ユ・ジュンサン、キム・ジヨン
ドラマ「棚ぼたのあなた」で、大ブレイクしたユ・ジュンサンが登場。
10/12(金)19:30 海雲台・オープントーク <キム・ギドク監督>
『피에타/ピエタ』の金獅子賞監督キム・ギドクが、釜山映画祭の最後の夜を飾ります。
こうしたイベントのほかにも、毎夜、それぞれのホテルでは、
新しい映画の製作発表や、協賛企業が主催するパーティが開催されます。
ジェジュンの『자칼이 온다/ジャッカルが来る』や、
ソ・ジソプの『회사원/会社員』などは、これからの公開ですから、
制作発表会があるかもしれませんね。
このスケジュールは、会期中に配布されるフリーペーパー(PIFFニュースかな)に
掲載されていました。
ホテルに入場するスターたちの入り待ちも楽しみの一つです。^^
釜山入りされる予定の皆さん、ぜひ、釜山映画祭を満喫してください。
<日本からの参加>
日本からは、佐藤健と加瀬亮が参加予定。
佐藤健の『바람의 검심/るろうに剣心』は、開幕式と同じ野外劇場で上演されます。
そして、二人の日本人が、今回アワードを受賞しています。
ハンドプリンティングを行う若松孝二監督のほかに、
東京フィルメックスのディレクター・林加奈子氏が【韓国映画功労賞】に選ばれ、
釜山で受賞する予定です。^^
*** 東京フィルメックス・公式HP ***
コリアン・シネマ・アワード受賞のご報告
東京フィルメックスでは数々の韓国映画を紹介してくれましたし、
2006年に、当時の釜山映画祭ディレクター、キム・ドンホ氏を迎えたトークイベントがあり、
とても興味深い話を聞くことができました。
*** hoppenの韓的な日々♪ ***
東京フィルメックス:トークイベント「釜山国際映画祭と韓国映画の躍進」
あの当時、日本映画は全然だめで…。
今、日本映画が復活して元気なのは、
釜山映画祭など、韓国映画界のパワーが飛び火したからだと思いっています。
今年の釜山国際映画祭も
韓国だけでなく、日本やアジアの映画のパワーを知らしめるべく、
盛り上がりそうです!!
よろしければ、過去の釜山国際映画祭参戦記をお楽しみください。^^
*** hoppenの韓的な日々♪ ***
(第11回2006年)
行ってきました! 釜山国際映画祭!!
(第14回2009年)
第14回釜山国際映画祭(2009.10.08-11)①:プロローグ
確か、釜山の公式サイトから引っ張ってきたような。
確認しきれず、すみません。(´Д`;)
釜山映画祭でも大きく注目された監督なのに、
直後の訃報は残念でなりませんでした。
改めてご冥福をお祈りいたします。
秋夕が直前に被ると、そんな弊害が出るんですね。(^o^;)
今、ブログを拝見したら、前売りチケットを3作品ゲットされてて、すごいー!!
楽しんできてくださいね。
ブログ読者に登録させていただきます。(^^)
丁寧な記事に感激しました。
ナビが秋夕で更新してなくてゲストの情報が判らず
困ってました~そこに救いの神です!!
ありがとうございます。
今年のゲストの顔ぶれも凄いですね^^
こちらの情報を持って出かけたいと思います。