第14回釜山国際映画祭（2009.10.08-11）①：プロローグ

今年も、釜山国際映画祭が華々しく開かれました。
８月、９月は忙しくて、今年は無理かな～と思ったんですが、
急遽思い立って、行ってまいりました。
でも、釜山の海雲台は遠かった…。
まずは、釜山に着くまでのプロローグです。

****************

９月２６日、
『アイ・カンム・ウィズ・ザ・レイン』のオープントークがあるらしいとの情報を入手。
聞いてしまうと、むずむずして計画しちゃうんですよね。

飛行機は比較的簡単に取れるんですが、問題はホテル。
でも、こちらも、意外にすんなり予約できたんです。
たぶん、早めにホテルを予約していた人たちが、
映画祭の予定が固まったことで、キャンセルし始めるからだと思うんですが。

そして、一方で、「グランドホテル宿泊ツアー」というのを見つけました。

昨年から、映画祭のオフィシャルホテルは
老舗のパラダイスホテルから、グランドホテルに移っているんです。
オフィシャルホテルには、映画祭のゲストのほとんどが宿泊します。
開幕式後のパーティを始め、さまざまなパーティも催されます。
宿泊客なら、偶然、俳優さんたちと遭遇する確立が高いわけです。
これは、おいしい！

この時期に取れるのかしら、と半信半疑で旅行会社に確認したら、
予約できるというので、
フリーで取っていたホテルをキャンセルし、ツアーに申し込みました。
９月３０日に書類を出して、１０月２日（金）の朝に振込み、
「ホテルもエアーも確約です」と、ツアー会社に電話で確認を受けたわけです。

ところが！
１０月５日（月）の夕方、電話連絡があり、
「グランドホテルが取れません」とのこと。

思わず、「そりゃ、そうですよね～」と言ったものの、
「代わりにロッテホテルを取ります」と言うので、
「ロッテホテルは、映画祭の会場から遠すぎる。
絶対に、海雲台ビーチエリアで探してくれなきゃ困る。」と要求しました。

で、出発の前々日、６日（火）の夜になって、ようやく
「ウェスティン朝鮮ホテルが取れました。」と連絡が来ました。
ウェスティンなら、パラダイスに並ぶいいホテルだし、
せっかくだし、行くことにしました。

でも、またもや、大きな障害が！
台風が、日本に大接近してきたんですよね～。

出発当日の８日（木）の朝は大雨でした。
でも、飛行機は定刻どおり出発するとのこと。
とにかく行かなくちゃ、ツアー代金がパァになっちゃう！

とりあえず、早めに、同行者Kさんと大宮駅で待ち合わせました。
大雨がやんでほっとしたんですが、電車のダイヤはめちゃめちゃ。
スーツケースで在来線に乗ったら、大迷惑だし。

ふと見ると。
そう！　大宮には新幹線が止まるんですよ！
緊急事態なので、特急券１０００円をケチってはいられません。
即効で、新幹線に飛び乗りました。

自由席で座れて、快適に上野へ到着。
駅のボードを見ると、JR全線ストップになっていて。
危ないとこでした・・・・。

上野から成田空港まで行く京成ライナーは、遅れながらも動いていたので、
こちらも、とにかく特急券を買って、飛び乗りました。

ほっとしたのもつかの間。
「JRからの振替の乗客が多く、電車の運行が滞ってます」とのことで、停車。
動いたかと思ったら、
「強風のため、江戸川が渡れません」とのことで、またもや、停車。

でも、乗ってしまったものはしょうがないし、
振替える電車も、たぶんバスもだめだろうし。
なるようになれ～、とＫさんと言っていたら、
なんとかかんとか、ツアー集合時刻１２時に、成田空港に到着しました。
う～ん、奇跡かも。
(しかも、遅延のため、特急券代金920円は返してくれました♪)

都心の混乱は嘘のように、成田空港から釜山へ、定刻に飛び立ちました。


釜山の金海空港に着いたのは、夕方の4時ごろ。
リムジンバスに乗って、ホテルへ向かいました。
いざ、映画祭の会場となっている、海雲台ビーチへ。

3年ぶりの釜山は、開発が進んだ印象でした。
　

建設途中のマンションです。
日本の建て方とは、かなり違うような・・・。
韓国は、日本と違って地震のない国だからかな。



開幕式は7時くらいからなので、レッドカーペットに間に合うか心配だったんですが、
リムジンバスの運転手さんが、飛ばす、飛ばす！
2、3度（1度ではなかった）、あわや、交通事故かという状況がありました。
先頭の席の方、悲鳴をあげてました…。

でも、そのおかげか、思ったよりも早く、海雲台に近づいてきました～。
ポスターや、シャトルバス、映画祭公用車…。
　　

なんとか、本当に、釜山国際映画祭に来ることができたようです。＾＾

続きは・・・。
hoppenの韓的な日々♪
第14回釜山国際映画祭（2009.10.08-11）②：開幕式の夜