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家づくりを通してつながる男心

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施主がご夫婦の場合、どちらもいろいろとお話されるタイプ と どちらかがメインになるタイプ  があります。

どちらかがメインの場合、どちらかというと 奥様のほうがメインになる場合が多いです。いろいろな想いや使い勝手などをたくさん話してくださいますので、奥様の気持ちはよくわかります。

その脇であまり多くを語らないご主人。打合せの時には、時々「どうですか?」と話を向けるも、「私は、これができれば十分」と、家のある部分についてだけのご希望を話されます。

その言葉のまわりには、本当は・・ いろいろな想いがあるだろうな と感じます。

Nishikoi_2

現場が始まってから、ご夫婦で見に来られた時、現場を見て出来上がるものを実感される事はどちらも変わりませんが、黙々と家の中をぐるっとまわられるご主人が時々質問される事やお話される事に、家に対する意識を、じんわりと感じます。

現場が終わりになる頃、、または終わってから、奥様が喜んでいらっしゃるのを喜び、ご自分のご希望が(たとえひとつでも)実現した事を喜び、、があるからかもしれませんが、それまでよりも たくさん 話してくださいます。

本当は家についてのこだわりや想いがたくさんあったのかもしれませんが、なんとなく押えていたかもしれません。そんな事については聞きませんが、ともかくご主人の中にある (だろうと思う) 想いを、お話するなかで、感じるのです。

そんな男心がじんわりとつながる時・・・、なんだか、すごくうれしい時なんです。

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逆にご主人がメインになる場合は、奥様が、上記のご主人に置き変わります。

やはり最後に 女心 がつながります。

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写真は、にしこいの家 の2階に作ったご主人の書斎コーナー。

ご主人は、本当は小屋裏部屋が欲しかったのですが、実現しませんでした。いろいろな趣味の道具などを並べられるような、隠れ家のような部屋が欲しかったのだろうと思っています。玄関の上にあたる部分に作った書斎コーナーは、玄関の吹き抜けの一画にあるような感じです。独立した部屋ではありませんが、ちょっとそんな雰囲気を作りたいと思いました。

⇒ 共働き家族の生活基地?: にしこいの家




家族が笑いあい、自分らしく丁度いい暮しができる シンプルで上質な住まい を提案します。

⇒ 志田茂建築設計事務所

住宅設計、リノベーション/リフォーム設計 ・ マンションリノベーション/リフォーム設計



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