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[街歩き]杉並区永福2~3丁目あたり

このカテゴリー[ 街歩き ]は、個人的に気に入った家や建物の採集記録でもあります。

たいして歩いていなくても、記録しておきたい家をブログにUPしている場合もあります。

今回、そのパターンです。

5月初旬、ある設計を終わらせるべく仕事が全ての日々でした。ある日曜日、どうしてもコーヒーが飲みたくなりました。かといって生豆を焙煎する気も起きず、お気に入りのコーヒー店のコーヒーが飲みたくなったのです。

それが西永福にある、ヤルクコーヒー

その頃は 店頭販売のみで、豆を買って帰りました。

その帰りに、ちょっとだけ、井の頭線から南側の、永福の街歩きです。

正確には、チャリンコで。

上の1枚目。何かのお店だとは思うのですが、敷地の隅きり(=角を切って斜めになったところ)に入口があるのが、妙に新鮮な驚きがありました。

十字の交差点の角なので、「入口」としてはどこからも見えます。お店なら、「ありだな」と思いました。

レンガ積に見えるように張ったタイル貼りの外壁、茶色のドア、白く塗った窓・・・

この組み合わせは王道ですが、落ち着きます。

個人的には、入口あたりの石積みの塀を低くしたら、もっとお店としての設えができて、もっといい感じになる気がします。

 

これは、前の家の道路向かいの家です。築50~60年くらいの家だと思いますが、ポストがズラ~っと重なっていました。きっとシェアハウスなんでしょうね。

こういう古い家、、、若い人で好きな人も多いです。

寒いし段差が多い昭和の古い家は、高齢の人には住むのが厳しくなりますが、若い人には問題ないでしょうから、シェアハウスにするのもありなんですね。

 

**

永福の街って、、、その歴史はよくわかりませんが、とてもきれいに区画整理されていて、一区画もまあ広いので、比較的緑も多く、よい住宅地です。ただ、「家収集」という視点で見ると・・・

そんなには、面白くない・・? かな~^^; 隙(スキ)がないっていうか。。

立派な家が多いし、比較的新しい(建て替わっているから?)ので、きれいなんですけどね。。

 

街としてもっと古くて昭和のはじめ頃からある程度の街だったり、戦後急激に膨れ上がった街だと、隙間(スキマ)と歪(ひずみ)が生れます。そういうところまで家ができて人の暮らしがあるものだから、「えっ、こんなところに!!」みたいなものがたくさんあって、それが面白いですね~

 

この日の最大の収集物はこの家

板張りとしっくいの壁、生垣のある平屋の家。

増築をしているかもしれないけど、家の形もきれいです。

昭和30年代くらいの家でしょうか。ちゃんと手入れされてます。

これくらいの年代の家は、もう絶滅危惧種ですが、でも、残っている多くの家はちゃんと手入れをしています。板張りの外壁は塗り変えさえしていれば十分にもっています。

 

こちらは玄関側。左側は、敷地内新しく建てた家のようです。

お子さん、、、もしくはお孫さんの家でしょうか。外観の要素をそろえています。生垣も新しく作っていますね。とても好感が持てます。

家を建て変えたとしても、昔の家の要素を受け継いで建て変えていれば、その街はとても「いい感じ」が増します。

全部じゃなくてもいいんです。少しでもいいから、それぞれの家が、やってくれれば、「街の好感度」は上ります。それは、土地の価値にも返ってくるものですから、住人の利益になるんです。

そういうの関係なくて「オレの土地と家だ!勝手だろ」という家が、多いですよね。

母屋?の玄関。ドアは新しいかも。

こちらは勝手口。昔のままのようです。ドアも横格子付きの窓も白く、外壁の板は茶。

家の中はリフォームされているのでしょうかね。。興味が湧きます。

してないとしたら・・・ リフォームの設計をしたくなります!(笑

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