マゾヒズムに花札を!

Female Domination & BDSM …とは殆ど関係ない花札に関する四方山話です。

盛り過ぐるを

2006年07月18日 16時47分08秒 | 萩 - 7月
閏いつものとおり、いつものごとく、表示されている投稿日付と実際の投稿日とが一致しない マゾヒズムに花札を! です。

突然ですが、皆さんは気づいてました?
今年2006の仲秋の名月は随分遅かったですよねえ。10月になってからです。
そう、10/6でした。
そして天文学上の満月は、十六夜の10/7。うん、名月よりも十六夜のほうが丸いという話は本当でした。

調べるに、昨年2005の十六夜は糸瓜忌である9/19でした。
旧暦は一年354日、普通ならば前年よりも早まるというのに。
こりゃ、約3年に一度の閏月がありましたか?
そうなんです、7月が閏で、その分ずれ込んだわけです。

というわけで、CGのとおり萩の月が2度もあったんですよ。
閏7月、約3年に一度といいましたが、正確には19年に7回の閏月ですか。
ですから、閏7月があるのは、7/19割る12の逆数、32年ないしは33年に一度ということになります。

いやいや、いうまでもなく「今年は、花札に7月だけ二組8枚入れて遊ぶべし」、なんてとほうもないことを書く積もりはありませんぞ。
ただ、実際の秋の野山では、萩がいつもの倍も主役を務めて、さぞやくたびれてしまったことでしょう。 
そんな32年乃至は33年に一度の月に詠まれたものかどうかは定かではないですが、万葉集は巻8、沙弥尼(さみに)等の歌です。

   秋萩は 盛り過ぐるを いたづらに 挿頭に挿さず 帰りなむとや

挿頭=かざし ですよねえ。前に話した記憶があります。

 秋萩は 見る人もなく むなしく盛りを過ぎていますよ~
 髪飾りに挿して 遊びもしないで
 皆様は むなしくお帰りになるというのですか~

表向きの意味とは別に、こうー、なんか、感じてくるでしょう。ほら、女性から男性を誘っているという感じが。
ふふん、確かに一度話しました。かんざしは女性のセックスアピールだと。
黒門町の伝七親分の子分に、かんざしの文治 という人がいましたが、それはさておき。

髪フェチを語るなら、髪飾りを狂崇するフェチシズムにも触れなければなりませんか。
ことに、髪きり、というのは、髪の毛だけでなく頭装品を収集している例が多い…
今日は入り口にとどめますが、頭装品には女性の貞操を象徴する意味が含まれているようです。

と、この言い回し、



こう結びつくんですよ

を丸写ししました。

歳時記にあり、然るにネット検索にかからず 十六夜加筆

は、参照するだけにとどめたのです…が…

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!