マゾヒズムに花札を!

Female Domination & BDSM …とは殆ど関係ない花札に関する四方山話です。

梅酸

2006年02月18日 20時53分37秒 | 梅 - 2月
大連梅花札2月のテーマ植物である梅は、再三にわたり述べてきたように美しく芳しい花です。
それだれではありませんよ。つーことで、今日は梅のもうひとつの側面で話を進めましょう。

なんて、もったいぶりましたけど、大して難しいことではないんですよ。
梅は(花だけでなく)実も有用である、ってことなんです。
でも言われてみれば、コロンブスの卵のクチじゃないんですか?
他月テーマのうち、花を愛でた後に実まで食用にできる、というのが他にありましょうか?
ここらにも、また、日本における梅人気の秘密を見たような気がします。

勿論日本だけではありません。
そうでしたよねえ。梅は中国からの輸入品です。
文化と食の二毛作は、あの三国志あたりにも見ることができます。

梅酸も酸味   敗戦も亦酸   不同と雖も似たり  心舌を超えて甘し

曹操の詩ですね。
大敗を喫した戦の折、馬上の操は、この詩を吟じていました。
曹操の戦は、要するに、曹操の詩であった…
吉川三国志を読んだ人は、思い出したと思います。

おっと。いささかはしょり気味でしたか。三国志って何だ?って人もいますよね。
今、一般的に言われている三国志というのは、中国三国時代の歴史記録である『正史』ではなく、三国志演義、つまりは物語です。
日本における読み物として一番普及しているのは、吉川英治が戦争中に某日刊新聞に連載したアレ通称『吉川三国志』ではないでしょうか?
文庫本8冊に収まるサイズで長さ的にも読み易いですよね。

陳舜臣さんの秘本三国志はちょっと毛色が変わってます。
演義の基本構造「劉備=善玉、曹操=悪玉、孫権=どっちつかずの半端なヤツ」を覆し、曹操の側から三国志を描いてます。

あとは、柴錬三国志。
「曹操、諸葛孔明の二大詩人を描いた物語だから孔明の死と同時に終劇」、の吉川三国志とは対照的にかなりあとの時代まで書かれているのが特徴です。

と、この言い回し、



三国志・水滸伝・西遊記・金瓶梅 …入りきれなかったか、、、

を丸写ししました。

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!