マゾヒズムに花札を!

Female Domination & BDSM …とは殆ど関係ない花札に関する四方山話です。

ピンはね

2007年06月14日 22時34分42秒 | 雑の話題
胴前今日はまた、カブの話をしましょう。
カブでは独特の数の数え方をする、何度か話題にしてますよねえ。
では、一番初めの1はなんと言うのでしょう?
ご存知の人も多いでしょう。ピンです。

これ語源を見てみると意外や意外、外来語なんですよ。
ポルトガル語のpinta(点の意)から着てるらしいです。
ピンからキリまで、って普通の言葉でも使いますよねえ。
そして、あんまりいい意味でない『ピンはね』なんて。元々は一割を掠め取るという意味なんでしょう。

まあ、派手にピンはねされるようだったら問題でしょうけど、元々の語源である一割ぐらいだったらしいいでしょうよ。
僕は皮肉でなく、そう思います。
ここでまた日本の風土です。
農耕民族、集団で生産を行っている土地柄を持ち出しますよ。一人では生産など出来ない国なんです。
皆が皆で助け合う国土、儲けがあったら黙って一割くらい掠め取られるくらいの気がなけりゃねえ。
金は天下の回り物、そうやって人様に回してやらなければ自分の方にも回ってきません。

ときに皆さんは『供養』とか『回向』とかをどのような意味にお考えですか?
ある僧の説明を聞いたことがあります。

 供養 - 供に養うこと  回向 - 向こうに回すこと

いいですねえ、これ!
これが日本流の奥ゆかしさであり、日本人のやさしさでもあると思います。

それに引き換え…
増えてますよねえ。同人販売とか言う利益独り占め形態!
そして、今年も彼らの一大商機が近づきました。
ここまで書いたのでから、行きがけの駄賃です。風雅とは正反対のことを続けるとしましょう。

ずばり、僕は同人は嫌いです。
某所でも、「利潤を追求しない企業体など罪悪以外の何物でもない」と正論を書きました。
金を取る以上は、より魅力的商品をつくり利益をあげ、税金を払うことで社会に貢献するのが筋でしょうが。

世の中には非営利企業もある、それは知っています。
だとしても同じでしょうが。
より多くの「同人」を集めることにより1個宛単価を下げ、「同志」に利益還元をしなければ嘘です。

特に紙メディアの場合。
印刷物の製造原価は版組コストが大部分を占めますからねえ。
広告パンフと間違えるくらい薄っぺらな同人誌が、1000円も1500円もするようでは尋常ではありませんよ。

ここに、アマチュアスポーツ審判員の方の逸話があります。
支給される交通費実費&弁当代を貰うかどうかで大議論をやったとか。
「わずかな額なんだから、堅く考えず貰ってもいいじゃないか」
という一方の方に、もう一方の方は頑なに反論したそうです。

「わずかな額だからこそ貰いたくないんだ。おれはこの競技がすき。だから審判員をかって出てる。好きなものは金に替えたくない、世の中にはただ働きする喜びもあるのだ」

と。

「別に金が欲しくて同人をやってるのではない。自分の作品に人が金を出してくれるのがうれしいんだ」
などとマズい言い訳をして、「わずかな金」を懐に収めている同人作家諸兄諸姉と、この頑固審判員の方と、どちらがかっこいいか。


   おほけなく ネットの民に おほふかな 彼が描くそばに みえみえの世辞


同志を集うことを命題とするのなら、ちやほやされるのが嬉しいのなら、その喜び、そちらが「金を出して買って」くださいな。

と、この言い回し、



ミ ユ の 掲 示 板 5月18日(水)21時30分
「火中の栗を拾う」 具体的には他者発言を私が言ったと言われかねないような言動をとること

を丸写ししました。
でもよ。これならば彼女の主張を僕が代弁…してる…

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!