見知らぬ番号から携帯に着信が有った。
「私さんでいらっしゃいますか？私〇猫山との○○と申します、
実はですねお客様からお預かりいたしました高知行のお荷物に
申し訳ございません、液体洗剤をかけてしまいました。
中身には異常ございませんが代りの品物と
交換させていただきたいのですが。。」
〇〇猫山とで送った桃
「あのさ、あんた事務員さん。簡単に交換ていうけど
その品物どうやって交換すんの？」
「ハイお値段をお聞きいたしまして同じくらいの桃を私ども知り合いの
農園から送らさせていただきます
品物の写真も一応撮らさせていただいております。」
自信たっぷりな返答で事務員さん。
「いやさだったらさ取り敢えず其の桃そのまま先方に届けてよ
その桃の代替え品おたくの知り合いの農園に有るわけないんだから。」
いえ、ですから交換という事で。。。
もう事務員さんでは埒が明かないマニュアル一辺倒な受け答え。
どうしても先方に2箱は渡したくない様子。
私が送った桃がどんなものか理解できていない。
そこで
「でもね先方は大切なお得意様で私が送った桃を味わっていただきたいし
鮮度も直ぐに落ちちゃう。その油まみれの箱でも取り敢えず我慢するから直ぐに配達してね。」
で私は携帯を切ってしまった。
どうするんだろうね。
この桃は川中島白桃。日本の桃の品種の中では一番旨いとされている。
全国で栽培されているが
JAグリーン長野の川中島選果所のセンサー選果の白桃はめったに手に入らない
各玉。百ケース単位ぐらいしか生産されない糖度保障の一流ブランド。
その中でも13玉の生産数はかなり少ないはずだ。
きらきらと呼ばれている。光センサー選別で糖度13.5度以上
桃の等級の中で、1番の糖度品質を与えられた桃だけに付けられる等級。
今年は長雨で出来が悪いから殊に貴重。
それに個人農園が糖度センサーを導入しているわけがない。
（私の会社では香港へ桃を輸出していた。
香港と大陸の女性には日本の桃は圧倒的に支持されていて、いいものでは
白桃一個小売り1000円以上している。）
写真は15玉だが送ったものは13玉
そんな桃をこちらは苦労して市場の仲買人さんに
1週間かけて集めてもらい買った物。
それを大切な得意先や知人にやっと合計10箱送ることが出来た。。。
箱が油まみれではこちらも気は引ける
かといって代わりの品が糖度保障がない農園の桃では私は納得できない。
見た目に異常がなくても、匂いがどうかは写真ではわからない。
なにも理解していないマニュアルな対応にも腹が立つ。
翌日また件の事務員さんから電話があり、「先方には取り敢えず
私さんの希望通りに桃をお届けさせていただきました。
改めて代替え品送らさせていただきます。交換宜しくお願いだって」
もういい加減にして
じゃあ交換するから全く同じものを用意してねと言って
電話を切った。 対処できるのかい。
その後、失礼いたしました写真を見てJAグリーンで
手配いたしましただって。
よく手配で来たわ。最初からその対応すればよかったものを。
そしたらどういう意味か一箱7000円で手に入りましただって。
JA価格で7000円の意味わかるんかいな小売り価格なら一万円にもなる。
だいたい農園から普通に白桃買うなら卸価格で一箱5000円てとこだわ。
事務員さん流石にこの桃は簡単に手に入らないことが分かったんだろうね
此方にもドタバタさせたし送ったものと併せて2箱交換なしで届けると言って来た。
私が妥協しなかったものだから本気になって調べたんだろう。
最初から代替え送ればいいんだろう的対応するからこじれる。
送り先の方には私から事情を話して油の箱をお詫びしておいた。
後から全く同じ桃届いて喜んでいただいたみたい。
それが望みではなかったが油の箱のお詫びにはなったみたいでよかった。
これだけ気をもんだし色々聞いたりして手間がかかったが、送った甲斐は有った。
呆れたので私は支店に出向いて丁寧に紳士的にお話をしてきましたよ。ｗ
ご近所さんの黒猫さん。こちらはスンゴク カワユイ！！ ｗ
応対の悪さを指摘してきた。
電話いただいた事務員さんの事は会社へ褒めちぎっておきました。ｗ
個人を非難してはかわいそうだし会社に忠実なマニュアル行動だったんだから立派。
しかし社員になんでもマニュアル通りに対応させりゃあいいってもんでもないだろう。
あの対応は明らかに私がクレームで2箱欲しがっているという前提の対応であった。
あんた会社が悪いよホントに。
同じニャンでもこっちらの親子さんと来た日にゃ。。。
皆さん送った果物に何かありましたらこの親子はマニュアル対応できますから
「自分の思ってる事が正しいなら」妥協することはないですよ。
但し穏やかに冷静に紳士的にですね。ｗ
此方は正しわけですから。 はい。
送った桃どうするん？は何とか平穏に解決いたしました。
どんな人間にもどうしようもない誤りというものはあるものですが、そもそもなにゆえ、どうすれば送るべき荷物に洗剤がかかるのかがわかりませんけれど、まあそういう事態になっちゃったのでありませう(*￣-￣)ふ～ん…
なんだか世の中言葉にまでマニュアルというものが横行していて、それは便利なものかもしれませんが、ワタクシは好きくありません。それでも口の利き方をまだ知らない若者のためにマクドナルドなんぞが作った妙な言葉は仕方ないとしても、大切な思いのこもった贈り物を傷つけた折の謝罪としては…ちょっとね～、なっとらんですわな～、そも、謝罪感が全く感じられません。信天翁さんのお怒りごもっともです。イライラお疲れのお癒しにあまり神の河を過ごされませんよう。
神の河飲み過ぎて三途の川じゃ洒落になりません。せめてその前に一度はKOOLオヤビン、海辺の姐さんと蒲柳の質、いや柳腰の姐さんと一杯飲みたいですわ。ｗ
🍺(´д｀ﾒ)おつかっす
ランボー 怒りのマニュアル(笑)
ワタスもＳ急便と 若干モメタ事があります
(笑) 信天翁親分の 落とし処 が早めに
出来上がり ナニヨリですm(_ _)mジェントルマン(笑)🍺(´д｀ﾒ)❗️
皆さんのブログコメントにほくそ笑んでおります。
私も桃の中では川中島が一番美味しいと思います。
お中元に利用したのは因みに長野では無く
和歌山県紀ノ川の13個ものでした。長野のものが・・
そうでしたか。ひとつ勉強になりました。
そうでしたか和歌山産も長野と同等でしょう。私は地元なのでブログ上の表現になりました。産地それぞれ自信もって栽培されていますからね。農園直販も美味しいのです。ただブランド物は一番果で木のテッペンに生っていますから糖度が高いんですよね。それだけなんです。紀ノ川も全国の農家さんも立派な桃さんと思います。誤解させるような記事になってしまいました。スミマセン。
これからも宜しくお願いいたします。