初参加の「題詠blog2008」が終わり、祭りの後の淋しさに浸っております。
そんな余韻が残る中、思い切って中村成志さん主催の「五首選会」に参加してみたいと思います。
何が何だかわからないうちに100首詠んでしまい、自分の中のテーマもなく、だらだらと流してしまったようだと反省しております。
題詠というものも初めてで、いろんな方に交って走るのもとても刺激になりました。
恥ずかしながらですが、みなさまどうぞよろしくお願いします。
自選五首 「ひとりあそび」
007:壁
ぺたぺたと冷たい壁に押し当てるペデュキア剥げた生温い足
033:すいか
てんてんてんとうむしみたいなかなちしたすいかのたねをならべたまなつ
065:眩
甘やかな眩暈に逆撫でされながらみづの記憶を辿る指先
081:嵐
遊びつかれた夜にはテレビの垂れ流す砂の嵐に抱かれて眠る
087:天使
街角で容易い愛をばら撒いた「天使ごっこ」はもうやめにする
自選するのもとても困難なほどでした。
自分の中で「じぶんひとりのじかん」という感じの歌を選びました。
まとまりのない100首でしたので、本当に気が引けますが・・・。
私の100首はこちらです。