理事長日記2008 「挑む」

 
第49代理事長 中村大二郎

バイコロジー運動をすすめる会

2008-06-14 11:04:13 | Weblog
「山口防府バイコロジー運動をすすめる会」
防府の自転車普及推進の会です。

㈶日本自転車普及協会と繰越金あわせて予算100万円ぐらいの会なのですが、
防府市補助金が半額近く出ていることから結構な位置づけに感じます。
現在防府の環境を考えると「自転車」は可能性のあるキーワードになると思います。

県内唯一の「防府けいりん」
佐波川沿いの「サイクリングロード」
自転車全国大会出場の「大道小学校チーム」
地球温暖化対策としての二酸化炭素排出の削減
メタボリック対策の健康促進などが考えられます。

観光地においても適度な距離に位置しており、
自転車であれば

重源の郷→サイクリングロード→サイクリングターミナル
の「エコロジーコース」
月の桂の庭→山頭火の小道→防府天満宮→周防国分寺→毛利氏庭園→阿弥陀寺
の「歴史コース」
マツダ→ブリヂストン→塩田公園→中ノ関港→三田尻港→潮彩市場
の「湾岸工業コース」

などの「知っちょる防府 企画」も実現可能です。
あとはそれぞれの充実が要りますけど。

現在はレンタルサイクルは、
駅構内に若干台数
サイクリングターミナルに数十台だそうです。

行政とのやり取りでは、
理:「まちの駅」ができるのが決まりましたが、
  そこにレンタルサイクルは可能ですか?
  その時の為に予算をプールできませんか?」
行:「補助金を受ける団体がその年に使わないのに補助することは出来ない。」
理:「設備を整えるのに計画的にお金を積み立てられないのですかね~」
行:「自転車がいるのならその年に申請すれば良い」
理:「その時にそのような理解と財源があればいいのですけど・・」
行:「別の形で考えてみましょうか」

観光協会、県道、交通法規などの連携と調整に難があり
「自転車都市」を掲げながらも実情は消化型の企画に終始しているようです。


地方分権の時代と言いながらも責任と権限の移譲のなされていない現状を垣間見、
地域団体の横の連携の取れていない現状も感じます。

県内で唯一防府にしかない「バイコロジー」をすすめる会、
もっと有効に生かすことが有意義な税金の使い方に繋がると思います。