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HBD in Liaodong Peninsula

中国と日本のぶらぶら街歩き日記です。2024年5月からは東京から発信しています

ステイホームウィーク

2020-05-06 | 暮らす
今年のGWが終わりました。

今年は国を挙げてのステイホームウィークでした。
いやはや、こんなことが起きるのですね。
僕もご多分に漏れず、コロナ禍で仕事も暮らしも大きく変わりました。
仕事は4月頭からテレワークを続けています。GWは自宅で過ごしました。

昼間は荒川の土手でマスクを着用してジョギングをしました。できることは、せいぜい走ることぐらいです。
5連休で計130km前後走りました。こんなに走り込んだのは人生で初めてです。
近くに広い土手があって本当によかったと思います。

今年は恒例の大連国際マラソンも開催されません。
来年に向けてのよい練習になったと思うことにします。

今日ジョギングで通りかかった葛西臨海公園では、東京オリンピック用に建設されたカヌー/スラローム会場の仮設スタンドが出来上がっているのが見えました。







オリンピックは1年延期になりましたが、来年の夏、ここで白熱した戦いが繰り広げられることを期待したいと思います。

(5月10日追記)
オリンピックスタジアム付近を通り掛かりました。
こちらも完成していました。



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第90回都市対抗野球 ― 初出場の故郷チームの応援

2019-07-15 | 暮らす
東京ドームで開催中の第90回都市対抗野球を見にいきました。



実業団日本一を争う歴史ある大会です。

大連市も租借時代に出場歴があり、第1回大会から3連覇を果たしています。

この日記でもご紹介したことがある満鉄倶楽部(2014年1月17日の日記)と大連実業(2014年2月24日の日記)です。

今年は僕の故郷である宮崎県勢が初出場を果たしました。
自動車学校の宮崎梅田学園です。



よくぞ地区予選を勝ち上がってきてくれたものです。



そぼ降る小雨の中、1塁側スタンドには宮崎関係者と思しき観客が集まり、一緒になってナインに熱い声援を送りました。

3ヶ月前、イチローが引退試合を行ったグラウンドです。



試合は1点差で惜敗しましたが、引き締まった好ゲームでした。

地元チームの晴れ舞台での懸命なプレーに胸が熱くなりました。





チームには、また来年もこの場所に戻ってきてほしいと思います。

ところで、応援しながら、ふと思いました。

90年前、満鉄倶楽部や大連実業が出場したときは、どんな人達が自軍のスタンドで応援したのでしょうか。

出場しているチームが日本国内であれば今の僕のような在京故郷人が駆けつけたと思いますが、大連は租借地です。

大連に愛着を持っていた人はいたと思いますが、故郷ではありません。

そんな90年前に思いを馳せながら、伝統の大会を観戦しました。
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友人C嬢の門出を祝う

2019-06-25 | 暮らす
先週、友人のC嬢が結婚披露パーティーに呼んでくれました。



C嬢らしい気配りや演出にあふれた、とても華やかで楽しいパーティーでした。







この僕ごときに、乾杯のあいさつという光栄な役目も割り振ってくれました。

ありがたいことです。

C嬢との出会いは、2005年に遡ります。
上海で働いていたときでした。

同僚だったC嬢は、快活で行儀がよく、明るく、気配りの行き届いた子でした。
その振る舞いから、立派なご両親に育ててもらったのだろうな、と思うことがよくありました。

お互い上海での任務を終えて帰国した後は、別々の職場で働くことになるわけですが、その後も当時の仲間たちと時間を見つけては遊んできました。
今や、かけがえのない仲間です。

そのグループが、このブログのタイトルにもなっている「HBD」です。

「HBD in Liaodong Peninsula」というタイトルは、遼東半島(大連)に行ってもHBDのような素敵な仲間に恵まれますように、という思いを込めて名付けたものです。

こんなに長い時間にわたってHBDが続いているのは、C嬢のおかげです。

C嬢は、僕が大連に駐在している間も幹事役として活動を続けてきてくれました。

一時帰国した時には、メンバーを集めて宴会を開いてくれました。

ただ、C嬢はなかなか良縁がありませんでした。

実際、過去にはC嬢とのロマンスを目指した男がいましたし、なにしろ美人ですから男が放っておくわけがありません。縁がなかったのだと思います。

不思議でなりませんでした。

僕は一時期、職場の同僚でも紹介しようかと考えたことがありましたが、いかんせんC嬢は親友です。ヘタな男は紹介できません。

僕の周りには、自信と責任を持って紹介できるような同僚はいませんでした。

正直なところ、もう無理か、と思ったこともありました。

ところが、C嬢には満を持したかのような良縁が待っていました。
こうして素晴らしい伴侶を得ました。





旅をテーマにした楽しいパーティーを通じて、2人の絆の強さ、仲の良さが伝わってきました。

神様はちゃんとC嬢を見守っていたのだと思います。

あらためて、C嬢に祝福を送ります。
忘れられない1日になりました。

末永く、お幸せに。
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空の上のご褒美 - ベストヒットUSAタイムマシンスペシャル

2018-12-25 | 暮らす
今年は忙しい年でした。

人生で最も働いた年になりました。

朝から深夜まで職場に籠もり、食事時間の確保にも苦労するほどでした。

いつのまにか夏が終わり、秋も過ぎ、気がついたら年末になっていました。

海外出張が8回ありましたが、このうち6回が中国、1回が香港でした。
出張での役割は、たいてい気を使うお偉方のサポートです。
毎回重い荷物も運ぶので、心身ともに困憊します。

大連でゆったりと暮らしていた頃が夢のようです。

いいことばかりではありませんね。
そういう年もあるでしょう。

そんな出張での密かな楽しみといえば、用務が終わった後、復路の機内で楽しむエンタテインメントと食事です。
ここばかりはネクタイを外し、リラックスします。
僕だけではないと思います。

ANA国際線には、ANAプレゼンツ・ベストヒットUSAタイムマシン・スペシャルというプログラムがあります。とても気に入っています。



80年代の懐かしい洋楽ヒットのPVを小林克也のナビゲートで振り返ります。

ベストヒットUSAは洋楽に目覚めた中学高校の頃の僕にはバイブルのような番組でした。

当時は音楽に触れることができる手段が限られていましたし、レコードを買う小遣いもありません。ひたすらラジオでエアチェックして繰り返し聞きました。
そんな中、アーティストの映像を見ることができるのはこの番組だけでした。

小林克也は、ずっと洋楽を教えてくれる先生であり、憧れの存在でした。

小林克也のテンポのよい軽快な語り口は、77歳となる今でも健在で、ヒット曲の誕生秘話を丁寧に紐解いていきます。

長年親しんできたあの曲にはこんなストーリーがあったのか、ということを知り、曲に新たな命が吹き込まれたように違う魅力を放ちます。

ナビゲーターが小林克也でなかったら、こういう受け止め方にならないと思います。

番組は60分ぐらいなので、たいてい飲みながら2回は観ます。



大音量で聴きたいので、イヤホンは自前のカナル型を使います。

ずっと続けてほしいプログラムです。
ANAはこのプログラムの総集編にしてDVDにしてくれないものでしょうか。
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LCC搭乗記 − 徹底したコストカットを実感

2018-09-15 | 暮らす
遅い夏休みで故郷の宮崎に帰省することになったので、最近就航した成田−宮崎のジェットスター航空を利用してみました。



始めて訪問した成田空港第3ターミナルは、LCC専用ということもあってか、とても簡素な作りでした。





となりの第2ターミナルの華美な雰囲気と比べると、その差が際立ちます。



搭乗手続きも簡素です。
チェックインは機械で自ら、預け荷物のタグも搭乗者が自ら取り付けます。

機内は一見普通ですが、座席はやや狭く、背もたれの角度も直角に近い感覚を受けました。





機内サービスらしきものはありません。

搭乗しているCAは2人だけでしょうか。
この2人だけで乗客の誘導や避難時の説明、操縦室との連絡、機内販売などすべてのオペレーションを行います。

随所に合理化とコストカットをしていることを感じさせます。

それでも宮崎まではわずか2時間弱です。

ストレスを感じる間もなく、ウトウトしている間に到着しました。

ジェットスター、なかなかいいですね。
今後も積極的に利用しようと思います。
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地理自慢の自分が迷子に? - 昼と夜とで店名の変わる店

2018-04-15 | 暮らす
先日、知人からインド料理店での飲み会の誘いがありました。

幹事によると、種類豊富なインドカレーと窯焼きチーズナンが絶品のおススメ店だそうです。食べ放題を予約したので空腹で来場するよう案内を受けました。
これは楽しみです。

夕方、早めに仕事を片付けて指定された店に向かいました。
虎ノ門のサラリーマン向けの飲食店がひしめく一角です。
店の場所は「食べログ」に掲載されていた地図をチェックしていたので、頭に入っています。

ところが、です。
集合時間の15分ほど前に店の場所と思しき小道に入ったものの、店の看板が見当たりません。どうやら通り過ぎたようです。
踵を返し、注意深く探しながらゆっくり歩きます。
しかし、やはり見当たりません。

地図を見間違えたのでしょうか?

いや、そんなはずはありません。
僕は外国でさえ苦もなく街歩きができるぐらい地図を読むのが得意で、虎ノ門の地理にも自信があります。

ひょっとしたら入口が反対側の道にあるのかもしれないと思い、回り込んでみました。
しかし、やはり見当たりません。

なぜでしょうか。
加齢に伴って地理感覚を失い、ポンコツになってしまったのでしょうか。

集合時間が迫ってきます。

スマホを取り出し、店名から住所を検索し、確認してみます。
すると、当初見当を付けていた場所で間違いありません。Aビルの2階です。

しかし、看板には、案内を受けた「インドカレー ××」ではなく、「個室居酒屋 肉バル △△」と表記されています。カレーっぽい雰囲気は一切出ていません。

これはいったい、どういうことでしょうか?

インド料理店が閉店したのなら、食べログにはそのように書かれてあるはずですし、そもそも予約を受けてくれないはずです。

恐る恐る、扉を開けて店内をのぞいてみます。
店内からはスパイシーなカレーの香りが漂ってきます。
店員は、全員インド人と思しき顔つきです。

「すいません。××という店を探しているんですが....」

「アア、ハイ、ココデス。ご予約のお客サンデスカ?」

「は.....ここ? 看板には△△って書いてあるけど?」

「昼は××、夜は△△デス。ご予約デスカ?」

「どういうこと? ××の看板がないけど?」

「昼は看板アリマス。夜アリマセン。ご予約デスカ?」

「ななななななんで? なんで昼夜で名前を変えるの?」

「夜もカレー、アリマスヨ! 美味しいネ!」

意味不明です。混乱します。

ひとしきり噛み合わない会話をした後、店内に通されました。

参加者のうち、僕が最初の到着のようです。
着席するとすぐにスマホを取り出し、他の参加者に連絡します。

「あのね。店名は××ではなく△△だからね。場所は同じだけど。間違えないでね」

「え? どういうこと?」

「場所は食べログの情報どおり。でも、××の看板はないの。△△だから」

「ええ? 店が変わったってこと? カレーじゃないの?」

「いや、変わってない。カレーはある」

「じゃあ、どういうこと?」

......やはり噛み合いません。無理もありません。


その後、全員集合後、最初から最後まで王道のインド料理を堪能しました。

幹事が推薦する本場のカレーもチーズナンも期待どおりの美味でした。

しかし、「個室居酒屋 肉バル △△」と謳っておきながら、料理は完全なインド料理、個室らしき部屋も見当たりませんでした。

料理は満喫したので何の不満もないのですが、店員さんからは昼夜の店名が違う理由は聞けませんでした。

これだけ美味しいインド料理が出せるのなら、堂々とインド料理の看板で推せばいいと思うのですが。

これは一体何だったのか、狐につままれたような気分です。

いずれにしても、自分のポンコツ化が加速していないことが確認できたことだけは、安心しました。
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帰国します - ご愛読御礼

2016-11-20 | 暮らす
今日が大連生活の最終日になりました。

これまで3年8か月、この日記をご愛読いただき、本当にありがとうございました。

大連で暮らした時間は、僕にとって特別な時間でした。

仕事も街歩きも飲み道楽も、素晴らしい仲間や友人たちに支えられて、楽しく過ごすことができました。




酒も毎日痛飲を続けましたが、身体はいたって健康です。


名物の餃子もたくさん食べました。

仲間や友人たちとのご縁は、僕にとってかけがえのない財産です。

このブログは、自分が大連で過ごした記録でありつつも、いろんな人に大連の良さを知ってほしいと思って始めた日記でした。
おかげさまで、今日までに約8万人の方にご訪問いただき、累計22万ページを読んでいただきました。

開設当初は1日せいぜい10人から20人の訪問者だったのが、今や3桁にまでなりました。本当にありがたいことです。

ここに書き記したものは、僕にとってどれもが素晴らしい思い出です。

読者の皆さまに大連と旅順に興味を持っていただくきっかけになることを祈っています。
ご愛読いただき、本当にありがとうございました。


東港です。ジョギングでよく走りました。


棒錘島界隈はトレッキングでよく出掛けました。風光明媚です。




旅順の太陽溝はノスタルジーあふれるスポットでした。バスで何度も通いました。

僕は明日から、再び東京での生活に戻ります。

この日記はいったん本日で一区切りとしますが、もう少し書き溜めた街歩きの記録がありますので、今後も東京から少しずつご紹介していこうと思います。

これまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
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送別会 - 宴会とは・・・

2016-11-18 | 暮らす
連日、いろんな方に送別の宴をいただいています。

昼も夜も、本当に申し訳なく、恐縮しています。

この大連で過ごした期間、本当にいい同僚やいい友人、いい仕事相手に恵まれました。幸運でした。

別れの白酒を痛飲していると、涙がこぼれることもあります。

大連で過ごした3年8ヶ月で、何トンの酒を飲んだかわかりません。
どれもが楽しく、いい思い出です。

今週、水産関係企業の日本人総経理が送別会を開いてくれたのですが、総経理はこんな話を紹介してくれました。

「我々にとって宴会とは、与信を得るための面接である」

・・・これは格言です。

たしかに、そのとおりです。

これが中国東北地方の文化です。特に水産業界は信頼関係で成り立つ部分が少なくありませんので、その傾向は顕著なのでしょう。

先方は相手の酒の飲み方を見て人柄を推し量り、信用度を測っていきます。
飲む量をごまかしたり、こそこそ逃げたりするような人は与信を得られません。

僕がたくさんの友人に恵まれ、不自由なく快適に仕事をすることができたのは、酒が飲めたからというのも大きな要因です。
相手に正面から向き合い、泥酔覚悟でガブ飲みを続けてきたから、いい相手に恵まれたのだと思います。

幸いなことに、別れを間近にした今も体は健康そのものです。
こんな丈夫な体に生んでくれた母に感謝しなければなりません。



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大連に「くまモン」現る - あしながタイプのご友人

2016-08-21 | 暮らす
この2週間ほど、同僚や知人から、大連市内で「くまモン」を見かけたという情報を何度か耳にしました。
場所は、空港だったりショッピングモールだったりと、人が集まる各所に集中しているようです。

あの人気者のくまモンが、わざわざ大連まで頻繁に出張してくるとは・・・?

これは何かあるに違いありません。

目撃したという同僚や知人に大連くまモンの特徴を聞いてみました。

「うーん、なんか妙に足が長かったような気がする」

「くまモンは1人ぼっちだったよ。いつも隣にいる通訳係のお姉さんはいなかった」

・・・なるほど。
これは有力な情報です。

目撃情報のある大連くまモンは、本家くまモンの「ご友人」である可能性が大です。

ともあれ、あしながのくまモン、とても気になる存在です。
僕にも遭遇するチャンスが回ってくるでしょうか?

ラッキーというべきか、週末にさっそく出会うことができました。

昨日の昼頃、南山路近くに買い物に出かけたところ、道の向こうにくまモンと思しき黒い着ぐるみが目に入ってきました。

「おおっ、これかも・・・」

道を渡って近づいてみました。
どうやら、通りに面した輸入食品専門スーパーの開店1周年セールの応援をしているようです。


いかがでしょう? 目撃情報どおり、あしながです。噂のくまモンは彼に違いありません。

大連くまモンは、手を振って歓迎してくれました。

ここはさっそくインタビューです。

「かわいいね。きみ、名前なんていうの?」

「・・・・」

「え? 聞こえないよ。名前は?」

「・・・・」

無言です。あしながくまモンは、コミカルな動きで反応するのみです。

僕の声が聞こえていないのか、回答しているけれど僕が聞こえないのか、本家くまモン同様に言葉が話せないのか、わかりません。

一方、となりには、リラックマの「ご友人」と思しき姿もありました。


いかがでしょう? 地元の子どもとじゃれ合っていました。

大連リラックマは、おしゃれな帽子をかぶっています。本家との差別化でしょうか。



この2人、両方ともクマ、両方とも日本出身のキャラクターです。夢の豪華共演と言えるでしょう。

くまモンとリラックマの関係者には不謹慎からもしれませんが、こうして模倣されて「ご友人」が現れるということは、それだけその地の人たちに認知され、歓迎されているという証拠でもあります。

実際、この2人は通行客の目を引き、客寄せ効果をいかんなく発揮していました。

ところで、こんなに簡単に噂のくまモンに遭遇できるとは、やっぱり大連は狭いと思います。

・・・いや、よく考えてみると、ひょっとしたら、あしながの大連くまモンは量産化されている可能性はないでしょうか?

1人ではなく、同時多発的に各所に出現しているかもしれません。

大連くまモンと大連リラックマ、この後大連でどんな活躍を見せるのでしょうか。

目が離せません。
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大連の「安心できない十大食品」とは

2016-07-08 | 暮らす
今週の地元紙に、「安心できない十大食品」を紹介する記事がありました。



これらの食品は行政が実施した市民アンケートから選ばれたものだそうです。
市民からの情報を受け、大連市の行政は食品安全の監視を強化しているのだそうです。

これは興味深いですね。
どんな食品がリストアップされているのでしょうか?

記事を読んでみましょう。

●肉団子・串に刺した肉

どんな材料が入っているのか不明で、調味料で風味をごまかしているケースがあるそうです。串は野外で供されることが多いので、不衛生なものも多いそうです。
この時期、串の肉は市民から親しまれますが、心配もあるのですね。

●肉類

成長ホルモンを投与されて短期間で太らされた鳥の肉や、どんなエサを与えられたのか不明な肉があるそうです。
たしかに、安全性を理由に国産の肉類を敬遠する人がいるように思います。

●ソーセージ

原料である肉そのそもがリストアップされているぐらいですので、さもありなんです。
肉団子同様で、調味料や着色料、香料などの添加物に疑いがあるそうです。
うーん、たしかに、ソーセージは不自然な色だったり、独特の化学的な香りを感じるケースがありますね。
ミンチ状にすると、何でも混ぜられそうです。

●学校周辺で販売されている小吃(おやつ)

これは納得です。いわゆるジャンクフードですね。
子どもでも買えるような安い価格帯ですから、いい材料は使っていないかもしれません。子どもは毒々しい食べ物でも興味を持って手を伸ばしたりしますしね。
「学校周辺」というエリア指定付きです。

●焼カオ(炭火の焼きもの全般)

炭火焼は焦げると発がん性物質が出てくるのだそうです。少し焦げ目がある方が風味があって美味かったりましますが。
夏のこの時期は市民から支持の高い食べ物ですが、香辛料をまぶして焼いてしまえば、たいていは美味しく食べられるように思います。

●モツ(内臓肉)

十分血抜きができていなかったり、体に悪い成分が入っていたりするケースがあるそうです。
好きな人は好きですね。

●油

これは定番ですね。
廃棄後に再利用される油は「地溝油」と呼ばれ、社会問題化しています。おそらく僕も、これまで口にしているのだと思います。
毎日使う食材ですから、気を付けなければいけませんね。

●もやし

怪しい薬を使って育てられている場合があるそうです。白くて、まっすぐで、早く育つような薬を使っているのだとか・・・。
僕はもやしは好物ですが、自重したほうがいいでしょうか・・・。

●火鍋のスープ

こちらも油との関係でしょうか。火鍋のスープは色んなスパイスや調味料が入っていますし、色は最初から濁っているので、いくらでも再利用できそうです。
一方、かえって再利用した方がダシが効いていて美味しい、というケースもなくはないような気がします。
「じゃあ、おまえ食え」と言われたら嫌ですが・・・。

●トマト

生鮮野菜ですが、これもよく聞きます。
ほどよく赤く染まったり、早く成長するような農薬が投与されているケースがあるのだそうです。
たしかに、トマトを警戒する女性陣は少なからずいますね。それにしても、いったいどんな農薬なのでしょうか?

うーん、こうしてみると、怖くて何も食べられなくなりそうですね。

記事は、行政がしっかり監視しているから市民は安心しろ、というメッセージが込められています。

すべての食事が外食である僕としては、これらの食品を回避し続けるのはまず不可能です。
行政を信じてこれまでどおりの生活を続けようと思います。
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今年も開催されました - 夏まつり

2016-06-12 | 暮らす
今年も、恒例の夏祭りが開催されました。



今回は初めてとなる2日間開催です。

会場は昨日と同じ、オリンピック広場です。



夏らしい晴天に恵まれたこの2日間、日中の老若男女が縁日やステージアトラクション、踊りを楽しみました。
会場内は笑顔や歓声に包まれていました。


金魚すくいは今年も一番人気です。


輪投げにチャレンジ。


カラフルなヨーヨー釣りにも人気が集まっていました。

この夏祭りは今年で6回目を数えるそうですが、大連の初夏の風物詩として定着してきた感があります。規模も大きくなってきたように思います。

野外でこれだけ大型の日本関連のイベントが開催できるというのは、親日の街・大連ならではでしょう。

やぐらを囲んで、中国人の若者が見様見真似で盆踊りを踊っている姿をみると、目頭が熱くなってきました。

毎年続けてほしいものです。


夜まで人だかりが絶えませんでした。
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完走しました - 第29回大連国際マラソン(とりあえずの結果)

2016-05-22 | 暮らす
今日、第29回大連国際マラソンにチャレンジしてきました。

3回目の挑戦です。
これが大連でのラストランです。



今日の大連は快晴でした。
期待したとおり、昔・現在・未来と、大連の新旧見どころ凝縮の素晴らしいコースと、市民の暖かい応援を受けて、充実した満足のいく走りができました。

練習不足と26度という気温が影響したのか、終盤は大変苦しいレースになりましたが、今年も何とか走り抜くことができました。



26度は予想外でしたが、風は比較的穏やかで、決して悪いコンディションでもありません。
新緑のみずみずしい香りを楽しみながら、3年間慣れ親しんだ大連市内のランを楽しみました。

今日のレースで強く感じたのは、大会運営が格段に良くなったことです。

少なくとも昨年までは、「国際」をレース名に据えるマラソンの割には、運営の稚拙さに若干首をかしげるような場面があったのですが、今年は違いました。
ランナーの誘導、給水ポイントやサインボードの配置、コースの確保、エードステーションの新設など、ランナー目線に立った運営の改良が随所で行われていました。

こんな短期間に大きく運営が改善されたということは、運営側が相当他都市のレース運営を研究して模倣したか、マラソン大会運営の専門家の関与があったことを感じさせました。

コースの円滑な運営を担う保安官やボランティアの動きもきびきびとしています。スマホいじりもせず、レースに集中して、ランナーに対して懸命に励ましの声を掛けてきます。

これはランナーとしては安心材料です。

同僚Yのファミリー、同僚Lちゃん、某社Mさん、Fさん、行きつけの店のLさんほか、色んな方に暖かい応援をもらいました。


またひとつ、忘れられない思い出ができました。

詳細は後日ご報告します。
今夜はゆっくりビールを飲んで、余韻を楽しみます。
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アカシアの開花 - 大連のベストシーズン

2016-05-14 | 暮らす
今年もアカシアの花が咲きました。
ご存知、大連のシンボルです。


市内のいたるところで白や紫の花が咲き、甘い香りを漂わせています。


帝政ロシア時代の老房子に似合います。


アカシア並木がトンネルを模ります。

去年のこの時期、僕は、

「ああ、大連でアカシアを楽しむのはこれが最後なんだな・・・」

と名残を惜しむ想いで花を眺めていましたので、もう一度出会うことができてとても得をした気分です。

大連は今が観光のベストシーズンです。

今年もいい季節がやってきました。

ところで来週末は、いよいよ大連国際マラソンが開催されます。

街が一番美しい時期に、幹線道路のど真ん中でマラソンを楽しむことができます。本当に幸せなことです。

もう、レースに向けた練習は終わりました。
あとは疲れを抜いて、当日を迎えるのみです。

来週のレースを楽しみに待とうと思います。


近所では、アイリスの花も見かけました。

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手のひらサイズの芽台酒

2016-05-06 | 暮らす
芽台酒(マオタイ酒)といえば、中国を代表する高級白酒です。
国酒と呼ばれることもあります。

ホストが宴席でこの酒を用意したら、客に最大級の敬意を払っているサインです。

1972年、日中国交正常化交渉のため北京を訪問した田中角栄が周恩来からこの酒でもてなしを受け、痛飲したというエピソードは有名です。

ほかの白酒と違う独特の芳香があるように思います。
アルコール度数は53度です。

僕の飲める限界は、体調にもよりますが、おおよそ300ミリリットルぐらいです。
それ以上飲むと、足元が覚束なくなり、記憶がまだら模様になってきます。
ただ、この酒を飲んで2日酔いをしたことがありませんので、このあたりはさすがに高級酒です。

今週、とある宴席でこんなかわいいミニチュアサイズの芽台酒に出会いました。


軽く手のひらに収まります。初めて見ました。

容量は50ミリリットルです。
つまり、標準サイズの10分の1です。

これは便利ですね。

500ミリリットルの標準サイズを開けると、宴会の参加者は、ボトルを飲み切るためにある種の「頑張り」を求められるシーンがあります。
せっかく開栓した高級酒だから、全部飲み切らないともったいないし、途中で飲むのを止めたら友達甲斐がないと考えるからです。

しかし、このサイズならその心配がありません。
無駄がなく、いつでもやめられます。

サイズは小さくても、味や香り豊かな芽台酒のそれでした。

ちなみに、この日は3本飲みました。ミニチュアですが。

「おれ、今日芽台酒を3本も飲んできたよ」

と誰かに教えたら、どんな顔をするでしょうか?
バケモノだと思われるか、嘘つきだと思われるか、どちらかだと思います。
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労働節 - ようやく春満開

2016-05-02 | 暮らす
今日まで、労働節の3連休でした。

大連は一気に暖かくなり、色んな花が咲き始めました。





あと2週間もすれば、大連のシンボルであるアカシアの花が咲くと思います。


アカシアの木には新緑が出てきました。

この連休、大連にはたくさんの観光客が押し寄せたようで、市内のホテルや観光スポットはどこも人でごった返していました。

これから夏にかけて、観光の街・大連がその魅力を発揮する季節です。
特に今月は観光のベストシーズンです。

皆さん、どんどん大連に遊びに来てください。
喜んでご案内します。


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