HBD in Liaodong Peninsula

ぶらぶら街歩き日記です。北京編4年目です。

空の上のご褒美 - ベストヒットUSAタイムマシンスペシャル

2018-12-25 | 暮らす
今年は忙しい年でした。

人生で最も働いた年になりました。

朝から深夜まで職場に籠もり、食事時間の確保にも苦労するほどでした。

いつのまにか夏が終わり、秋も過ぎ、気がついたら年末になっていました。

海外出張が8回ありましたが、このうち6回が中国、1回が香港でした。
出張での役割は、たいてい気を使うお偉方のサポートです。
毎回重い荷物も運ぶので、心身ともに困憊します。

大連でゆったりと暮らしていた頃が夢のようです。

いいことばかりではありませんね。
そういう年もあるでしょう。

そんな出張での密かな楽しみといえば、用務が終わった後、復路の機内で楽しむエンタテインメントと食事です。
ここばかりはネクタイを外し、リラックスします。
僕だけではないと思います。

ANA国際線には、ANAプレゼンツ・ベストヒットUSAタイムマシン・スペシャルというプログラムがあります。とても気に入っています。



80年代の懐かしい洋楽ヒットのPVを小林克也のナビゲートで振り返ります。

ベストヒットUSAは洋楽に目覚めた中学高校の頃の僕にはバイブルのような番組でした。

当時は音楽に触れることができる手段が限られていましたし、レコードを買う小遣いもありません。ひたすらラジオでエアチェックして繰り返し聞きました。
そんな中、アーティストの映像を見ることができるのはこの番組だけでした。

小林克也は、ずっと洋楽を教えてくれる先生であり、憧れの存在でした。

小林克也のテンポのよい軽快な語り口は、77歳となる今でも健在で、ヒット曲の誕生秘話を丁寧に紐解いていきます。

長年親しんできたあの曲にはこんなストーリーがあったのか、ということを知り、曲に新たな命が吹き込まれたように違う魅力を放ちます。

ナビゲーターが小林克也でなかったら、こういう受け止め方にならないと思います。

番組は60分ぐらいなので、たいてい飲みながら2回は観ます。



大音量で聴きたいので、イヤホンは自前のカナル型を使います。

ずっと続けてほしいプログラムです。
ANAはこのプログラムの総集編にしてDVDにしてくれないものでしょうか。
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