高齢者のひとりごと

 日常の出来事に自分の思いをつづっていくつもり

キュウリのつる(2)

2005-06-29 15:39:52 | Weblog
 キュウリがだいぶ大きくなってみもまもなく食べられそうだ。種をまいて育てたので愛着を感じる。また、キュウリのつるがなんともかわいい。つるがまだ延びきっていないとき、支柱を探す様子が面白い。まるで手を差し伸べて、おねだりしているようだ。そこで1句.「風吹いて 支柱を招く キュウリの手」 

キュウリのつる(1)

2005-06-27 15:23:37 | Weblog
 梅雨に入ってからキュウリの伸びが大きくなった。キュウリのつるもつかまるものを探すのに大童だ。かなり細かく支柱を立てたが、なかにはつかまる物がなくてばねみたいになって・・かわいそうだな。そこで1句。 「キュウリの手 空気つかみを 竹に添え」 

梅の実が落ちていた

2005-06-25 14:09:56 | Weblog
 散歩中に梅の実数個が黄色くなって落ちていた。もったいないと思って上を見たら、梅ノ木にまだ青い梅がたくさんなっていた。通りがかりの人に聞いたら、1人暮らしの年寄りの家だとのことだった。そういえば垣根越しに見た庭は草ぼうぼうに生えていた。いつか自分も・・と思えて寒気がした。そこで1句。 「梅落ちて 独居老人の 家と知る」
 桐一葉 落ちて・・の句に似ているって、そう真似たからね 

苔(コケ)について

2005-06-23 11:18:20 | Weblog
 今日、梅雨曇りのなかを散歩した。車道と歩道の縁石の北側で土の吹き溜まりに1メートルぐらいにコケが縁石に沿って日本列島を思わせるように緑の島が飛び飛びに連なっていた。冬には茶色っぽくなって、息絶え絶えになっていたのに梅雨の今は縁石の日陰に住んでいて、こけもせず生き生きして緑の光彩を放っている。コケも苦労しているんだろうな。そこで1句。 「梅雨空に 萌える列島 道のコケ」

季節外れのサヤエンドウ

2005-06-21 13:52:25 | Weblog
 6月の初めにサヤエンドウの幹を埋めて別の種をまいたらその芽のほか、サヤエンドウの芽も出てきた。抜いてしまおうかと思ったが、もしかしたら実を付けるかもと思い、そのまま見続けることにした。落ちた種のサヤエンドウは初冬に芽を出すかと思っていたんだが。余り季節は気にしていないんだな。そこで1句。 サヤエンドウ 夏に芽を出し 気(木)にならず

ジャガイモが取れた

2005-06-19 14:11:09 | Weblog
 今年の初めにジャガイモのむいた皮を生ごみとして菜園に埋めたら春に芽が出てきたが、実などつかないと思ったがそのままにしておいたら、茎がおおきくなって枯れてきたので掘ったところ、小さいのが多かったが、子供のこぶしくらいのが数個あった。まさに驚きだ。ジャガイモが「捨てた皮だといって馬鹿にするな、なめては行かんぞ」と言っているような気がした。そこで1句。 生ごみで 育ったジャガイモ 舐めず噛み 

キュウリの背伸び

2005-06-17 18:27:19 | Weblog
 梅雨に入って1週間が経ってうっとうしい毎日だが、草の伸びが著しい。野菜もそうだが、なかでも目に付いたのがキュウリだ。キュウリは4月に種をまいて育てたから・・2~3日前はまだ幼稚園児ぐらいと思っていたのが、今は中学生くらいになったので育ての親としてはうれしい。そこで1句。 梅雨入りで キュウリの背伸びに 目を細め

栗の花

2005-06-16 10:55:42 | Weblog
 散歩で栗の木を見た。まだ花が咲いていた。花は葉の色と同じで目立たないが、申し訳ないように垂れ下がっていた。そこで1句。 栗の花 トゲある身(実)気に 頭下げ
 ところで、栗のイガはなんのためにあるのかな。外敵から守るにしても青いうちはまずいし、熟れればイガは壊れて食べられやすくなるのだから初めからイガなど付けず、その栄養を実にまわして多く実がなったほうが栗のためになると思うが・・栗の意見を聞きたいものだ。

アジサイについて

2005-06-15 16:31:39 | Weblog
 梅雨のなか、今日雨が上がったので散歩したら、きれいなアジサイに出会った。梅雨の花といえばアジサイとほぼ決まっているが、花や葉が生き生きとしていて風情があって納得できた。そのアジサイは青く澄んだ大輪の花で、花の一つひとつが渦に見えて神秘的な感じがした。そこで1句・ アジサイの ブルーの渦に 吸い込まれ
 ところで、アジサイの花は何のために咲くのだろか。実がなるわけでもないし、当然蜜もないから虫も来ない。アジサイの存在を示すためだけなのかな。不思議だね。

ビワの木

2005-06-14 17:40:20 | Weblog
 今日、散歩中にビワの木を見た。ビワには実が黄色く色ずき、ぶどうの房のようになっていた。下から見ると花がついていた部分が黒くなっていて目に見え、まるでさけの卵から稚魚が出てきそうな感じがした。そこで1句。 ビワの実に 一つ目幼虫 孕みけり