高齢者のひとりごと

 日常の出来事に自分の思いをつづっていくつもり

衣替え

2005-06-13 16:58:55 | Weblog
 今朝、散歩に出たら女子高生の制服が涼しく見えた。そういえば6月は衣替えの季節だという。官庁もクールビズ(衣替えの愛称)でネクタイなしで話題になっている。うちの庭先にあるサンショウの木も枝先の葉は、以前は柔らかくて食べられたが、今は硬く食べてもまずい。葉の色が濃くなるのは強力な紫外線から守るためだろうが、自然の力はすごいと思う。濃くなった葉は今年の春芽を出した葉だから新しい深緑だな。そこで1句。 サンショウは 新深緑に 衣替え

どくだみ草

2005-06-12 11:12:04 | Weblog
 散歩していると垣根の間からどくだみ草が集団で顔(花)を出しているのをよく見かける。日陰を好んでいるためか、ひねくれて(?)少し悪臭があるが、薬草だそうだ。うちの菜園も狭いから野菜が込み入って・・それでも育ってくれたら・・どくだみ草がうらやましいね。それにしてもことわざのとおりで、毒を持って毒を制すか。そこで1句。 どくだみは 日陰育ちで 毒に毒

ナスの花

2005-06-10 05:04:57 | Weblog
 4月にナスの種をまいて10数本芽が出たが、いまだに小さな苗のままで失敗したが、苗を買って植えたナスは花が咲き、実もついた。ナスの花は全部実がなるのだそうだ。まったくうらやましいな。私も60数年生きてきたが、会社に40年間勤めたがこれという実績もないし、ライフワークも持っていないので・・何とかしなければという気持ちはあるんだけれど・・そこで1句。 我がライフ いまだ実らず ナスの花

にんじんの花

2005-06-10 05:04:57 | Weblog
 2月ににんじんを埋めて置いたら芽が出てきて、今は人の背丈ほどに伸びて花が咲いてきた。花ははじめは下をむいていたが幹が少しずつ太くなると徐々に上を向き、地さ名白い花が数100個咲いてまっすぐ空を見上げるようになった。小さな細いにんじんからは想像できない体になていた。花達は案外空のことに興味があるんだと思うな。なぜなら半月くらい満開でいるんだから。そこで1句。 にんじんは 宇宙の話に 花が咲き

ひるがおについて

2005-06-08 16:45:03 | Weblog
 雑草であさがおに似ているのにひるがおがあるが、花はシンプルだが可憐な形でかなり目立つ。今、道端の雑草の中にたくさん見つける。本人(?)は雑草扱いされるのを不愉快に思っているだろうな。私には花の形は耳に見えるけど・・そこで1句。 ひるがおは 道端会議に 耳を立て

田植えについて

2005-06-06 14:23:12 | Weblog
 昨日、機械での田植えを見た。少し窪地でそこの田以外はすでに植えてあったので遅い田植えだ。以前(だいぶ昔)は大勢の人が植えて風情があったけど。今は大型機械の騒音と排気ガスだけで・・・。それでかな住民(?)の蛙の声がうるさいのは環境悪化を心配して。そこで1句。 田植えでの ガスに蛙は 腹を立て

麦の穂について

2005-06-05 11:54:51 | Weblog
 今日、外出でまだ刈り取られていない麦を見た。大麦と思うが穂はまっすぐに伸び、葉はまだ青い部分が多くあるので、刈り取られたら痛いと思うだろうな。稲とはだいぶちがっていると感じた。俳句に実るほど・・とあるが見方によっては年寄りを連想させる。そこで1句。 実っても 背伸ばし若さ 誇る麦
 それにしても私の子供の頃は麦は、そこらじゅうの田畑にたくさん植えてあったが、今はかなり少なくなった。やはり寂しいな。そこでさらに1句。 古き世の 栄華を麦穂 空仰ぐ

つゆ入りが近い

2005-06-03 17:05:06 | Weblog
 今日、朝6時ごろ降っていた雨がやんだので、いつものように早朝太極拳の会に行った。帰りに小学生10数人の列に会った。小学生は皆傘を手にぶら下げていた。そういえば天気予報ではつゆ入りが近いと報じていたっけ。蒸し暑いわけだ。そこで1句。 ランドセル 傘下げ列の 梅雨近し

イチゴの株分け

2005-06-02 16:13:46 | Weblog
 イチゴから芽が出てそれが自分の背丈ほど伸びて株分けした。芽の茎はまっすぐ伸び、自分と競合しないように考えているんだと、改めて感心した。今朝イチゴをみたら、分け株の芽に涙が出ていた。親のありがたさに感謝の涙かと思ってよく見たら露のしずくだった。そこで1句。 親イチゴ 愛の手伸ばす 子に涙