散歩しているとにがうりを窓のところに育てている家が多く見られる。窓越しに部屋を見ると中にはピアノだの高級家具がおいてあるところもある。にがうりはつるは細いが葉が多いから日陰を作ってくれるからだろう。おまけにつるが細い割には実は大きいから。だだ、キュウリに比べると数は少ないようだ。そこで１句。 「にがうりに 育てて見せる 豪屋（ゴーヤ）かな」
先日、栃木県の湯西川温泉に１泊旅行した。同温泉は平家の里を観光にしていて、７月末まで七夕で街の道路際に笹の竹と夕方から竹筒の中にろうそくの明かりをともして幻想的な雰囲気をかもし出していた。山の中の温泉で本当に静かなところだった。そこで１句。 「夏薄暮 辺りに火ともる 山温泉（やまゆ）街」
昨日台風が通り過ぎた。風も強く菜園の野菜や花の幹が折れたのもあった。雨もかなり降って盛り土が流れたのもあったが、全体では野菜には恵みの雨だった。今日、早朝体操でいつもの公園の広場に行ったら、広場が雨に洗われ砂が均一に撒かれたようになって、新しい広場に見えて気持ちがよく、すがすがしい気分になった。そこで１句。 「台風過 広場の砂は 整列す」
今日、早朝に散歩していたら、ばたばたと音がしたので見ると道路の端ですずめがせみを仰向けにしてつついていた。せみはまだ成虫になって間もないと見えて少し小さく見え、鳴かなかったのでメスと思えた。すずめは雑食性とは思っていなかったのでびっくりした。しばらく見ていたら、すずめはせみをくわえて飛んでいった。虫の生存競争は厳しいね。そこで１句。 「無残やな すずめが残した せみの羽」 せみは長い間土の中で過ごして、地上に出てこれからと思っていたろうに・・・安らかにお休み
今日、公園で早朝体操していたらカマキリの幼虫がズボンに留まった。よく見ると体長は４ｃｍぐらい、全身が緑一色で、羽もなかった。親はグロテスクな感じだが、幼虫はとてもかわいいかったのでしばらく一緒に体操をした。それでも降りなかったのでそっと地面に下ろしたら、草の葉と同じ色だった。いわゆる保護色で、敵に狙われないためだろうが、大人になれば他の幼虫を狙う立場になるのにと思うと複雑な気持ちがした。でも、カマキリに罪はないのだから。そこで１句。 「カマキリの みどり子抱きつき 体操す」
菜園のキュウリの成長の早さには驚かされる。数本のうちの１本が高さ１．８ｍの支柱より高くなってキュウリのつるが風に揺れ、つかまるところを探している。これ以上長い支柱はないので我慢してもらうしかない。今日はつるの先端がバネのように丸くなってきた。怒っているように思えた。そこで１句。 「キュウリの手 こぶしを作り 振りかざす」 キュウリ、ごめん
梅雨が明けても相変わらず蒸し暑い。今朝も大変蒸し暑かった。早朝の散歩も汗をかきながら歩いたが、その途中にサトイモの葉の上に親指の頭ぐらいの白玉の露が乗っていた。透明なガラス玉のようで大変きれいに見えた。そういえば子供のときサトイモの葉を切って傘代わりにしたこともあったけ。そんなことが懐かしく思い出された。１時間ぐらいしてその場を通ったら露は消えていた。蒸発してまた旅に出たんだなー。また今夜もどこかの葉に露となって泊まるのかな。そこで１句。 「サトイモの 葉に野宿する 旅の露」
トマトの生命力の強さには感心していたが、さらに驚かされた。それは自分の子孫を残すことより、自分の勢力を誇示しようとする性格が見え見えだから。トマトは脇芽を欠き忘れると、脇芽が多く出て、それがぐんぐん伸びてまさにジャングルになり、実の数が少なくなる。だからトマトは暴れん坊で、それに比べてナスはおとなしいお坊ちゃんという感じがする。そこで１句。 「脇芽伸び トマトジャングル 意地を張る」
デスクトップのパソコンのＫＡＮＡキーがロック状態になり、ローマ字入力ができなくなったのでいろいろ操作をしたら、ロック状態は解除できなかったが、ローマ時入力はできるようになったが、テンキーが使えなくなってノートパソコンノキーボードになちゃった。それでもホッとした。でも、前から比べれば不便だが。まだ梅雨が続くし少し憂鬱だなー。そこで１句。 「梅雨続く ノートに変化 鬱続く」 このまま長期戦になりそうだ。
ほんとに憂うつだなー。一昨日からパソコンのキイボードが「ＫＡＮＡキイロック状態」の表示が出てローマ字入力ができなくなった。どうしてそんなことになったのかわからない。いろんなところを操作したが、そんな状態を解除する表示が見つからないので解除できない。どうしたらいいのかなー。ひらがな入力では時間がかかって。ここ１週間ぐらい梅雨空で憂うつなのに、さらに追い討ちかけられた。そこで１句。 「梅雨空に キイロックされる キイボード」